30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

カテゴリ: ジャズ喫茶


先日、高田馬場マイルストーンに再訪した。

日常を少しだけ抜け出し、豊かな音で満たされるあの居心地いい空間で、ぼーっとしながら考え事がしたかったから。

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前回、初めて訪れた時は、僕にとって初めてのジャズ喫茶で
「ジャズ喫茶」といってイメージされるステレオタイプな堅苦しい雰囲気=私語禁止、暗黙のルール、無愛想な店主などなどが一切なかったので、安心した経験は、このブログにも記録しておいた通りだが、(→ジャズ喫茶ってめっちゃいいやん!という話(高田馬場マイルストーン)) 今回2回目はそのステレオタイプ的な側面が現実に垣間見えてしまった...ちょーっと残念。ほんのちょーーーっとね。
いや、でも総合的に良い時間は過ごせた。

クレーム記事ではないので、読んでくださる方には注意して頂きたいです!!
最後まで読んでいただければ。


夕方頃お店に着くと、前回同様、和服を纏った店主が迎えてくださった。

たまたま店内、全席アベライブル。
「お好きな席へどうぞ」ではなく、「お一人様?ならあちらにどうぞ。」と指定される。一人席ではなく、むしろ割とゆとりのある席だったから、これは店主の気遣いなのでしょう。スピーカーも目の前でオススメの席なのでしょうか。 ギターを担いでいて、置く場所に少しまごついてたら、スピーカーの前あたりに立て掛けるようアドバイスくださった。

で、長居する気もなく、喉が渇いたというより、なんか食べたかったので、
「フードだけの注文てできますか?」と聞くと
「それはドリンクの注文あってのことですから」と一言。

同じことを言うのでも言い方とか態度で全然違うもんですが......
正直イラっときたので、店出ようかなとも一瞬よぎりました。
でも、このためにわざわざ途中下車して来たのだから...Calm down!!

こういう明文化されてない不文律があるあたりが、「ザ・ジャズ喫茶」感。 なら、メニュー表とかに書いておいてほしいなぁ。 僕が見逃しただけかな?

で、ドリンクを迷ってると無言で立ち去る店主。


注文したドリンクが到着した時に、「タバコで吸っていいですか?」と一応聞くと、

「そこに灰皿ありますから」と一言。

さっきの流れだからか、ちょっとなんか丁寧さを感じないw


なんか今日ご機嫌斜めなのでしょうか? 前回一切そういうことなかったんだけどなー。 昨日巨人負けたりした?笑


で、最後のお会計にも一幕。

「ありがとうございます。すみません。」と日本人的な感謝の辞をくださる店主。

しかし、僕が硬貨を渡そうとすると、受け取らず、現金受けを指差す。

で、そうなると、お釣りも当然、現金受けに置かれる。

ん〜。いや、自分の目の前にまで現金運ばれて来たら、そのまま素直に直で受ければよくないかなーと思いつつ。


今回のこの自分の心の動きには、まず自分自身にも問題があると思う。
日本て、とても接客レベルが非常に高いし、「接客とはこうあるべき」、みたいな、それこそ接客ステレオタイプが自分の中にあってしまって、「こうあってほしい」という無意識的な条件下で、目の前の接客を感情的に判断してしまっているのだろう。逆に「おお、なるほど。そう来たか!」と楽しめるくらいな精神的な余裕が欲しい。笑


それに、これはあくまで推測だけれど、店主は言葉にこそ表さないものの、こちらを気遣ってくださる感があった。 店内で過ごしていると、豊かん温かい音の流れるスピーカーからギターの音が聴こえてきたのだ。僕のギターのギグバックを見て、掛けてくださったのだろうか?と思ったり。ただ、幸せな勘違いかもしれないけど!笑


そして、なんだかんだあったけれども、あの空間はやっぱり相当居心地が良くて、久しぶりに目をつぶって何も考えない時間を過ごせた。 そういう時間が苦もなく過ごせるということは、やはり相当に空間が素晴らしいということの証左だと思う。


流れてくるジャズに身を包まれているだけで幸せで、音楽って耳だけで聴くよりも体全体で聴いた方が気持ちいいなと気づいた。


おかげさまで考え事もすーーーっとまとまり、これから練習の仕方についてノートにまとめることができた。それは本当にこの空間様様なんだと思う。
ただの本当に頑固な刺々しい店主が経営していたら、この雰囲気は醸成されないだろう。


ジャズ喫茶に興味があるけど、躊躇している方がいたら、このお店は上記のようなことに注意して足を運んでいただければ、本当に時間的にもお金的にもプライスレスな体験ができると思いますので、ぜひ!


確かに、この記事を書き始めた時は、批判しちゃおっかなー♪と思ってたのですが、書きながら反芻してたら、逆に内省に繋がりました。

感謝、感謝。


でも、他のジャズ喫茶にも行ってみようかな。

 

(元々2016/12/10の記事です。操作ミスで日付が更新されてしまいました...)

日曜日。

規則正しい生活を1週間続けていたら、7日目には遂に、体と脳が「おえっ、もう無理!」って言ってきたので、サボることにした。

そうだ、ジャズ喫茶行こう。

と、思い立ち、調べ始め、いくつか見つかったけれど、日曜祝日休みのとこが多いため選択肢が少なく、高田馬場のマイルストーンに行くことに。本も置いてあるみたいだし。

初めてのジャズ喫茶。
「ジャズ喫茶」というと、

「私語禁止」
「黙って聴け!」
「お前はなにもわかってないな」

とか、言われそうな偏見がすこーしあって、敷居が高そうと思っていた。(昔は実際そんなとこもあったようですが)だからか、店の前に着いた時、一瞬怯んだのだけど、中のおじさまと目が合ってしまい、ウロウロするのも変だなと思い、勇んでストレートにドアを開ける。

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駅から近いけど、やや住宅街の中にあるので周りも静か。

日曜18:00頃。

カウンターに一人のおじさま、テーブル席にはお一人様のマダムと、四人組の和気あいあいなムッシュ&マダムの会。

店主のおじさんは和服みたいな装い。

温かい音でジャズが鳴っている。
ややゆったりしたテンポの「Nardis」。

「これいいじゃん!本当にエバンスみたいだね。ベースもスコットラファロみたい。」

カウンターのおじさんが、店主と「ザ・ジャズ喫茶な会話」を繰り広げている。いいな〜。

ココアを注文。
店主のおじさんは、常に「すいません」と低姿勢。僕みたいな若造でもきちんと迎えてくれる。

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いや、てかここ相当落ち着く。この空間。


丁度いい音量で温かく流れる、Nardis、Someday my prince will come、 etc。

古い日本家屋のような店内。

観葉植物。

ジャズとかの本、雑誌。

ジャズという音楽を中心に作られた空間、集まる人々。


じーん、と居心地が良い。僕にとってはパワースポットみたいなとこ。何時間でも滞在できてしまいそう。

僕は、BLUE GIANTという漫画の一巻をパラパラ読んで(これ個人的には期待はずれ)、あとは今その瞬間に読みたい雑誌もなく、ハマり始めた菊地成孔のブログをスマホで読みたい衝動も抑え、目をつぶり、ただただ美しいジャズの音にしばし耳を澄ますことにした。

最近気づいたんですが、僕は常に無意識的に、目から情報を得ようと躍起になっていて、五感の中での負荷で、視覚に偏りがあると感じていた。だから、せっかくこんな贅沢な空間にいるのだし、こんな時くらい視覚を休ませ、聴覚に全権委任したい。音楽好きな者としても。


やはり、アンプとスピーカーで空間に流れるジャズの音色は、イヤホンして耳だけに入り込む音だけでなく、MacBookやmp3スピーカーから流す音とも全然違う。

あとはこんなレコードやCDが流れていたみたいです。(スマホで写真撮っても全然怒られなかった笑)

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これがカウンターのおじさんのジャズ心に刺さってたやつですね。僕にも刺さりました。この日以来、Nardis聴きたくなる症候群にかかっています。


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このMy Favorite Things、聴き惚れましたね。演奏結構長かったけど。


その後2時間くらい滞在しましたが、お客さんは1回転。おじいさんがやって来てじーっと音を聞いて、おばちゃんが来て雑誌をパラパラしながら過ごしていて。そして、なんと若いかわいらしい女性も一人来店。高田馬場だし早大生?シブいな〜、ジャズ研?とか思いつつ、ずっと備え付けの雑誌やら本やら、ご自分スマホをいじっていたので、あんまジャズ喫茶という感覚ではない利用かもですが。

お客さんはやはり中高年が多い。こういう中高年のジャズ愛好者がいなくなった後、こんな素敵な空間はどうなってしまうんだろう、という朧げな不安を抱く。

他のいろんなジャズ喫茶に行ってみよう!っと

で、この後ついでに、高田馬場introっていうジャズセッションを見学してきたので、今度書きます…。







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