僕は今まで新しい曲に取り組むときに、まず黒本などの譜面を目の前に置いて、それを見ながらコード進行やメロディーを学習する...ということを当たり前のようにやってきました。

おなじみ黒本↓↓


しかし、最近このやり方を改めています。

めんどうくさいのですが、譜面を参照する前に、まずギターを持ちながら音源を聴いてそれを耳コピして譜面に起こすというやり方が効果的なのではないかと考えて、実践しております。

これは、いわゆる生成練習と言えるかと存じます。

(生成練習をご存じない方はこちらをどうぞ↓↓)

読書感想文「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」(1)基本概念のまとめ



ジャズの現場では、譜面を渡されず自分の耳でついてこいという場面もあると聞きます。Miles Davis Quintetの"Relaxin'"に収録されている"If I were bell"の冒頭のマイルスもそんなことをメンバーに言っているみたいですね。ま、そんなドSな場面がなくても、耳でコード進行を認識することが重要であることは間違いないですものね。そのためにもこれは、一種のトレーニングになると思います。


音源のベース音を聞いて、ハーモニーを聞いて、自分の知っている理論で推論して、譜面を自分で描き上げていきます。


こんな感じで。
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間違えたところは消しゴムで消さず、どこを間違えたかわかるようにして訂正しております。
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それから、既成の譜面と答え合わせをすると。合っていると「いえーい」って嬉しいですし、間違っていると「なるほどねー!」となります。このように感情が揺れ動いた方が、その方が人間の記憶に残りやすそうじゃないでしょうか?


もちろん最初から譜面を見ちゃった方が時間的には圧倒的に早いのですが、上記のようないいトレーニングの機会を逸しているような気がしています。だから、最近僕はもっぱらまず自分の耳で聞いて、ギターで確認しながら譜面を作るようにしています。


これは他のことにもあてはまるかと思います。例えばフレーズをコピーするときも、最初から速度を落としたり一音一音止めたりして音を拾っていくよりも、まずはそのままのスピードでフレーズ全体を聴いてマネしてみる。ある程度自分なりの回答ができた時点で、速度を落としたり、一音一音止めたりして、答え合わせをするという感じで。


読書感想文「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」(2)参考になる話
上の記事でもメモしましたが、

重要なのは、学習のスピードではない。必要なときに即座に出てくるように覚えておくことである。

ということですから、焦らずじっくりいきましょう、俺!



ま、クソ真面目にこのやり方に執着する必要もないと思いますので、その時その時で手っ取り早く譜面を見るのか、あえて耳コピでいくのか、見極めてやっていきたいと思います。