1/27土曜、池袋Somethinの初心者ジャズセッションクラスに参加してきました。

僕はSomethinの"超"初心者クラスや、上級者の来るセッションには何度か参加したことがあったのですが、初心者クラスは初めてです。このクラスは3曲扱うのですが、毎月1曲が入れ替わっていくので、レパートリー増やしたいのと、僕は人前で弾くのがまだ慣れていないので、ガチのセッション場に通う前に経験を積んで場慣れをしたいという目論見で、今年は毎月通おうと決めたのが昨年末。

1月の課題曲は
Fly me to the moon
All the things you are
There will never be another you

こんなことを書きたくはないですが、個人的には自分の出来に関して期待値を下げて臨んだのですが、それは遥かに下回る最低の出来でした。

自分を楽にさせるために、経験でわかっているように。家でできることの60%くらいできればいいんだとExpressive writing(紙に感情などを書き出すメソッド)もして臨んだのに、周りの音を聴く余裕もなく、準備しておいたソロを弾こうとするのですが、緊張で指が思い通りに動かず、音は途切れ、また外し、、、これじゃ30%くらいしかできていないではないかと感じ、恥ずかしいのと、全然自分が成長していないことを突きつけられた気がして、堪らない気分でした。帰りは電車の中でもぼーっとしていて、何をする気も起きず、音楽すら聴きたくなく、お腹は鳴るけど食事をする気にもならず。。。結局、弁当とAcecookわかめとしじみカップラーメンを食べましたが、味がわからないほど疲れきっていました。翌朝起きてもあのセッションの光景やが強迫観念的に浮かんできて、起きたくなくなるほど。まるでトラウマのようでした。

2017年、ライブに出演したり、いろんな所でセッションして少しは経験を積んだつもりなのに....

平静を装ってはいましたが、内心絶望感。やっぱ向いてないんだ。ギターなんてやめた方がいいんじゃないかと自分に問いかけました。ここで損切りをして、違う生き方をする。たぶんそれも1つの選択肢なんでしょう。

でも、これが僕のバカなところなんでしょうが、もはや僕には音楽に入れ込むことをやめるということはできないのです。意志が強いとか逆境に強いとかそういうことではなくて、なぜかそういう感じなのです。とても大切な方々が応援してくださっているという事実も1つの要素です(家族や彼女ではありません。てか彼女いませんw)。その方々に「もうやめる」と言いたくありません。でも、外発的な要因だけではなく、自分の内なる心もまだ折れてはいません。

そこで、ただ「ダメだった」「自分なんて...」「散々だ!」とイメージだけでこのセッションを片付けてネガティブマインドに身を任せて凹みっぱなしになるのは簡単なのですが、そういうのにも飽きたので(笑)、そうではなくて冷静に客観的に分析しようと思いました。何がダメだったのか。どうしてダメだったのか。本当に100%全てがダメだったのか。

今回のセッションにどう臨んだのか整理してみる

Fly meは昔からやっている曲、All the things you areは一年前に少しかじってる、another youはほぼ初めてという状態。

<時系列>
  • 1/11木 All the things you areを練習し始める。でも1日の練習時間のマジョリティはポップスに割いている状態。
  • 1/16火 ポップスから離れセッション課題曲対策本格化。
  • 1/18木 another youを触り始める
  • 1/24火 All the thingsとanother youの書きソロを始める
  • 1/27土 セッション当日
(こういうのは日誌をつけていたからこそ具体的にわかります!メリット発見!)
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<曲への取り組み方の流れ>
  • コード進行の分析
  • ソロギター(コードを押さえながら、テーマを弾く)
  • 3度を把握する
  • 大きく捉えてアドリブを弾いてみる(keyのメジャースケールやナチュラルマイナースケール)
  • ドミナントモーションの箇所に知っているフレーズを当て込んでみる
  • 書きソロをする(Another you, All the things2コーラスずつ)
これでわかったこと。

まず、この3曲に対して、たったの16日、つまり2週間ちょっとしか費やせていません。本腰を入れたのがセッションの11日前。こんなんでうまくいくなら誰も苦労はしないでしょう。たったこれだけの準備期間でいい演奏ができるのはプロレベルなのではないでしょうか。2週間では長期記憶が形成できるのに不十分。短期記憶だけでセッションで戦えるほど、僕の中にジャズの土台はまだありません。まだ途上なのです。

逆に、たったこれだけの期間でこれほどの準備ができた自分に成長を感じます。曲に対する準備の仕方についてアイディアがどんどん出てきて、書きソロではフレーズアイディアもどんどん出てきたのです。Another youは1時間28分で1コーラスめを、次の2時間8分で2コーラスめを書いて、合計3時間36分を要しました。1日で書き上げられたのです。笑われるかもしれませんが、自分にとっては早くなったと思います。そして結構お気に入りのソロができました。(書きソロはめっちゃいいと思い始めています。長くなるので改めて書きます)

「自分は何も成長できてない、向いてないんだ」ということに対する反論

  • このセッションの翌日レッスンがあって、先生とAnother youをセッションさせて頂きました。そこでは割と冷静に楽しく演奏できました。
  • 家では頭を悩ませつつも、今までにないくらいアイディアが湧いてきて、あれも!これも!となっていて、超楽しくなっていました。音楽的にも間違いなく成長していると思います。
  • 超怖くてセッションの録音を敬遠していたのですが、思い切ってやっとの事で翌々日(つまりこれを書いている今日)聴きました。それが、現場で感じていたよりも弾けていたのです。前後のソリストと比べても遜色ないというか。。。

では今後どうするべきか

継続するしかないw
問題は、いかに本番緊張しながらも、震えないで演奏できるかです。「緊張」に関しても勉強していますが、緊張はしていいものみたいなのです。逆に緊張しているからこそいい演奏ができるという説も。だから緊張の中でいかに多くでも自分の力を出せるか。緊張しながらでも、いかに周りの音を聴けるか。具体的な対策は以下。
  1. 音楽能力の100%の絶対値を上げる。All the thingsやAnother youも、いちいち頭で考える必要のないくらい、コード進行、リハモ、フレーズなどが頭に入っていないとセッションで楽しむことなどできないと思います。僕はまだ頭で考えている状態。もっともっと習熟せねば。時間はかかるだろうけど。
  2. セッション経験をもっと積む。昨年2017年はなるべく人と演奏すること、人前で演奏する機会を作ったつもりでしたが、もっともっと経験を積まなくてはいけないのかもしれません。
  3. 瞑想。瞑想は脳の前頭葉のトレーニング。緊張して実力を発揮できないというのは、前頭葉のメモリが不安や緊張に食われてしまっていてパフォーマンスに集中できないことが原因のようです。その前頭葉を鍛えるのが瞑想!やるしかない!

このセッションを自分にとって「失敗」だったか?

今は「全然失敗ではない」と断言できます。
  • このセッションというプレッシャーがあったおかげで、必死に準備したので、特に何もなく練習していたより圧倒的に成長度がアップしたと思います。インプットもアウトプットも量が倍増したように感じます。
  • ギター仲間が1人増えました!すごくいい方で、連絡先も交換してくださいました。これからも一緒に切磋琢磨していけそうです。
  • このブログにも書いた通り、またいろんなことに気づくことができましたし、メンタルも強くなっている気がします。

というわけで、ジャズに本気で打ち込んでから、七転び八起きどころの騒ぎではないですが、また僕は起き上がるようです。
 
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とまぁ、自分に関する長ったらしい考察はこれで終了ですが、最後に余談(と言っても自分には重要なこと)。

この日のSomethin B1Fは超満員。大人気の先生、中野さんのラスト土曜日もいうこともあるみたいです。バンドは2つ作られましたが、それぞれにドラムが1.5人、ベースが1人に、フロント(管楽器、バイオリンetc)が4-5名、ピアノ、ギターが2,3名ずつ。。。多すぎて正直つまらなかったです。入った瞬間「うわっ」ってなって、帰ろうかと思いましたw。ソロもワンコーラスで、バッキングもほぼできなくて。

で、自分のことを完全に棚に上げて書きますが、大変失礼ながら、思ったよりレベルが高くないんです。もちろん上手い人もいたのですが、全体的にすごく単調で、リズムはバラバラ、ピッチも不安定、綺麗なトーンを出す人も少ない。ソロのフレージングも、インサイドにはいそうだけど、何を言いたいのかわからないというか。。。とりあえず合ってます、みたいな。数年前の自分はこのクラスを見学していて、わぁ上手いなーみんなと思っていたのですが、僕の耳も肥えてきたのでしょうか。ギターの先生が指摘してくださる通り、上手い人たちの中でやったほうがいいですよ、と。それって本当に申し訳ない気持ちになるし、恥ずかしいし、緊張もっとするし、嫌なんですけど、本当に自分の成長を考えたら、そういうセッションを選択した方が良いと僕の直感が無責任に言っています。

もう一度言いますが、僕は偉そうなこと言えるレベルではないと自覚しています。気を悪くされた方、万が一いたらごめんなさい。

僕に残された時間は少ない。
自分にももっとドSにならなくては。。。