パリ発クレオールジャズの代表的ピアニスト、グレゴリー=プリヴァ(Grégory Privat)の代表曲Le bonheurが好きすぎて、衝動的にコピーしてみました。


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コード進行は、1月のグレゴリー公演で、小沼さんとグレゴリーに添削してもらったので、割と合っているかと思います!

さて、曲を自分なりに分析してみました。
(どなたか間違いに気づかれたら教えていただけるとありがたいです。)


全体
  • A-A'-B-B'という構成
  • 14小節-14小節-8小節-8小節、1コーラス合計44小節
  • 原曲keyはAセクションがBb、Bセクションはそこから短3度先のDb
  • なにげ4拍子
Aセクション1回目に関して
  • 曲はIVM7から始まる
  • 3ー4はGmへ向かうII-V-I
  • 5、6のCmは7thがMajor。メロディックマイナーみたいになってジャズらしい響き(なのかな?)。エモい。
  • 5−7はII-Vと行くが、8の着地はIではなくトニックの代理であるIV#m7b5。
  • 7ー12までベースがクリシェで下がっていく
  • 9はサブドミナントマイナーのIVm7
  • 10のBb/DはDm7と超似ててIIm7みたいな役割か?
  • で、10ー13とIV進行で循環みたいになってる
  • 11のDb7はG7のウラかな
  • 14はIのBbに解決せず、IVへ
Aセクション2回目に関して
  • 14はBbから短3度転調したDbのVIm7
Bセクション1回目に関して
  • MajorのII-V-I、MinorのII-V-Iで構成されている
  • 7のC7がエモい
Bセクション2回目に関して
  • MajorのII-V-I、MinorのII-V-Iで構成されている
  • 6からKeyがBbに戻り、メロディーは1回目と同じFだが、コードが変わるので景色が大きく変わる


Gregoryの原曲の音源、相当にエモいです。
特に個人的には、アドリブソロではグワーって情熱的に盛り上がって、最後のテーマに戻ってきたときに、平静が訪れる、その景色の移り変わりが好きです。


しかし、なぜGregoryはこの曲にLe bonheur(幸福)と名付けたのでしょうか。曲調は美しいのですが、切なさや激しさといった、ある種ネガティブとも呼べる要素も感じます。一般的ないわゆる幸福の概念って、例えば、晴れ渡る空の下でポカポカのほほ〜んとした感じ、好きな人やものに囲まれてぬくぬくしている感じ、美味しいものをたらふく食べている感じ、、、のような気がするのですが、そういったものとはかなり違うような気がします。

それよりも何か好きなものに打ち込んでいて、うまく行かなかったりすることもあるけど、山あり谷あり、情熱を注いで自分の理想に向かっていくこと........それをグレゴリーは、幸福と名付けているような気がします。幸福とは全てがポジティブな要素で構成されているわけではないですもんね。グレゴリーの素晴らしいピアノサウンドの裏にも、並大抵ではない努力や苦悩があるでしょうし。完全に僕の勝手な解釈ですが。


ちょっと前にギターソロしてみております。




Grégory Privât(グレゴリープリヴァ)というピアニスト