30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

タグ:小沼ようすけ


パリ発クレオールジャズの代表的ピアニスト、グレゴリー=プリヴァ(Grégory Privat)の代表曲Le bonheurが好きすぎて、衝動的にコピーしてみました。


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コード進行は、1月のグレゴリー公演で、小沼さんとグレゴリーに添削してもらったので、割と合っているかと思います!

さて、曲を自分なりに分析してみました。
(どなたか間違いに気づかれたら教えていただけるとありがたいです。)


全体
  • A-A'-B-B'という構成
  • 14小節-14小節-8小節-8小節、1コーラス合計44小節
  • 原曲keyはAセクションがBb、Bセクションはそこから短3度先のDb
  • なにげ4拍子
Aセクション1回目に関して
  • 曲はIVM7から始まる
  • 3ー4はGmへ向かうII-V-I
  • 5、6のCmは7thがMajor。メロディックマイナーみたいになってジャズらしい響き(なのかな?)。エモい。
  • 5−7はII-Vと行くが、8の着地はIではなくトニックの代理であるIV#m7b5。
  • 7ー12までベースがクリシェで下がっていく
  • 9はサブドミナントマイナーのIVm7
  • 10のBb/DはDm7と超似ててIIm7みたいな役割か?
  • で、10ー13とIV進行で循環みたいになってる
  • 11のDb7はG7のウラかな
  • 14はIのBbに解決せず、IVへ
Aセクション2回目に関して
  • 14はBbから短3度転調したDbのVIm7
Bセクション1回目に関して
  • MajorのII-V-I、MinorのII-V-Iで構成されている
  • 7のC7がエモい
Bセクション2回目に関して
  • MajorのII-V-I、MinorのII-V-Iで構成されている
  • 6からKeyがBbに戻り、メロディーは1回目と同じFだが、コードが変わるので景色が大きく変わる


Gregoryの原曲の音源、相当にエモいです。
特に個人的には、アドリブソロではグワーって情熱的に盛り上がって、最後のテーマに戻ってきたときに、平静が訪れる、その景色の移り変わりが好きです。


しかし、なぜGregoryはこの曲にLe bonheur(幸福)と名付けたのでしょうか。曲調は美しいのですが、切なさや激しさといった、ある種ネガティブとも呼べる要素も感じます。一般的ないわゆる幸福の概念って、例えば、晴れ渡る空の下でポカポカのほほ〜んとした感じ、好きな人やものに囲まれてぬくぬくしている感じ、美味しいものをたらふく食べている感じ、、、のような気がするのですが、そういったものとはかなり違うような気がします。

それよりも何か好きなものに打ち込んでいて、うまく行かなかったりすることもあるけど、山あり谷あり、情熱を注いで自分の理想に向かっていくこと........それをグレゴリーは、幸福と名付けているような気がします。幸福とは全てがポジティブな要素で構成されているわけではないですもんね。グレゴリーの素晴らしいピアノサウンドの裏にも、並大抵ではない努力や苦悩があるでしょうし。完全に僕の勝手な解釈ですが。


ちょっと前にギターソロしてみております。




Grégory Privât(グレゴリープリヴァ)というピアニスト




マジですっげー行ってよかった、このライブ!!


と、思わず幼稚な言葉で始めてしまいましたが、本当にすさまじいコンサートでした。



グレゴリープリヴァトリオwith小沼ようすけ@調布市文化会館たづくり、くすのきホール。


いや。僕も僕の友人もこう↑↑思っていたのですが、そうではなくて、

小沼ようすけ×グレゴリープリヴァトリオ@調布市文化会館たづくり、くすのきホール。

らしい。


小沼ようすけJam Kaバンドのピアニスト、グレゴリープリヴァの初日本ツアー。
日仏交流一環のイベントで、後援にはフランス大使館も!
 


Grégory Privât、先日のブログにも書きましたが、ライブ前から毎日聴くようになっていて結構ツボにハマってきていたので、この日をすごく楽しみにしていた。だからか、家を出て駅に向かう途中、すんごいルンルンしてる自分に気づく。しかし、電車に乗ってからは、帰宅ラッシュの京王線に押し込められ、不快指数マックスになり、駅に着いてからは、調布市文化会館のホムペの駅からのアクセスの文章がわかりづらすぎて、イライラモード笑
 


でもそんなイライラを完全に吹っ飛ばす最高のショーがこれから始まるのでした...


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19:30ちょい過ぎに開演。


グレゴリープリヴァは、黒のロングシャツ(ロングシャツはフランスでも流行ってるのか?)に下は鮮やかなオレンジのパンツ、まるで消防士のそれのようだ!靴は黒のロングブーツ。

小沼さんは、 ベレー帽を被り、白シャツ、ブラウン系の上下セットアップ(上はジレ)。何と白シャツには白い紐でリボンがついている。



Flyway

意外なことに小沼さんのイントロで始まった!と思いきや、あれ、これFlywayじゃん!というわけで小沼さんの曲からスタート。小沼さん、shimmerリバーブを軽く効かせていたりして、何回も聴いているこの曲も今日オリジナルで新鮮味のある演奏!

たぶん、僕の理解が正しければ、小沼さんのソロでは、いつものAmに解決するアドリブ用8小節ではなく、曲のフルコーラスをバックにしていた!ひょっとしたらAメロ部分はその8小節の繰り返しだったかもしれないが、明らかにBメロは来た!このパターンは初めて聴いた!で、たぶんだけど、グレゴリープリヴァのソロでは、例の8小節だけだったような。

で、何回聴いても、この神々のモチーフを展開させるアドリブの仕方には本当に「あぁ!」ってなる。

もう一曲目から最高すぎて、「くそ~」と思っている自分にも気づいた。最近、格上のものを見せつけられた時に感動するだけの人は一般人、感動して悔しがる人が成功する。という考え方をよく目にします。精神構造だけイッチョマエの僕ですw


Le Parfum

グレゴリープリヴァの曲。香水という意味のフランス語。そう!この曲好きだったんですよ!タイトルと合わさって、個人的にはParisの風景を思い浮かべるような曲です。 


Size
最後、急に雰囲気が変わって訪れるドラムソロとそのリフも印象的な曲。

Beyond the sea
この曲からLe Bonheurまでノンストップでいきました。
Beyond the seaは割とさらっとカジュアルに演奏された印象。
 

Piano solo
グレゴリーお1人様。
 

Le Bonheur

小沼さんのライブでも度々カバーされているため、僕らにも馴染みの出てきた曲。
僕はどうしても誘惑に勝てず、他の練習を押しのけて、この曲をトランスクライブしてしまいました。ライブ後に本人たちに採点してもらうことができたので、後日公開します!
でもこの曲は比較的シンプルに見えて、何拍子なのかいまいち把握できていない。

Riddim
リズムという言葉のマルティニーク訛りというタイトル。
 

Family tree
この曲は、美しいーーー。切なさと洗練された感じと。。。
このFamily treeというタイトルを冠された曲に込められた思いはなんなのだろう。
アルバムのタイトルにもなっているのだから、割と重要な意味があるのかもしれない。
小沼さんは、これまたいい感じにDelayやReverbを効かせていい感じの味付け。
そしてソロが最高すぎた。小沼さんのこういう浮遊感の表現、静寂の表現、たまらない。
 

Ti Punch
このメンツでのTi Punchもやばいだろうなと思っていたら、案の定。。。あのリズムに体を揺らさずにはいられなかった。最後の2曲は特に、聴いているこっちもトリップしました。



で、なんとアンコールは本人らがステージに戻ってきて挨拶しただけという!笑
演奏が盛り上がりすぎて、時間を大幅にオーバーしたらしい。
なんてジャズなんだ!笑

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座席は最前列も取ることができたが、段差のついた後ろからの方が見やすいかなと中段くらいに陣取り。これ正解でした。ベスポジ!


今日のコンサートでは、グレゴリープリヴァの人となりも少し垣間みえて興味深かった。

MCでは、マイクを持って日本語の挨拶と英語で喋ったが、英語は苦手のようだ。
フランス人の知り合いで若い人は英語上手い人が多いので、めっちゃペラペラで来るかと思ったけど、いわゆるフランス訛りの強い英語。親近感w。多分英語がペラペラなフランス人はビジネスパーソンなんだな、きっと。

口数も多い人ではなく、内向的な人なのだろうか。終演後のサイン会でも基本的に無表情で座っていた。そんな彼の性格は演奏にも表れている気がする。すごく繊細で、内向的で、美意識、ほとばしる情熱があって。小沼さんもグレゴリーと出会った時、彼の1音目から感動したと語っているが、とても美しくて、音の一つ一つが、まるで宝石一粒一粒のよう。今日の演奏も全曲、美しくエモーショナルだった。


京王線の夕方の混雑はdéguelausse(最悪という意味のフランス語)だったけど、本当に本当に行ってよかった♬

このライブを日本で観られるなんてLe bonheurだ!
ありがとう、小沼さん、MOCLOUD RECORDさん!
次は、Arnaud Dolmenを!w


1/18(木曜)にGrégory Privâtというピアニストのコンサートに行くので、その予習をしておこうと思う。ちなみにこの日はゲストに小沼ようすけさん!

最近、気に入ってしまってApple Musicにある彼の作品を毎日聴いています。

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こんなプロフィールです。

  • 1984年12月生まれ
  • マルティーク出身(カリブ海のフランスの海外県)
  • クラシックピアノを6歳で始めて、ジャズに行く前に10年ガッツリ習っていた。
  • 2008年にモントリオールジャズフェスティバルのコンクール、2010年にマーシャルソラル(フランスで有名なジャズピアニスト、作曲家)のコンクールでセミファイナリスト。
  • 2011年、初のリーダーアルバム「Ki Koté」
  • 2013年、「Tales of Cyparis」(これは1902年にマルティニークで起きた火山噴火で生き延びた唯一の囚人の男のことを描いている)
  • 2015年はSonny Troupéと連名で「Luminescence」を発表。
  • 2016年「Family Tree」を発表。 

小沼さんのJam Kaメンバー、Sonny Toupé、Olivier Juste、Arnaud Dolmen、Jaques Shwaltzbaltは当然ながらよく一緒に演奏しているみたい。カリブ出身だから自然な流れなのかもしれませんが、キャリアの初期の段階から、パリでジャズとカリブの伝統楽器「Ka」を融合させたクレオールジャズに傾倒していたようです。

同じクレオールジャズでも、Arnaud Dolmenと比べると、クラシックの感じ、都会的な風味がやや濃いような気がします。


小沼さんもよくカバーして演奏している、グレゴリーの代表曲、「Le Bonheur」は日本人の僕が、なんか懐かしいなと思った曲。それでいてすごくキャッチーだけど、どこか新しさも感じる名曲と思います。新しさを感じるのは、あの独特なリズムにある気がします。たぶん......。いずれにせよ、相当にエモーショナルな曲です。最近、1日に複数回聴いていますが、全然飽きません。(ま、でもそのうち健全に飽きるだろうな、いつも通りw)


あさって、楽しみだなー。 


4/29土曜 小沼ようすけ@ブルーノート東京1st!

小沼さんのライブは大好きなのですが、正直行こうかどうか迷っていた。

行きたいのは山々だけどそれよりも今の自分にはとにかくギターを弾く時間が優先じゃないかと、パスしようと思っていた。

それに、このブログに残しているように、今までも何回もライブに行ってきたし(書いてないやつもある)、今回のJam ka deuxの収録曲もレコーディングの前後にライブで聴いてるし...それにブルーノートってカッチリしてるから、その100m隣にあるライブハウスBody&soulとかみたいに、僕の好きな、あの客席から手を伸ばせば触れるようなカジュアルな距離感がないだろうと...

でもコンサートが近づくにつれ、小沼さんの気合の入りよう、そしてバンドのいかにも凄そうな面々.....これは大事件が起きる予感.....歴史的なコンサートになる気配がして、「これを見逃していいのか!?」という気分になってきた。で、公演4日前にオンライン予約。

1stは16:00open、17:00start。
僕は16:00に会場着。

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実はブルーノート初の僕。
めっちゃシック。調度品のレベルが...。
「広島のブルーノートなら、大橋トリオのライブで行ったことあるぜ」と言おうと思ったけど、あれはブルーライブ広島っていうらしい。恥ずっ。
コットンクラブもカッコいいけど、ブルーノートもゴージャス!リュクス!

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満員御礼感のある会場で、開演時間を待つ。

ギターのチューニング再チェック!
始まる予感...
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開演時間になると、照明がパッと落ち、メンバー登場。

小沼さんはベレー帽をかぶり、Jam ka deuxのジャケットのデザインを彷彿とさせるような抽象画みたいなシャツ?みたいなのを上に着て、ダボっとしたパンツを纏っている。かっこいい。(拙い表現力お許しください...)

他のメンバーで、ファッションで際立っていたのは、グレゴリープリヴァ(p)!
ホワイトのジャケットを羽織り、全身白系統で固めている。似合うなぁ、かっこいい。


小沼さんES275を構えて、一曲目は
Moai's tihai
一曲目からノリノリの演奏!熱狂!
グレゴリープリヴァ(p)は、キーボードをピアノとV字型に配置していて、ソロの時、左手をピアノ、右手をキーボードに乗せて、一人でユニゾンして弾いてた。。。

Flowing
1曲めと対照的に静かにアルペジオで始まって、ゆったりとした時間が流れる。
そしてエンディング後、次の曲へシームレスで。

The Elements 
ギターとピアノのユニゾンで、CDより幾分かゆったりなテンポ始まる。
ゆったり静かに始まるけど、最後にはぐわぁーー!と盛り上がる。
こういう曲の展開好きなんだよなー。
 
Flyway
Jam kaから一曲ということで、この曲。
グレゴリープリヴァ(p)のソロで、ピアノの譜面台からハラリと一枚の譜面が手元に落ちる。でももちろんそんなもの物ともせず弾き続け、途中でポイッとそれを床に投げてソロは何もなかったかのように続行。かっこいい...w
ソロ後のBメロに戻るのだけど、レジーワシントン(b)がベースでメロディーついてく即興感。(たぶん即興。定かではない。)そして、同時に右手で、ベース音を押弦。おちゃめ感。


畳み掛けるように美しい世界が紡がれていく...


小沼さん、ギターをWestvilleに持ち替え、グレゴリープリヴァ(p)とデュオとなって、
Beyond the sea
そこからシームレスに(いつのまにか) 
Le bonheur へ。ピアノのグレゴリープリヴァの作品。
フランス語で「幸福」という意味のタイトル。
グレゴリープリヴァのこのピアノ弾く時の前屈み感は、僕の大好きなBill Evansみたい。
小沼さんとグレゴリーは、時にやんちゃにセッションを楽しんでいて、見てるこっちもニヤけてしまう。


グレゴリープリヴァ(p)はステージを降り、小沼さん「ここで、グアドループの世界を」とアーノウドルメン(dr,ka)がkaに構える。
小沼さんはフレットレスギターに持ち替え。
Duo ka
すんごいエキゾチックなメロディが印象的のこの曲。
途中からオリヴィエジュスト(ka)もステージへ戻ってきて、ka2人vs小沼さん体制。

終わると小沼さんもステージを降りる。そして、
Kaのソロ
CD「Jam ka deux」にも「Ka Interlude」というのがある。
観客も思わず手拍子しちゃったり(でも周りがついてこないから止めちゃうw)、両腕を掲げてYeah, yeahってな感じの人も出現してノリノリ!でも気持ちわかる!大盛況のうちに2人が叩き上げたところで、バンドメンバーが再びステージへ。

小沼さんES275。
Kaのリズムが再び始まり、そこに観客の手拍子も乗って、 
Ti' Punch
この独特のリズム大好き。
ソロの時に、なんか拍子抜けしたように(失礼!)一瞬ドラムだけのビートになってソロに戻る、あの感じたまらない。

ここで終了。鳴り止まない拍手。アンコール!

小沼さんは、Echizenのガットギターを持つ。 
Songe Mwen (Remember me)
今日唯一のボーカルのある曲。Jam ka deuxでも唯一ボーカルが収録されている。
この曲大好きだなぁ。このボーカルと曲の感じと。
歌詞はわからないけど、「Yosukeはどうだこうだ、オリヴィエはよく演奏した!」とかそんな感じのことを歌い上げているような?笑
きっとグアドループの言葉なのだけど、時折フランス語感もあるという。

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この日のブルーノートライブは、「小沼ようすけ」としての7年ぶりのステージらしい。
小沼さんは2、3年前から、「アルバムを出して、そのメンバーで日本でツアーをやる。ラストはブルーノート東京で!」というプランだったらしい。どおりでこの気合の入りようだ。


ここから僕の感想ですが、ジャズギター勉強の身の癖に音楽的な気づきに関しては特に言語化できないです泣。あの人のプレイがこうだったとか、こういう音使いでしたとか。記憶力も自信ないし...。でもきっと何かのバイブレーションを、この体が感じ取ってくれていると信じています!(涙目)

でも、明確にわかっていることもあります。

それは、
とにかく楽しかったということ。
とにかく魅了されたということ。
とにかく美しかったということ。

僕の所感を一言で言うと、
「世界がこんなにも美しいんだということを音で教えられた」
そんな感じです。それに尽きます。

小沼さんとこのバンドが放つ音楽は、美しい自然を描いているように感じる。
海の青さ、空の青さ、植物の緑、土の色、匂い.....。

それはもちろん、ご本人もそう語ってきているし、散々そのように喧伝されているからそういう前提で自分が聴いているからかもしれませんが、それを自分も生で肌で感じ取ったのは偽りのないところだと言えます。

今回は、何人かのお知り合いには会えて、一緒に堪能できたのはもちろん最高だったけど、最初に書いたような感じで僕自身ブルーノート観戦を決めたので、一人で来ちゃったけど、今度はこの世界をまだ知らない友人たちをぜひ誘いたい。

だから、またきっとこんなステージをやってくださることに期待!

小沼さんにはいつも、音楽の楽しさ、ギターの楽しさ、世界の美しさを教えてもらう。
本当に心から感謝♪♪♪♪♪



 



小沼ようすけさんの15周年記念ライブ。

初の完全生音のコンサートとのこと。

場所は、新宿は初台、東京オペラシティにある近江楽堂という小さいホール。
ヨーロッパにありそうな礼拝堂みたい。

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18:00開場で、18:10前には着いたのにもう前から4列くらいは埋まっていた。
はやっ、今日。記念ライブだし、関係者が多いのかな?

19:00開演。小沼さんがEchizenのナイロンギターを、なんとストラップで肩から下げてご登場。
長い髪は後ろに結っておられる。

笑顔で軽く会釈しながら、ステージ中央の椅子に腰掛け、おもむろにギターを爪弾き始める。

(セットリストは小沼ようすけさんのメルマガを参考にしています) 

1.Virtual insanity(Nu jazz/2001)

ジャミロクワイの曲。
記念ライブを1曲目からカバーで 来るとは意外!
小気味良いテンポですごく気持ちが良い。
 
2.drivin'(Summer madness/2002)

ソロでこの曲をステージで演奏したのは初めてとのことでした。

ここでMC。
新しいことをやりたいということで、生音の出せる会場を探した。いつも家で弾いてる感じを出したい。的なことを仰っていた。
 
3.Green(Beautiful day/2007)〜
Flowing(Jam Ka Deux/2016)〜Around the love(Three primary colors/2004)

3曲メドレーだったんですね。美しい綺麗な時間が流れました。個人的には、中欧の街並みの午前中、人々が1日の始めているような……イメージをしました。

4.The elements(Jam Ka Deux/2016)


5.Duo Ka(Jam Ka Deux/2016)

Echizenギターから不思議なエスニックみたいな響きを持つギターに持ち替えての演奏。フレットレスギターかと思いきや、スチールギターとのこと。

6.Dlo pann(Jam Ka Deux/2016)

この曲は度々今年のライブで演奏されている。


ソロはここまでで、カイ=ペティートさんを召喚。
小沼さん的に、カイさんはさまざまなグルーヴを持っていて、
音楽的センスも素晴らしく、曲をすぐ覚えてしまうそうで
彼がバンドに入ると、すごくグルーヴが良くなる的なことを仰っていました。

超余談。
小沼さんソロステージで、小沼さんの演奏する姿を見て、やっぱ音楽がうまくなるには顔が丸顔の方が良くて、僕みたいに縦長じゃダメなのかなぁとか訳のわからないことを少し考えていたが、カイさんは縦長で変に安心した。

そして、この後カイさんは最後までステージに。

1.presence(3,2,1 /2006)
2.beautiful day(Beautiful day/2007)

カイさんは、ベース弦をギターに張っているらしく(おそらく低音弦)、
今日のリズム隊の要的なポジションにいらっしゃったと思う。

そしてカイさんのボーカルも聴けたのですが、その声の綺麗なこと、綺麗なこと。。。


そして、ここでジョー=パワーズを召喚。
ハーモニカとブルースハープをご担当。

ブロンドヘアで、いい体格で、ひょうきんで、
僕のフランス人の友人のピエールと重なる。笑

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3.color of the sky(summer madness/2002)

すげえフェードアウト!!!

リズムも、弾いてる姿もそのままに、
まるでPAがツマミだけどんどん絞っているかのようなパフォーマンス。
めっちゃおもろい。
 
4.fellows(Jam Ka Deux/2016)

新アルバムから。


ここで、ジョー=パワーズ氏、一旦バックステージへ。
そして、ギタリスト石塚隆充さんを召喚。
フラメンコの方で、スペイン生活も長く、近年ではジャズミュージシャンとのコラボも積極的になさっているとか。
白のワイシャツが良く似合う、ガタイのしっかりしたイケメン。
なるほど、スペインに溶け込んでそう。。。

この御三方で、例のアジェンデ(Allende)というトリオらしい。
スペイン語で"beyond"という意味なのかな。

 
5.ti' punch(Jam Ka Deux/2016)

この曲も今年既にライブでも披露されている。
ti' punchとは、ラムとさとうきびで作るカクテルだとか。

 
6.june 7th(GNJ/2014)
7.beyond the sea(Jam Ka Deux/2016)
8.songe mwen(Jam Ka Deux/2016)

途中で、石塚さんによる朗読もあり、びっくりした。
ちょっと聞き取れない部分もあったけど、ポエム的な感じだったかな。

ここで本編終了。
アンコールでは、全員小沼ようすけシャツを着てご登場。
小沼さんが会場に来てくれているゲストを紹介。

anc.Flyway(全員)

おお、まさかFlywayにボーカルがつくとは!
石塚さんがスペイン語ぽく歌っておられた。
あれは歌詞なのかな? 

ああ、素晴らしかった。
本当に音楽って素晴らしいな。
あのセッションの世界に僕も近づきたい。

最後に感想。
1つめ。
今まで僕が来た小沼さんのライブと違うなと思ったのは、
仲間を呼んでからは、小沼さんはもちろんメインなんだけど、
あまりメインメインしていないというか。
前に出過ぎないというか。

演奏者皆が並列な感じに僕には見えた。
小沼さんは真ん中には立ってるんだけど、
本当の中心にあるのは、小沼さんてよりは、音、音楽、絆、何かこう、目に見えないもの。
何だろう。
 
だから演奏者達が並列というか、それらを周りに囲っているかのような。そんな感じ。
小沼さんがそう狙っていたのか、
たまたまそうなったのか、
僕が勘違いしているか、
答えはわからないけど。

と、思ってたら、メルマガでこんな文章が。

flywayは渡り鳥の空路という意味で、旅の途中で仲間と出会いVの字を作り一緒に前へ進もうという意味が込められています。

そう、まさにそんな感じがした。
あながち僕の勘違いでもないかも?

2つめ。
帰り際、カイ=ペティートさんが歩いていて、普通にお互い挨拶した。
やっぱジャズっていい。ジャズって本当にコミュニケーションの要素が大きいと思う。
演奏はもちろん、演奏以外でも。
アーティストにこんなに気軽に挨拶できるってジャズ除いたら、AKBくらいでは??笑

しかも、ライブ翌日に小沼ようすけメルマガでメッセージとライブのセットリストを配信してくれる。
すごい!

3つめ。
小沼さんがアンコール前にゲストを紹介していて、
「30代後半で会社を辞めてミュージシャンになった永田ジョージ!」
という紹介が、超気になった。。。
30歳からジャズに熱中したらどうなるか実験室の研究員として。

もちろん、僕とはレベルが全然違うんでしょうけどね。わかってるよ。

で、終演後勇気を出して、声を掛けさせていただいた。。。
イケメンだけど、超気さくでやさしい人。

握手をしてくださって、
お隣におられた「旅するジュエリー」PETHICAを運営する倉岡さんも紹介してくれて、
写真まで撮ってくださって。。。

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永田ジョージさん http://www.groovepockets.com
PETHICA http://www.pethicajewelry.com/story.html

ジョージさんは18歳からピアノを始めたそうです。
素敵な音楽がウェブ上でも視聴できます。
今度ライブで観に行きたい。

僕の汚い姿を見て、何を勘違いされたのか、

「おしゃれですね、なにかのアーティストですか?」

的なことを言われたのですが、いえいえ、私などはそんな高尚な人間ではありませぬ。。。
でも、こういう時に「はい、自分はこういう人間です」と堂々と語れて
こんな人たちと同じステージにというか、レベルに上がれたらなと強く思った。

よーし、がんばるぞ!!

素敵な音楽と素敵な出会いをさせてくれた、この日に感謝。
小沼さん、ありがとうございます。


   

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