30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

タグ:コンサート


また小沼ようすけさんのライブ観てきました。

「お前はおっかけか」と自分にツッコミたくなりますが、
いいんです。バランスなんかとらなくて。
好きなもの、心惹かれるものを、
心惹かれるままに楽しんでいくのです。

8/13(木祝)この日は、Body&Soul 南青山。

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メンバーは、
小沼ようすけ(g)
 この日は、黒いハット、小さいドットの入った青緑グレーの長袖シャツを腕まくりし、
 黒の9部丈の動きやすそうなパンツ、そして茶色の革靴というスタイルでした。
 準備されていたEchizenのガットギターは使われず、1曲フレットレスを弾いた以外は
 ずっとGibson ES-275を使用されてました。
佐藤浩一(pf)
 小沼さんが自分と感性の近いピアニストだと語ってました。
 ピアノとキーボードを操って、バンドに華やかに彩りを添えていました。
 いわゆる顔で弾くタイプの人で、僕はこういう人が大好きです。笑
池尻洋史(b)
 ステージにウクレレみたいのが置いてあって、これなんだろうと思ってたら
 実はベースで、池尻さんはウッドベースの他にこれを操っていました。
 しかも見た目にそぐわず結構しっかりした重低音が出るんですね。
 ちっちゃいベースそのものも、それを構えるベーシストの姿もかわいらしいのですが、
 出てくる音とのギャップがあっておもしろかったです。
大村亘(ds) 
 小沼さん曰く、日本屈指の民族音楽などのリズムに精通しているドラマーらしい。
 インドの打楽器、タブラを習得するために、毎年インドに行って、
 6畳一間にタブラを持ち込んで練習してるとか。

小沼さん以外の3人でTrio Bungalow、
もう一人外人さんを入れてBungalowというグループで活動されているようです。

↓写真右下に立てかけてあるのが、そのウクレレみたいなベースです。
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↓タブラ
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19:00開演!

1部
ドゥルッパン?
Flowing
Beyond the sea
Trio Bungalowで1曲
Ti ponche (ラム酒から作ったお酒の名前の付いた新曲)

2部
フレットレスギターとタブラのDuo
???(Double rainbowの曲だったかと?)
Happy playground(Tony Monaco & Gene Jacksonの曲)
Flyaway

Encore
???(Funkyな曲でした)
Over the rainbow(完全アドリブ??)


↓タブラを構える大村さん。
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「今日は5月にパリでレコーディングしてきた音楽を中心に演奏します。」
と小沼さん。
 カリブ海に浮かぶ島、フランス領グアドループに音楽学校ができたらしく、
そこで学んで、グアドループ土着の音楽とジャズやポップスなどと融合して
どんどん新しい音楽ができており、パリでも盛んになってきているとのこと。

この日のステージも最高にかっこよかったです!
グルーブと豊かな音色と緊張感が混ぜ合わさって。

特にギターとピアノの掛け合いが、個人的には印象に残りました。

アンコールのOver the Rainbowはおそらく小沼さんが勝手に始めたのだと思います。
前の曲のエンディングで弾き続ける小沼さん。
いつの間にか「アレ?これはOver the Rainbow??」という感じになり、
ソロギターで弾き続けていたら、ピアノに合図して弾き終わる。
それを受けたピアノの佐藤浩一さんも最初若干戸惑いつつ?、ソロピアノを展開します。
しかも、Over the RainbowにMoon RiverとたぶんSmoke gets in your eyesを混ぜるという。
そうしてバンドでアンサンブルして終わりました。

あと、音楽を練習している身からして、この人たちどうやってこの音楽リズムをとってるのだろう
なんでこんなバッチリキメをキメられるのだろう。
と、改めて音楽の世界の超絶な深さを学びました。


そして、また帰り際に小沼さんとお話することができました。 

●使っている弦
以前よく目にしたES-275に張られた黒い弦(黒ナイロン弦)は
バンドによっては音が埋もれてしまうらしく使ってないそう。
今は13のトマスティックを張っているそうです!
フラットワウンドなのかな?ラウンドかな?
調べたらトマスティックの13のラウンドってのは無さそうなので、
フラットを張っていらっしゃるのでしょうか。 

私はES-335に、店員さんの勧めもあって10を張ってましたが、
10じゃ細すぎると言われました。12か11がいいんじゃないと。

●本番は60ー70%?
小沼さんは常にギターを触っているようです。
車の運転は弟でありマネジャーであるゆうじ氏がしてくれるそうなので、
車の中でもギターを弾いていると。
小沼さんでも本番では普段練習でできていることの60-70%しか出せないことが多いそうで
ならば、60を100に近づけるというより、いかに100を上げるかということを考えていると仰っていました。 


そうそう、それと、
小沼さんがかつて優勝し、今は審査委員長を務めるというギブソンのジャズギターコンテストで、
今年2位になったという「元気くん」の話をしていました。
この日の会場にもいらっしゃったそうです。
彼はまだ18歳で、右手にハンデを負いつつ、すべて親指で弾いていて、
小沼さんの理想の音に近い音を出していると。
その演奏は、優勝した方にも大きな印象を残したようです。
あー、年齢関係なく先輩たちってすごいなぁ。
 
俺も頑張ろうーーー! 

  

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僕のヒーロー、
ギタリスト 小沼ようすけ。

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その小沼ようすけさんのソロライブ@大森Sama samaに行ってきました。

京浜東北線の大森駅に降り立ったのは、2度目くらい。
正直ちょっとバカにしていましたが、ここ結構雰囲気のある良さげな土地です。

駅前にはイイ感じの坂とそれに絡むように佇む神社があり、
その登って行った丘の上にSama samaはあります。

このレストランも、結構オンリーワンなレストラン。
扉を開けると、地下に階段が続いており、
階段を降りきると、木を基調にした店内で、
小沼さんの3本のギターとアンプがセットされたステージのバックには、
なんとも美しい花のバックスクリーンが広がっていました。

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これめっちゃ綺麗じゃないですか!?

テーブルの上やトイレにも花が。
それもそのはず。
このお店は、フラワーデザイナーの川崎景太氏がプロデュースしておられるようです。

18:30〜20:00はビュッフェ形式の食事。

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それが終わると、皿はすべて下げられ、ライブが始まるという
私にとっては初めての形態。


20:00
店内の照明が変わり、小沼ようすけ登場。


今日は帽子から9部丈のパンツまで全身黒のコーディネート。
靴は茶色。

Echizenのガットギターを持って1部が始まりました。

<1部>
クレオールジャズの曲(後述)
Wind
Smoke gets in your eyes (煙が目にしみる)
Flyaway(Double Rainbowの曲)
Moon river
Oleo
Beyond the sea

2部はGibon ES-275と共に始まりました。

<2部>
Over the rainbow
波しぶきをイメージした曲(バックの花は小沼さんのため、海も表現したそう)
Happy playground(Tony Monaco& Gene Jacksonとの曲)

ここでまさかのゲスト紹介。
誰かと思いきや、弟であり、マネージャーさんである小沼ゆうじ氏!
アフリカの打楽器、ジャンベ?を演奏するそう。
確かにInstagramでも見た事ある。

1曲目が終わるかというところで、なかなか終わらせないギタリストの兄。
すると聞き覚えのある曲にギターの音色が変わっていく。
ん?Happy birthday?
すると、ケーキを持ってくるお店のスタッフ。
なんと今日は小沼ゆうじ氏の誕生日らしい。
演出がにくいね〜。

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もう一曲、弟さんとセッションして
アンコールでフレットレスギターを奏でて
この日の演奏は終了しました。

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私の小沼さんを知ったきっかけは、
まさにギターマガジンで連載されていた、ソロギターのレッスン。
それから小沼さんの奏でる演奏の美しさとかっこよさに痺れています。

そのレッスンが一冊にまとまった本がこちらです。

この本、めっちゃいいです。
私は、ここに載っている酒バラやMoon River、
日本の心の歌ふるさとなんかを弾いて遊んでいますがすごい楽しいです。

そしてこの日は、この本にも載っているMoonriver、煙が目にしみる、Over the rainbowなどが
この日聴けて大満足です。
いつか自分でアドリブでソロギターできるようになれたらな。。。


ライブ中の小沼さんトークで印象に残った話を3つほどメモっておきます。

1つは、フラワーデザイナー川崎景太氏のこと。
小沼さんは、川崎さんとも交友があるそうで、
今回のSama sama出演も初めてではないっぽい。

「川崎さんは、生きている花にハサミを入れる事についてどう考えているのか」
との問いに対して、
「花はそのままでも十分に美しいけど、
切って新たにデザインする事でまた新たな美しさを出せる。
だから花も喜んでいると思う。」
との答えを得たという話。
「音楽も同じ。世界各地の音色やリズムをそのままでもいいのだけど、
それを自分の音楽に取り入れて、新しいものを生み出せる」とのこと。
小沼さんは、この春パリでクレオールジャズというものに出逢ったそうです。
カリブ海フランス領のグアドループから来た独特のリズムがパリでジャズと出会って生れたそう。

↓ご参考
フランスの海外県・海外領土(Wikipedia)
 
2つめ。
小沼さんによると、ジャズは1965年がボーダーラインで
それ以降大きく2つの流れに分かれたというお話。 
1つはR&Bなど新しい音楽と混ざってフュージョンとなり、
もう1つは、そのまま伝統的なジャズが続いて行ったと。

小沼さんは、パリでそのクレオールジャズなどの新しい音楽に挑戦したり、
ハモンドオルガン奏者であるトニー・モナコらと伝統的なジャズを楽しんだりと
おもしろい状態になっているとのこと。

3つめ。
帰る間際に小沼さんと話す機会がありましたが、
演奏中は常に調子いいわけではなくて、
意外と絶望の淵にいる事もあるそう。
でも最近は、そういう状態も逆に楽しむ事ができて、
その絶望の底から一気に駆け上がることも楽しめるらしい。
なるほど〜。

そして、帰り際、川崎景太氏も気さくに温かく見送ってくださいました。

なんと素敵なひととき。
ジャズ、芸術、クリエイティブ、最高。


いつか、ぼくも小沼さんとセッションを楽しめるレベルまで
上達したいです!いや、上達してやる!(→はい、バカです!)


   



ジャズ観戦記です!

日時:7/15金曜日
アーティスト:西藤ヒロノブ&Double Rainbow
会場:Motion Blue Yokohama

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目次
1、メンバー
2、セットリスト
3、使用楽器の考察
4、感想


1、メンバー

西藤ヒロノブ(さいとう、と読むようです)は宮崎県出身のギタリスト。
背が高く、長い髪を後ろで結っていました。

Double Rainbowとは、小沼ようすけ(gt)と宮本貴奈(pf)のユニット。

それに西東さんのサポートメンバーであるらしい、
グレッグ・リー(b)、高橋信之(ds)
を加えての布陣。

このライブのHPはこちらです。
http://www.motionblue.co.jp/artists/saito_and_double_rainbow/

このフロントの3人、ほぼ同い年みたいです。
西藤さんと小沼さんはとても仲がいいらしく、
小沼さんが宮崎県に行く時は、西藤さん宅に寄り、
西藤さんが東京に出る際は、小沼さん宅に宿泊し、
あまり言葉も交わさず、夜はギターを弾いて、
日中はサーフィンをしたり、食事したりして遊ぶらしいです。
(めっちゃいい。。。)
さらに、小沼さんの秋田の実家に来た唯一のミュージシャンが、西藤さんだと。
小沼さんの祖母と西藤さんの髪型が一緒だったこと、
帰るときに小沼さんの祖母から「喧嘩しちゃダメよ」と
言われたなどのエピソードを披露してくださいました。

出会いは、同じMotion Blue Yokohamaだそうで、
小沼さんのコンサート終了後、西藤さんがバックヤードに挨拶しに行ったそう。
西藤さんが海をテーマにした曲を多く作っていたそうで意気投合し、
数年後にお互いサーフィンを始めるなど、気が合うみたい。
小沼さんは「今後も大事にしていきたいミュージシャンです」と照れながらはにかみ、
西藤さんも「僕も大事にしたいです」と笑い合っていました。


2、セットリスト

曲名がわからないのがたくさんありますが、すみません。。。

1st
  • 西藤ヒロノブTrioのみで1曲め
  • Double Rainbowを迎えて2曲め
  • Moving
  • Rainbow (Double Rainbowの曲。お箏のために書いた曲。日本の音階を使った曲)
  • Moai's Tihai (小沼ようすけさんのcoming soonな新曲。ティハイとはインド音楽のリズム。なぜモアイかというと、その時モアイの胴体と足が見つかったということで付けたそう。)  
へぇ、モアイ知らなかった。。。
【衝撃的】初めてモアイ像の全身が発掘!!背中には「謎」の文様でますます深まるミステリー化


2nd
  • Fellows
  • Marching(横浜舞台の映画MARCHING- 明日へ-のテーマ曲。ピアノソロ。)
  • Walkin ahead(前曲からのメドレー。映画の中ではジャズスタンダードとして出てくるそうだが、宮本さん作曲。スウィンギーな一曲。)
  • V sin ?
  • 曲名知らず
  • 曲名知らず(Funkyな曲)

Encore
  • Oleo


3、使用楽器の考察

小沼さんは今日もGibson ES-275。でも4−6弦は黒弦じゃなかったです。
今日は、用意されていたEchizenのJazz Nylonも使ってました。

西富士さんの使用ギターは、ウクレレサイズのちっちゃいギターとGibson ES-335。
あと、もう一本ガットギターを使っていましたね。
ES-335は赤で、ボディは杢目がはっきり浮き出ていました。
カッタウェイは尖っていたので60年代verでしょうか。


4、感想
どの曲も素晴らしかったのは言うまでもありませんが、
個人的に一番印象に残った曲は、Rainbow。
宮本貴奈さん曰く「日本の音階を使った曲」で、
美しい和のメロディ。和と洋の融合。

宮本さんのピアノと小沼さんのガットギターの音色が静かに絡み合いながら曲は始まり、
美しい新しい和のアンサンブルが展開されていきました。

日本人として、和の要素を持っているとうことは強みとして
自分の中に取り込んでいくことは素敵だなと感じました。
僕もまずはジャズ、楽器演奏の基礎を作り上げたら
そういうことに取り組んでいきたいなぁ。


最近、忙しさにかまけて楽器を触る時間が激減しています。
この素晴らしいステージの余韻が残っているうちに戻ろう、練習三昧の日々に。



Double Rainbowのアルバムです。
"Rainbow"が一曲目に収録されています。



  


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