1月にSomethin池袋に行ったぶりのセッションに行ってきました。

2回目の「タツヤジャム」@関内ファーラウト。
ご参考に前回の様子はこちら
あれから11か月も経ってしまっているとは...。

セッション演奏の出来はまぁアレとして、今回のセッション参加は自分としてはかなり珍しいプロセスで出かけ、ある意味自分を珍しく褒めてあげたいと思っています。低レベルな話ではあるんですけどね...。

まず、そのセッションに行くに至った僕の軟弱なストーリーを書いちゃいたいと思います。もしセッションの内容だけ見たいという方いましたら、ぜひ読み飛ばしてくださいm(_ _)m

全て読んでくださる稀有な方の中で、心優しい方いらっしゃいましたら、読んだ後ぜひ僕に喝を入れてください!笑


さて。

今回のセッション、Googleカレンダーに一時は入れたものの削除したんです。

「いや、ちと無理だな。今じゃないな。来月行くか。」

という感じで。最近別件で連絡をとった露木さんとも

「いつか行けるように頑張ります」
「うん、待ってるね」

的なやりとりをして、猶予を設けておりました。
(恥ずかしい話、内心「いや、もう君のレベルだったらすぐにでもおいでよ」と言われるの待ちだったことを認めざるを得ません笑。神から他力本願ではいけないとお叱りを受けたようです。いやぁ、ブラジルのお菓子より甘い!)

1月の池袋セッションは、それに向けて書きソロ2コーラスとか作って超準備して臨んだんですが、今回はスケジュール削除してるので、練習も割と普段通りで。でも、頭にはなんか引っかかっていて、なぜかその日は他の予定もブロック笑。いや、5/8スケジュール白いぜ(=空いてるぜ)!!

こうして、前日までほぼ行く気はありませんでした。

で、当日。「行こっかな、どうしようかな」という自分がおります。「え、マジ?」完全に自分の中に2つ人格がいる模様。なぜか練習も完全にマイナスワン上での練習になっています。「行ってもまた怪我するだけだって!」という僕Aの制止を振り切るように、僕Bが自然に僕を関内に向かわせております。しかもあからさまではないんだけど、結構頑固に。自分自身でも意味が不明。


どうやら脳内取締役会では、ほぼ行くことが決定しているようです。で、当事者であり実行者である僕はそこの意思決定に参加してない、そんな不思議な感じでした。「行かねーよ!」って言ってるのに、なんか自然と行く流れになっており、緊張と不安に苛まれ始めたので、それを和らげるためにExpressive Writing的なことをして、下記のようなことを書き殴りました。
  • 他人からバカにされるのは今までの経験上起こりにくいし、むしろ起きてもらってもいい。なぜならサクセスストーリーにそういう「バカにされたけど屈しなかった」エピソードはぜひ欲しいから笑
  • 一番怖いのは自分で自分の音楽能力に幻滅すること
  • 行かなきゃ行かないで何か強烈な物足りない感が残る気がして、後味が取り返しのつかないくらい悪そう
  • 最近の練習は緊張感とか目的感を失ってる気がするから一発セッション行って気合いを注入したい
  • うまく見せようと思うな。セッションは会話だ。できる範囲で、会話を楽しんでこい。その場その場で感じた音、リズムを表現してこい。
  • 露木さんに再会することを楽しみにせよ。
  • 安全な道を取るのではなく、リスクのある方を取る生き方をしたい。
というようなことをノンストップで勢いよく1ページ半くらい埋めました。雑念をノートに吐き出して、「これで前頭葉のメモリは空いたぞ、よし、じゃ行くとするか!」と練習に戻ったんですが、その練習でOleoのアドリブが全然ダメダメで、直前になって「経営側は現場の状況がわかってない!無茶な計画は中止だ中止だ!」と言わんばかりに、現場の方からボトムアップで脳内取締役会に、今回のセッション参加中止要求が上げられました。そして再び書き殴り用ノートへ。
  • いや、やっぱやめるか今回。だってOleoやばいもん。音楽になってないもん。意味ないよ、こんなんでセッション行っても。
ふぅとため息をついて、また練習に戻りおそるおそるOleoをやります。そうすると、なんとなく解決策が見えてしまったのですな。あぁ、こういう感じで弾けばいいかと。


そうこうしているうちに、出発の時間になってしまいました。「どうせ恥かくだけだし!」と行きたくないモード全開だったのですが、なぜかギターをケースに入れて出かける準備をしている自分がいます。
「え!?行くの、俺??笑」
でもこれから家にいて夕飯作って食べて食後にギター練習しても幸せなイメージが全く湧かないのです。「ならどっか夜の街にでも繰り出す?」いや、それも全然違う。

で、結局ギターを担いで、傘をさして家を出る僕。「うわ、マジで出かけてる俺w。えらいぞ、俺!」とどこか自分を客観視し、また、珍しく自分で自分を褒めてました。こう書きながら冷静に振り返ってみるとダサすぎて一つも偉くないと思うのですが、当時はそうでもしないと精神が崩壊すると思っての自己防衛機能だったのでしょうか。


でもどうやら、自分がつまらない安全な道を選べない体質になりつつあるということを感じました。 

IMG_9525


さて、セッションです。
平日夜で雨ということもあり、参加者は僕ともう1人おじさんギタリストのみ。

Alone together
セッションホスト演奏。

The days of wine and roses
もう1人のおじさんギタリスト参加。むーーっちゃ上手い!Jonny Smithモデルのフルアコがシッブイ!ナカムラさんというギタリストでセッションホストも務めるほどの方らしい。いやらしさが全くなく、タッチが綺麗で、ギターが歌ってて最高...。

Straight no chaser (←参加)
なんか録音聴いたらテーマの音色とかリズムがダサいな...

Summertime (←参加)
なぜかこの曲は割と歌えるんだよなぁ。欲しい音とかのイメージが出てくる。生意気にもバースを仕掛けてみたりとか。でもどうやっていい感じに頭に戻ればいいかわからず、そそくさと早めに右手で頭触ってテーマに戻っちった笑

Oleo (←参加)
ナゼコンナニトリクンデイルハズナノニ、コウモウタエナイノカ....
録音聴いたら凄いことにきづいた。カウントから入ったのですが、僕のカウント、リズムが走ってました!笑笑 どひゃー。
1・・・2・・・1・2・3・4・ と均等であるべきなのに、
1・・・2・・・1・234 みたいになってる。やば!みなさんよく合わせてくださいましたな笑
 
あとナカムラさんのコンピングかっけー。僕は四つ切りしかできてない。どうやってやりゃいいんだろ。

20:40 休憩

Body and soul
ナカムラさんと露木さんデュオ。いい曲じゃー。

Wave (←参加)
テーマは良かったけど、ソロがちぐはぐだったなぁ。録音聴いて思ったのは、もっとイントロからなんかゆとり感が欲しい。緊張して前のめってる感がすごく伝わってくる。
あと露木さんがソロ取ってる間もっとちゃんとバッキングすりゃ良かった。

Cantaloupe island (←参加)
楽しかった!

In your own sweet way
ナカムラさんと上田さんのデュオ。

21:40 帰宅

IMG_9526

さて、反省です。細かいこと挙げてけばキリがないのでそれぞれ5点に絞ります。

良かった点
  1. 兎にも角にもセッションにちゃんと参加したこと
  2. リズムを感じよう、周りの音を聴こうと意識した瞬間もあったこと
  3. WaveのテーマはStan Getzを研究した成果もあり楽しめた
  4. ギャラリーがいなかったからかもしれないが、そんなに緊張しすぎず手が震えなかった笑
  5. Cantaloupeがなんかすごい楽しかった

改善点/学んだ点👉対策
  1. リズムを感じよう、周りの音を聴こうというのを、「意識した瞬間もあった」ではなく、無意識で常にできるようになりたい👉これはまずは意識的にやっていて慣れるしかないかと
  2. Wave以外テーマが単調👉いろんなポジションで弾く、2音以上で弾く、
  3. 音色、テーマやフレーズのリズムの取り方がダサい時がある👉簡単なフレージングでも音作り、タッチなど基本的なところにも注意したい
  4. コンピングがもっと積極的にできるようになりたい👉耳コピとかだろうけど、先生とかにも頼ろうーっと。
  5. ソロやったら?ベースとデュオでやったら?と提案されたのに固辞してしまったこと...だせーな。👉次からはどんなんでも断らない。

まあ、兎にも角にも3人の達人に囲まれて演奏できて、まるで大空を3機の戦闘機に囲まれながら悠々と飛行しているような気分でした。僕が参加するセッションは全てテーマを弾かせて頂いて。しかも皆さん心優しい方で。ナカムラさんは僕のよちよちなアドリブソロにも拍手してくださってほんとにありがたや。


自戒の念を込めて、ここに「仮に準備不足でもセッションに行くべき7つの理由!」を整理しておきたいと思います。
  1. 音楽仲間ができる
  2. 音楽仲間と音楽トーク、機材トークができて情報を得ることができる
  3. 人の演奏を生で見て、セッションとは何たるかを生で学べる
    選曲、イントロ、エンディング、コンピング、テーマ、セッション中のコミュニケーションの仕方etc全て!!たぶんこれはYouTubeで観るよりよっぽどインパクトがあって脳に残りやすいかのかなと。
  4. セッションの前後、脳が急に覚醒するのか、楽器持ってない時でも、フレーズとか浮かんでくるようになる。
    これは新たな気づきでした。おそらく表層意識のあずかり知らぬところで、緊急対策会議が開かれて、みんなで過去のアーカイブとかを引っ張り出してきて漁っているんでしょうな笑。「このフレーズ使えんじゃね?脳内に流して!」みたいない感じで?笑 てことはやっぱ自分にプレッシャーを与えることって大事なんでしょうね。
  5. 捉え方次第で、どんなレベルのミュージシャンでも楽しめる。
    良いセッションホストはその人のレベルに合わせて助けてくれたり、会話を投げかけてくれるから、それに気づくことさえできれば絶対楽しめる。
  6. 新たな気づきを得て、新たな目標を立てやすくなる
  7. 人と演奏するというのはかけがえのないアンサンブル練習であり経験
     iRealProと演奏するのと生身の人間と演奏するというのは全くの別物。家にこもっていて大成したというミュージシャンは僕は聞いたことないです。で、ギターって楽器はフロントにもなれるし、バッキングもできちゃうから、ともするとギターの人と演奏することが多くなったりするけど(先生とか)、セッションだとギター以外の楽器と演奏するという楽しさを味わえる。今回特に感じたのは、上田さんのベースの上で泳げて本当に気持ち良かったです。個人的に上田さんのベースの伸びというかサステインが特に好き。で、思ったのがギタリスト以外のミュージシャンにレッスンしていただくのもアリじゃないかなってこと。

以上であります!

最後にセッションとの向き合い方に関して参考になったジャズギタリスト宇田大志さんの動画を貼っておきまっす!