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ジャズギターの習得に苦しむ僕の前に現れた救世主(メシア)、バークリー音楽大学助教授トモ藤田さん。
ずっと気になっていたこの本をようやく読むことができました。

これは、本当に読んでよかったです。自分が今苦しんでるのもそりゃ当然だわ、、、と思わされる指摘、提言ばかりでした。

この本を読んで、自分がこれから具体的に何をどう変えていくかメモしておきたいと思います。

1)音楽を浪費しない

これがこの本での僕の一番の収穫かもしれません。僕は今までとにかく24時間ジャズを聴こうとしていました。出かけるときはイヤホンで、仕事中はヘッドホンで、風呂場、キッチンではBluetoothスピーカーで...etc。しかも、なるべくいろんなジャンルのいろんなミュージシャンを知らないといけないと思ってました。しかし、音楽をBGMとして流しているだけでは、それが体の中には入ってこないとトモさんは説きます。そして体の中に音楽が入ってないのに、どうして音楽がアウトプットできるのだ、と。ごもっともですよね。。。リスナーとミュージシャンは音楽の聴き方が違うのだという主張もなるほどと思いました。

まず、情報は狭くして、深く聴き込もうと思います。手を広げすぎず、好きな音源、勉強する音源を何回も聴く。パート毎に聴く。

そして、イヤホンもやめようと思います。いつでもどこでも音楽を聴いてると、ありがたみがなくなってしまいますし、音楽を与えられてばかりいると耳が暇をしなくなり自分で音楽をクリエイトするという渇望感が欠ける気がしてきました。ある程度集中して聴ける場合以外は、強迫観念のように音楽を聴こうと焦るのはやめようと思います。耳も休憩が必要でしょうしね。というわけでBGMのようなリスニングは捨てます。最近は仕事中は、YouTubeで川のせせらぎの音を流すようになりました笑

また、音楽を聴くという練習時間を設けたいと思います。そのためにリスニング用のノートも作ります。曲の構成やどんな演奏なのかどこがグッときたのかなどを考察したいなと。

......あれ、でもマーティ・フリードマンはとにかくいつでもどこでも音楽を聴く!と言ってたなぁ...この辺りはもう少し情報を集めていきたいところ。

2)無駄に音楽流すよりもイメトレをする!

   音楽をBGMとして聴かない代わりに、歩いたり電車乗ったりする時は、自分で音楽をクリエイトしたり、好きな音源を再現しようと思います。想起練習の一つですね。今、コピーしてる曲や好きな曲を頭の中で再生したり、あるコード進行を浮かべながらフレーズを歌ってみたり。

3)音感を意識的に鍛える

   まずディグリーの音感がわかるようになりたいです(R,9th,3rdなど)。これは今までもやってきたことですが、課題曲のコード進行に沿ってそれぞれのディグリーだけ追いかけるという練習を、もっと頻度を上げてやっていきたいなと思います。

4)練習環境を見直す

テレビ、携帯電話、パソコンなどは気が散るから周りに置かない。部屋は片付けておく。すぐに練習にとりかかれるようにギターをケースに片付けたりしない...まるでメンタリストDaiGoさんの本を読んでいるようでしたが、トモさんの言葉に改めてハッとしました。僕はスマホを動画や録音用に使っていましたが、いけないと思いつつ他に入ってるメールアプリやLINE、Twitterを見てしまっていました。。。なので、スマホは完全に遠ざけることにしました。この本を読んだその夜に、またiPodの2台目をポチってしまいました笑。このiPodはiPhoneの代わりで録音とビデオ専用デバイスとして使い始めています。

5)アナログなものの価値を再考する

トモ藤田さんは、チューブアンプに始まり、カセットテープ、紙のノートなど、一見新しいテクノロジーに取って代わられてて今や世間的には不便なものと思われてるものの価値を信じておられます。有限だからこそ終わりが感じられて集中する、有限だからこそ休憩ができるetc。僕はたとえばカセットはマネしようとは思いませんが、メモはPCだけでなく紙、音源はmp3だけでなくCD、レコードも愛用して行きたいなと。


この本の半分は実際の音楽的なエクササイズですが、半分は上記のように音楽家としての心構え的な内容で、僕は特にそこが参考になりました。他にも有益な情報がたくさんありましたが、僕がまず実行しようと思うのが上記5点です。

もっと早く出会いたかったと思いつつ、でもきっといつだって出会いはその人の適切な時に来るもの!と信じて、前向きに行きたいと思います。

僕みたいに、セッションやアドリブ演奏ができるようになりたいのに、どうしてもできない、と涙を流す毎日を過ごしているミュージシャンには激しくオススメです!