4/19木曜、akiko&小沼ようすけコンサート@渋谷TRUNK HOTEL。

2016/3/11のTony Monaco、Gene Jacksonとのライブ@モーションブルー横浜以来、小沼ようすけさんのライブは行きまくった印象があるが、ボーカリストとのデュオ、歌伴を生で観るのはこの日が初めて。

TRUNK HOTEL

会場のTRUNK HOTELは、「みんなでホテルを作る」という新しいコンセプトが話題のホテル。ホリエモンチャンネルでも取り上げられていました。

 

渋谷の喧騒を少し抜けたとこにあるという立地が最高。

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一歩足を中に踏み入れた瞬間から、だいぶスーパーおしゃれで濃いぃ異空間が広がっておりました...。

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一階はバー&カフェみたいですが、コワーキングスペースでもあり、イベントスペースでもありみたいな、いい感じのごっちゃ混ぜ具合。
 
外の空間も開放的に広がっております。

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コンサートは4階のチャペルで行われました。

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チャペルに流れるいい感じの音楽にノリノリで体を揺らしながら開演を待ち、19:40くらいに小沼さん、akikoさん登場。

小沼さんはブラウンのハット、イエローの柄のシャツ、ベージュのパンツ、ブラウンのソックスと革靴。

あ、akikoさんて、このお姉さんはさっき一緒にエレベーター乗った人だ笑

セットリスト

1st

It dont mean a thing

akikoさん、マイクテストしてると思ったら、そのまんま演奏スタート!のっけからカッコいい。。。軽快な速いスウィングが心地よい。


Fly me to the moon

akikoさんダンジェロ製らしきウクレレを構えて始まった、緩やかに心地よいFly me to the moonKeyはなんだろと探してたけど、一小節めがDmぽいからFかな?


Friend and lover

この曲が小沼さんだけでなく、作曲にジャック=シュワルツバルトも入っていたのは知らなかった。ゆったりとしたテンポで。つい小沼さんの指板を研究してしまい、いくつかコード進行がわかりましたよ!


Beyond the sea

この日唯一の小沼さんのソロギター演奏。「チャペルで演奏してみたかった」と始めたのが、もはや小沼さんライブの定番とも言えるこの曲。しかし、なんでこんなに何回も観てるのに飽きないのだろう。。。ラルクの場合は、ライブ定番曲(Stay Away、link、Caress of Venus、Driver’s High、HONEYなど)になるとがっかりするのですが笑。自分もこれを少しコピーしたから、この曲の難しさがわかるし、わかるだけに小沼さんの演奏もとてもスリリングに見える。でもそんなスリルをよそに素晴らしいスペクタクルをたった一人で繰り広げるからマジで変態だと思う、このお方。。。なんかCD音源の構成の後に少し何か足しているような印象。


Rum and Coca Cola
トリニダードのトロピカル感溢れる曲で、可愛らしいけど当時の情勢を風刺的描いているそうな。小沼さんこんなトロピカルな曲の上でも、まるで現地人みたいに良い感じにソロしちゃうんだもん。すごいよ小沼さん。


Afro blue

John Coltraneの曲かな?パーカッショニスト小沼ゆうじさん参戦で、トリニダードからまたアフリカかどっか違うところに旅した感じ。

2nd

The reason of my tears

Akikoさんの曲。調性が薄い感じのすごい不思議な曲調。


スパルタカス 愛のテーマ

映画の曲らしいです。


Forget regret

ジャックシュワルツバルト作曲でRH factorのアルバムにも収録されているとのこと。これ初聴ですけど、めちゃめちゃいい曲ですわ。 翌日からハマっています。


A song for you

Akikoさんの曲。パーカッショニスト小沼ゆうじさん再び!


Songé mwen

akikoさんの提案でみんなで手拍子。小沼さんからのこの曲の手拍子のコツとして、「手を打ったあと、その音を慈しむ」という絶妙な説明があった笑。大盛況


One note samba

akikoさんの提案で、観客もフリスクや小銭入れなどでシャカシャカとパーカッション参加。akikoさんのこの曲についての解説がとってもおもしろかった。「One noteという名の通り、最初は一つの音だけでメロディーが作られていて、その後いろんな音が混じってくるのだけど、結局自分が言いたいこと、奏でたいことって1つで十分でしょ?喋りすぎたり弾きすぎたりするのではなく、一つの音を大事にしよう的な歌で、メロディーと歌詞が連動している」的なご説明だったかと。ミュージシャンの端くれとして深く胸に刻みたい。


Encore

Route 66

Akikoさん、お客さんにどんな曲を最後に聴きたいか問いかけたところ、盛り上がる曲をリクエストされ始まったブルース。おそらくBb。Akikoさんのノリノリのボーカルで会場もyeah!状態。そんなakikoさん、ギターソロになってからステージを降り、控え室に戻って何か取りに行ったのかな?と思ったら、取りに行ったのは、トランペットのおもちゃみたいなちっちゃい楽器(?)と、小沼ゆうじさん!目を閉じてギターソロを弾く兄におそらく気づかれることなくジャンベの前に座り、すーっと演奏にジョイン!小沼さん「おっ」て薄く目を開けたような。ギターソロはどんどん盛り上がり、なんとギターとジャンベの4バース!そんでもってakikoさんのトランペットのおもちゃソロに!これが意外なことに、個人的にめっちゃツボだった。yeah!! ジャズブルース?にジャンベっていけちゃうんだって思ったけど、全然いけちゃう!けど、小沼ゆうじさん的には初めての経験だったらしい!!



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akikoさんのモニター用に置かれたMarkAcousticアンプ

今日のミュージシャンについてなど

akikoさんと小沼ようすけさんは同じ2001年デビューで、旧知の仲のようで、デビュー前後はよくデュオで演奏していたそうですが、昨年2017年の第1回ライブ@TRUNK HOTELが久しぶりの共演だったようです。お互いが強固に独立していて、お互いに絡み合ったり離れたり自由で、そこから届けられる音楽は、たった二人しかいないという心細さを、まぁ全く感じさせませんよね。むしろゴージャス。本当に素敵で幸せな時間だった。

akikoさん

akikoさんは、初めて拝見しましたが、ジャズだけでなくあらゆるジャンルの曲を歌い上げ、観客を演奏によく巻き込んでくださったり、配慮してくださったり、素晴らしいシンガーでございました。個人的にはRoute66、It don't mean a thingの歌が特に印象に残ったかなぁ。

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小沼ようすけさん

で、問題は小沼さんですよ。この人かっこよすぎるわー。マジで。やんごとないわー......もっとインテリ的に言語的にこのすごさを表現したいのだけど、稚拙な言葉しか出てこないw。僕もギターをやってるので、小沼さんがどれだけ本番で難しいことをやっているかがちょっとはわかるんですよね。それをミスなく、もしくはミスを感じさせず、あれだけ華麗に弾ききるなんて。。。いや、僕もっと簡単なことを家で練習してるのにミスなく弾くようになれないんですが!みたいな。地球70周半差くらいありますな、こりゃ。え、土星?笑

(参考 Google調べ)
地球   40,075 km
土星 378,675 km

しかしながら、以前と比べたら、何をやっているかを理解できる数は増えているような気も。特に抑えているコードとか。でもソロになると.......涙。

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あと、あの引き出しの半端なさと使いどころの良さね。 本当ギターでいっろーんなことをやるわけですよ。エフェクターも駆使して。でもそれが決してこれ見よがしじゃないところがまたスゴイ!超効果的なんですよ。
で、この日認識したのは「小沼ようすけは手先だけでなく、足先も器用なギタリスト」ってことですね。ある曲のエンディングで、BOSS DIGITAL DELAYのルーパーの音を右足でキックを回しながら少しずつ減衰させていき、左足はSTRYMONのBIG BLUEのペダルをなんかいじっていて。で、当然その間も手はギターを演奏していて....。それはそれは、ちょーいい感じに着地しましたよ。
それに加えて、ボーカリストのマイクがハウろうが、チューニングしてなかったのに曲が始まってしまおうが、全てプラスの波に変えてしまうサーファー。もう、どんな形容の言葉も見つかりませんわ。


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ところで、ぼくが今日一つ気になったのは今日のガットギターとして選ばれた薄いボディーでスプルーストップと思われるガット。なぜ小沼さんがEchizenではなく、このギターを持ってこられたのかわからないのですが、個人的にはそのボディー厚に見合った感じの音がちょっと物足りなく感じました。Cordobaの55FCEもしくは GK Studioかと思ったのですが(下記外部記事ご参照)、ヘッドなどのパーツを見比べる限り違うぽい。どこのギターだろうか?


【レビュー】Cordoba コルドバのエレガット 55FCE Negra


【厳選】ライブにおすすめのエレガットギター3選


そして小沼さんのガットギターで傷が目立ってないというのがレアな気がw。EchizenとかTaylor(そういや、あのボロボロのギターは今どこにいるのだろう?)だったら今日のガットでの演奏どうだっただろうかと妄想したりしました。

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最後に

いやー、何はともあれ、最高に贅沢で、最高に幸せな時間でした。

最後に1枚。
akikoさんのマイクに繋げられたエフェクター。小沼さんのMCボイスをいじった以外何かに使ってたのだろうか?笑


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