10/19金曜、翌日の演奏本番の荒波に揉まれている中、お誘いを受けて、沖仁 con 渡辺香津美コンサートを観て参りました。

会場は、東京文化会館@上野。
初めて中に入りましたが、ヨーロピアンな異国感とレトロ感があって一瞬で好きになりました。超いい感じ。

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小ホールはこんな感じ。

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開演!

1部

曲をよく知らないのですが、アルディメオラの「地中海の舞踏」っていう曲が良かったです。

2部

15分の休憩を開けてスタート。
僕は2部の方が好きでした。
真っ先に思い出すのは、クラシック曲のボレロ。沖仁さんのバッキング、それに乗る渡辺カツミさんの時に歪ませたギターが最高に気持ちよかったです。
そして、ビートルズのCome together。My wayでは2人ともなんと歌っておりました!

アンコールは、このデュオの定番らしいSpain!2人がステージ裏に控えている時からイントロが始まり、最終的には客席に降りてきて、客席を演奏して練り歩くという興奮度マックスの演出。この間、決して短い時間ではなかったですが、渡辺香津美さんはギターソロを弾き続け、歩きながらもヨレることがなかったです。どんだけ〜!

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感想など

自分の本番を翌日に控えたこの日、ジャズの練習にイライラしていて、音楽が嫌いになりかけていた僕は、二人の演奏を素直に見ることができませんでした。ステージに立つ2人のギタリストを、翌日の自分の姿と重ねて見てしまい、緊張が煽られたりもしました。「明日やばいな〜」みたいな。だからかなんなのか、「ふーん、まぁまぁだね」「うまいけどそんなグッとこないかなー」みたいに、目の前のミュージシャンを大したことがないと思いたい!みたいな歪んだ欲がありました。完全にスネておりました。しかしながら、そんなのも最初だけ。2人の素晴らしい音楽によって徐々に僕の心は開かれ、特に2部からはただただ素直に楽しんでました。

その要因はまず、なんといっても2人の演奏が素晴らしかったこと。渡辺香津美さんから感じるジャズ、ブルース、ロックなど幅広いフィーリング、沖仁さんのフラメンコの美しい表現技法。フラメンコギターは普段あまり馴染みがないのですが、バッキングも単音ソロも惚れ惚れしました。

そして、もう1つの要因は、おそらく2人の観客に対する姿勢にあったと推察してます。このトッププロたちは、観客への歩み寄りをしておられました。観客への深く長い礼、本職ではない決して上手いとも言えない歌の披露、Spainで観客席に降りて練り歩く演出。

演奏者の独りよがりにならない、素晴らしいミュージックショーでした。


最後に、渡辺香津美さんのお足元を。

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