「頭に浮かぶメロディをギターで弾く」という至極当然であるけれど、忘れがちになる。
つい指や指板に頼ってしまう。このことは前にもこのブログで書いたような...

そんな中、最近立て続けにそれを諌めるアドバイスを古今東西で頂いたので、メモっておきたい。


まず、現在の先生に指摘された。
「自分のフレーズを演奏しているかどうかはすぐわかります。
コードを鳴らして、その中で歌ってみる練習をするといいですよ」
と。


その後、たまたまYouTubeでジャズジャイアンツたちの教則ビデオを見て、似たようなことを立て続けに言われた。

まずこの人。ジョーパス。


この動画の14:00前頃からこう語りかける。

(以下動画の引用がありますが、細かいところ間違ってたらすみません)

"If you cannot repeat the line that you play, it is obviously not anything worth playing because it means it didn't come from your head, and it's not music, it's maybe kind of a geometric movement"


最後もこう締めくくる(43:50頃)
"Remember that if you can't hum the line and you can't repeat it, it's not probably good line, and it's probably not coming from your head, but it's coming from your fingers "

と、念押ししている。

ところで、その後に、
"So I hope you have fun with this (video?), I'm going to eat now I'm hungry"
って笑ってギターを置くのがおもしろい笑



そして、バーニーケッセル。


最初のレッスンのタイトルがなんと、"Playing what you hear"。

最初のメッセージがこんな感じ。
I'd like to discuss a very important thing, and that is how to develop the ability to play what you think. This is something that every great improviser has. If you can play what you think then you reduce playing the formulas and licks and devices and patterns that you see on finger board. This is very mecanical, very plastic, it has no energy, has no spontaneous feeling, no creativity.....

そして、それには大事なことが2つあると続ける。
1, Develop the ability what you hear
2, Be sure that what you hear is worth playing (just because you can play what you hear doesn't mean it has no musical value)

バーニーはその後具体的に練習方法を教えているが、その1つは、今の僕の先生の教えと似ている。てか同じ。
ギターでコードを鳴らして、口笛でフレーズをクリエイトして、それをギターで再現するというもの。



一方、僕は同時期に、偉大なギタリストからアルペジオ練習の重要性を教えてもらっていて、これを一生懸命やっていたわけで、これはこのPlay what you hearに反することのように思えた。その他にも、スケール練習や、コードトーン練習などあるけれど、こういった練習は無意味なのだろうか。いや、違うと思うというのが今の自分なりの結論。重要なことは、エクササイズとインプロバイズを混同してはいけないということなのだろう。アルペジオやスケール練習は、インプロバイズやPlay what you hearを助ける基礎なのだと思う。これらの基礎練習により、そのコードの構成音を把握する、感じる、そして、それらを元に、自分のグッとくるフレーズを創っていく。特に初心者、中級者にはこれが有効なのだと思う。