
練習の仕方で常に頭を悩ませております。模索し続けて、自分は「PARC」で練習すればいいんだ!との仮説を立てるに至りました。
「PARC」とは?
PARCとはよく考えたらフランス語。公園とかって意味で、パルクと発音します。
Physical
Adlib
Repertoire
Copy
の略です。僕が今練習すべきことをこの4つにまとめました。
というのも、最近の自分の練習のバランスが偏ってるんじゃないか?と危惧したからです。つい、コピーばっかりになっちゃったりするのですが、でもコピーしてるだけじゃアドリブ演奏はできないわけで。それだけじゃセッションミュージシャンにはなれないわけで。やっぱりついアドリブの練習とか、レパートリーを増やす練習とかがなおざりになってしまうんです。そこで、例えばPARCの4つを1日1時間ずつやる、みたいにすればよいかなと。
僕は結構衝動的なタイプなので、ギター持って練習していると、ついつい弾きなれて楽しいこととか、自分が衝動的にやりたいとその場その場で思ってやってしまうことに惑わされて気が散ってしまうんです。例えば、今はオールドジャズを基礎から学びたいのに、安藤裕子ののうぜんかつらのソロギターやっちゃったりとか。もちろんそういうのも無駄にはならないしやっていいと思うのですが、まず自分が本当になりたいと思っていること優先して、そっちの方向に正しく進んでいくためのメソッドです。
僕は結構衝動的なタイプなので、ギター持って練習していると、ついつい弾きなれて楽しいこととか、自分が衝動的にやりたいとその場その場で思ってやってしまうことに惑わされて気が散ってしまうんです。例えば、今はオールドジャズを基礎から学びたいのに、安藤裕子ののうぜんかつらのソロギターやっちゃったりとか。もちろんそういうのも無駄にはならないしやっていいと思うのですが、まず自分が本当になりたいと思っていること優先して、そっちの方向に正しく進んでいくためのメソッドです。
そのPARCの4つをもう少し詳しく整理したいなと思います。
Physical
弾きたいフレーズがあっても指がついていかないことが多々ありますので、それを改善するためのフィジカルなトレーニングです。ある種スポーツな世界。
属性
- インプット
効能
- フィジカルの向上
- タッチ/音色/アーティキュレーションの改善
具体的方法
- コピーしたフレーズなど弾き慣れているものをより正確に、より速く弾けるようにする。
- 動画を撮ってフォームをチェックする
Adlib
PARC中唯一のアウトプット練習。自分にとって超重要な練習。
属性
- アウトプット
効能
- 覚えたフレーズを使えるものにする
- 歌心の醸成
具体的方法
- マイナスワン音源(自作、iRealPro、YouTubeなど)を流してのアドリブ
- メトロノームのみでのアドリブ
- 完全無伴奏でのアドリブ
- 移動中にギターを持たずに歌ってアドリブ
- 書きソロ
- 人とセッションする
Repertoire
レパートリーを増やすことは、セッションを楽しみたいミュージシャンには必須と思われる練習。レパートリーを増やすことで逆に、パターン認識能力が磨かれ、それにより今までやった曲の理解も進み、音楽的にも成長しそうな気が(多様練習)。
属性
- インプット
効能
- 「この曲できる?」とセッション会場で言われた時に「えぇ、まぁ」と答えられる
- パターン認識能力が磨かれる
- コード進行やメロディーを分析することで音楽理論を身につける
具体的方法
- テーマを覚える
- コード進行を覚える
- ソロギターをしてみる
- 曲の進行に合わせてアルペジオを弾く
Copy
今、メインで取り組みたいと思っている練習。最初からオリジナリティを求めない。まずは人マネ。
属性
- インプット
効能
- ジャズの言葉、ジャズのフィーリングを学ぶ(音の選び方、リズム、アーティキュレーションetc)
- ボキャブラリーの増加
- イヤートレーニング
- フレーズの分析することで音楽理論を身につける
具体的方法
- 耳コピして譜面にメモ
- まずは40-60年代の音源を原典と捉えそこから中心に選曲
- フルコーラスにこだわらず、グッときた部分だけでもよい
- ギターだけでなくいろんな楽器を参考にする
最後に
常に練習をする時に、これはPARCのうちどれに当てはまるのかを考えて、なるべく1日のうちに4つの中で抜けがないかに注意します。もしくは4つのカテゴリーをまず意識して、今日はPの練習としてコレ、Aの練習としてアレ....という感じで進めます。練習によっては、2つのカテゴリーにまたがるものもあります。ちなみに、上記ではリズムなどの他の重要な要素があまり出てきませんが、リズムなどはいかなる場合にも意識して改善に努めるものであります。
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