ああ、小沼ようすけさんは、もう本当に楽しそうなライブイベントばかりで、こっちも忙しいな!笑。スルーできない。。。でも一説には、ジャズミュージシャンという括りで言うと、小沼さんは少ない方だとか?

今回は村上ポン太さん、坂井紅介さんとのトリオ。同じ編成で同じ場所でのライブは一年前にも観たことがあって、たいそう感銘を受けた記憶があります。Moonglowが特に印象的でした。僕は、小沼さんの音楽的七変化の中でも、特にトラッドなジャズな面が好きで、さらにドラムのいる編成も好きなので、今回はあまり迷わず予約!



この日も最&高 (©きゃりーぱみゅぱみゅ)だった...。

↓ご参考




開演時間から10分ほど過ぎた頃、まずドン・村上PONTA氏登場。少し遅れて坂井さん、小沼さん。

小沼さんの今日の出で立ちがこれまた最高にかっこいい...。白いニットのセーターにこうぴょんぴょんと装飾が生えてて(なんて言えばいいんだろ、あれ)、ブラウンの長髪の上にひょいとモスグリーンのハットをのせている。既にかっこよすぎる...。
(照明によってちょっと色の認識が違うかもしれませんが、、、) 

坂井紅介さんもアレ?今流行りのロングシャツですか!?


Coffee please

小沼さんオリジナル。やんちゃなイメージのあった曲だったけど、この3人の演奏は激シブだった!!


Well you needn't

Thelonius Monkの曲。タイトルは「お前いらない」って意味らしい。


Goodbye Pork Pie Hat

Charles Mingusの曲。Joni MichelやJeff Beckがカバーしたことで有名になった、とポン太さん。坂井紅介さんアレンジということで、ベースイントロで始まる。この曲知らなくて曲名のコールを「Goodbye Overhead」と聞き取っていたが、ちょっと違った。どうでもいい話ですがw


Ramblin'

Ornette colemanの50年代の曲とのこと。ルーパーで小粋に遊ぶ小沼さん。無線通信の電波が行き交っている的な効果音をその場で作って、出したり引っ込めたり。。。天才かっ!!引き出しの数!!


寿限無

山下洋輔さんの曲。落語のあの寿限無をジャズ音楽にしたそうだけど、これめっちゃかっこいいやん!テーマ激ムズそうだけど、小沼さん難なく弾いてたなぁ.....


<encore> 
 

Red Baron

Billy GrahamじゃなくてBilly Cobhamの曲。ビリーグラハムってググっても宣教師しか出てこないからおかしいなーって思ってたらコブハムだった。一年前はアンコールを求める拍手があったのに「アンコールなんかやんねーんだよ」ってポン太さんが言い放って本当にやらなかったんですが、今回は普通にあった。



プロの演奏を見るとよく思うが、この人たちって本当に人間?って勘ぐりたくなる。 



もう、小沼さんには本当にあんぐりしっぱなしでした。毎回そうだけど。本当この人なんなの?セットリスト的にもそんなに普段やり慣れていないであろう楽曲ばかりだろうに、リラックスして完全に自分のものにして演奏している感じ。アドリブソロでムーディーに音数少なく弾いてたと思ったら、急に速いパッセージでまくし立てて聴衆をフックして最高潮に持って行ったり、寿限無の複雑そうなテーマも難なく弾きこなし、気が利いていたり予想外なコンピングしたり、ルーパーで粋な演出したり。。。なんなんだ、その引き出しの多さは!


で、特にこの日印象に残ったのは、アドリブソロを終えるその瞬間!最&高 (©きゃりーぱみゅぱみゅ)にかっこいいねん!全曲!終わり方がめっちゃかっこええねん、終わり方が!美しすぎて、鮮やかすぎるねん!音的にだけでなく終わり方のビジュアルもかっこいいんですよ。


あともう一個。小沼さんはアドリブソロのコツとして、シンプルでいいからその場で生まれた一つのモチーフを、可愛がって育てていくという演奏が理想とよく語っておられるけど、まさに小沼さんのソロはそれが高次元で実現されているから聴いてる僕も楽しいんだ!と思った。


あともう一つどうでもいいことをレポートすると、小沼さんのギターヘッドが最前列の女性に超接近してるように見えて、いつかガン!とかって接触事故が起きるんじゃないかと少しヒヤヒヤしていた。
 



今回ステージで見た小沼さんギターは、Nishigakiギター1本のみ!
 


坂井紅介さんも、ほんと楽しそうにベース弾いててめっちゃよかった。ベースのことはよりわかんないけど、ともかくめっちゃかっこよかったし、素晴らしかった。


ポン太さんも、見た目は完全に闇組織のドンみたいなんだけど、すんごいお茶目で。特にMCとか。今回は前回より親近感湧いた。観客の視線や反応から判断するに、多くはポン太さんが最も「推しメン」だったような感じがあった。僕の隣の女性も一人で観に来られてていたけど、彼女もドラマーで普段そんなにジャズに親しんでいるわけではないけど、ポンタさんが来ると言うことで観にきたとか。へー、そういう感じなのか。



この日の唯一のストレスは、マイクが調子悪くてポン太さんMCが何万回も途中でブツッと切れてたこと。ポンタさんはマイク叩きつつ「怒ってないんですよー」ってニコってしてたけど、聴衆的にはだいぶ気になった。


ステージは本当に最&高 (©きゃりーぱみゅぱみゅ)だった。絶対また観に行きたい!