先日のブログ「ミュージシャンと完璧主義 (一つのことをどこまで突き詰めるべきなのか)」で書いていたStan Getz演奏のWaveのコピー。まだ完コピ(=音源と一緒に弾いてミスなく弾ける)には程遠いのですが、ここ1ヶ月ほど全てトランスクライブして結構突き詰めたし、個人的には旬が過ぎたので、一旦区切りをつけるためにも、ブログにまとめとくことにしました。





トランスクライブした譜面がこちら。

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(注)9小節目、F#7拍目のCはCナチュラルでなくC#です...

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1.5コーラスのソロです。
ここから自分が学んだことなどを箇条書きにしたいと思います。


似たようなフレーズ、音使いが繰り返し出てくる
例えば、Aメロ頭のDmaj7は4回中3回がM3rdのF#の白玉(2拍以上の音符)で始まります。同じくAメロのD7-Gもやはり4回中3回が、半音下のネイバートーンを使って下降してGのM3rdのBに落ち着くという似たようなフレージングになっています。このことは、コピーしてから気づいたもので、さらっと聴いてる時には気づいてなかったとも思います。「毎回違うことしなきゃ!」っていう強迫観念がありましたが、こういうのもありなんだなーと気持ちが楽になりました笑


4度マイナーでのフレージング
個人的に勉強になったのはGm7(=IVm7、いわゆるサブドミナントマイナーコード)でのフレージング。m7コードなのに、フレーズがM7の#Fから始まるんですよね。これは理論ぽく言えば、メロディックマイナースケールということらしいのですが、m7コードでM7の音を使うとジャズらしくなるということらしいです。で、気づいたんですが、ここって実はテーマのメロディー自体もM7の#Fが入ってるんですよね。そりゃいい感じになりますわね。


特に好きなフレーズ1 
1コーラスめのAメロ2回目のGm7-F#7-B7のとこ。Gm7は先の通りM7thが使われていて、その後2回の跳躍(Bb>>A=M7thとF#>>C#=P5th)があって、F#7の#11thを経由してB7のRに優しい柔らかい音色で着地するという感じです。あとクロマチックが多めでしょうかね。で、自分がなんで好きなのか改めて考えてみたんですが、この跳躍と優しく着地する感じが好きぽいです。


特に好きなフレーズ2 
1コーラスめのBメロ後のAメロのモチーフを用いて上昇していくフレーズ。リズム以外にあまり規則性はなさそうなんですが。。。


特に好きなフレーズ3 
2コーラスめのAメロ1回目の、半音下の音を真ん中に挟んでこれまた上昇していくフレーズ。これは多分いわゆるジャズフレーズと思われます。聞き馴染みがあるような感じ。美味しい割りに、ギターでも運指的にそんなに難しくないのでありがたし。



と、好きなフレージングを3つ厳選してみましたが、アドリブソロだけでなくテーマの弾き方など、たくさん勉強になりました。


しかしながら多様練習を実践すべく、たまにウォーミングアップ的な感じでやる以外は、当分これは一旦放っておいて、もう次の新しいことに取り組んじゃおうかなーと思っております。


ごちそうさまでした。