30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2018年03月


先日Charについてのブログで、Charが何事も人のマネからしか始まれないと語っていたと書きました。

そのあとも違う分野で同じような考え方に出会いました。

今度はホリエモンです。

堀江貴文のQ&A「オリジナルにこだわるな!!」〜vol.1012〜




今回はマンガ屋さんで、漫画家の三田紀房さんをゲストに招いてのディスカッションだったのですが、こんな意見交換がされていました。
  • みんなオリジナリティということにとらわれすぎる 
  • まず最初にうまくいってモデルをパクる
  • 全てのオリジナルは模倣から始まる
  • 自分が漫画家になるんだったらまず過去の作品をリメイクしたものを作る
  • ヒット作品は大体過去の名作が下敷きにある
  • 芥川龍之介もその一人。でも本人はそれで自分には独創性がないのではないかと嘆いていた
  • 落語の世界もそう。まずは古典落語をさらう(丸暗記)ことをしないと基礎ができない

とても興味深い内容です。

ジャズの世界にはいわゆる「リック」「II-V-Iフレーズ」など他人のマネをしてどうすると否定する向きもありますが、これらを薦めるミュージシャンもたくさんいます。

Wes MontgomeryもCharlie Christianをコピーしてクラブで演奏するということをしていたそうだし、小沼ようすけさんはGeorge Benson、Grant Greenなど、Pat MartinoはWes Montgomery、Sonny Sttitなど、CharはEric Clapton、Jimmy Pageなどを熱心にコピーしていたそうですね。僕は小沼ようすけさんのプレイがグッと来まくるので、コピーしていて、コピーしたいリストがパンパンですw

僕も普段はコピーしてますが、今後も堂々とコピーしていこうと思います!



最近、YouTubeのレコメンドがきっかけでCharの動画観ることがマイブームになっています。
自分が今入れ込んでいるジャズとはジャンルが違うとも言えますが、「Charかっけー」と惚れてしまいました。ギタープレイもさることながら、その出で立ち、喋り方もカッコいい!


そんなCharがとても参考になることを語っていたので、メモしておきたいと思います。


特に参考になったのが、この動画。




  • 人のマネからしか始まれない。そのやり方が耳コピだろうが動画だろうがなんでもいいと思う。
Charがギターを始めた時代は、耳コピしか方法がなかったとのことだが、選択肢が色々ある今の時代でもやはり耳コピを勧めるか?と問われてのコメント。だから現代の我々は活用できるものは、細かいこと気にしないで存分に活用してやればいいですね!!

  • 大切なのはその人の何をマネしたいかをハッキリさせること。いっぱいあるフレーズの中でも特に自分がカッコイイと思うフレーズがあるはず。もしくは、立ち姿、ファッションetc。
上の答えに続いてのコメント。このコメントからCharはコピーは、丸々じゃなくて良い派であると言えることがわかりました笑。

  • 3年間かけてCROSS ROADを耳コピした。
「同じ曲ずっとやってたんですね!?」と問われてのコメント。3年間かけて1曲完コピを目指したということなのでしょうか。これは色々手を出さずに、1つのことを完璧に仕上げるのも効果的ということを意味するのでしょうか?ま、でも想像するに、Charはその時期、他の音楽活動もしていたはずなので、文字通りそれだけやってたってことではないのでしょう。足掛け3年で1曲完コピしたと理解するのが自然でしょうかね?そうすると未だに僕は去年コピーしたWes MontgomeryのFour on sixのギターソロがフィジカル的に完コピできなくて少し悲しくなっていたのですが、まだ後1年半くらいある!と思って大丈夫でしょうか?笑

  • エレキに正しい弾き方なんてあってたまるか!
このコメントは違う動画で語っていたことですが、さすがRockギタリスト!! 笑  上の動画では「誤解して覚えたことが個性になっていると思う」とこれに近いことをコメントしています。



Charを見た影響で、かっこいい生き方とはなんだろう、ということを考えるようになりました。僕もこういうかっこいいおじさんになりたい。





いつもお世話になっているギタリスト露木達也さんと、小沼ようすけ15周年ライブで小沼さんに紹介されて知ったピアニスト永田ジョージさんのライブ。すごく気になっていたデュオだったのですが、ようやく観に行けました!


ところでところで。
僕は昨今、出かける用事を作るとき、瞬間的に決断できない。本当に行くべきか迷ってしまうのです。。。時間と脳のメモリの無駄だなぁと思いながら、やめられない。この悪い癖なんとか抜きたい。


でも今回、最終的に行くことに決めたのは、思えばピアノとギターのデュオがメインのコンサートを観に行ったことがなくて、個人的にもちょうどピアニストの仲間が見つかったところなので、今の自分の興味にも近いかなというのが一つ。それと永田ジョージさんのピアノを観たい観たいと思いつつ、一年以上過ぎてしまっていたのがもう一つ。。

 
吉祥寺Stringsというのは今回初めて行きました。吉祥寺駅北口から歩いて五分くらい?地下のお店にグランドピアノが置いてあります。


このDuoは基本的にブラジリアンがメインなようで、この日のライブもブラジルの曲をやったり、その他のジャンルのスタンダードをブラジリアンアレンジで演奏された。

自分がわかった曲はこちら。

Summertime
Stella by starlight
Wave
卒業写真(3月は出会いと別れの季節ということでチョイスされてました!)
New cinema paradiso
Words and music
Dralice(ドラリシ。夫婦喧嘩の曲だそうな) 

その他の曲は、ブラジリアンポルトガル語だったり、自分にブラジル音楽のリテラシーがないために、覚える前に聞き取れなかった。。。


この日、新たに覚えた単語は「ショーロ」。約150年前にブラジルでヨーロッパの音楽と現地の土着のリズムが組み合わさってできた音楽だとか。テーマを提示して即興をするというジャズに近い形態の音楽で、歴史はジャズよりも古いらしい。


この日のライブは最高に好きだった!永田ジョージさんの美しいピアノとパーカッシヴなボイス、そして露木さんのインクレディブルなギターとボーカル!パーカッションなしの、たった二人という編成でこれだけ豊かな音楽が成立するなんて。。

そして何と言っても二人とも超絶イケメン!ファッションもカッコいい。なぜ会場が二人に憧れる女性で埋め尽くされていないのかが理解できない。


二人とも素晴らしかったのですが、個人的には露木さんに度肝を抜かれました。やはり同じ楽器だからよりそのスゴさがわかりますし、会場的にピアノの手元は客席には見えませんでしたが、ギターはモロ見えだったのでわかりやすかったのだと思います。

露木さんのギターは、カッタウェイのあるエレガット一本でした。
指板を縦横無尽に駆け巡るその様は、ギターを、まるで自分の体の一部のようにコントロールしているという印象を持ちました。完全にギターを自分のものにしているというか。。。

バッキングもアドリブソロも、他の演奏のいかなる音も、一つ一つに説得力があって、歌われていたのですが、こちらから指板での動きを見て、何をしてるのかわからないことばかりでした。結構僕も練習を重ねて、わかることが増えてると思ったのに涙


他に気づいたことといえば、今日のお二人は演奏中、譜面をよく見ていたと思います。普段あまりやる曲ではないからでしょうか。それはつまり、ライブ毎にやる曲目が違うということなのでしょうね?

また観てみたいなー。


 


3/2金曜 ロイ・ハーグローヴ・クインテット@ブルーノート公演に行ってみた。

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I


僕のロイ・ハーグローヴとの最初の邂逅は、サキソフォニスト、マーシーさんの池袋でのライブ。そこで初めて聴いた「Strasbourg St.Denis」があまりにかっこよくて、それでロイ・ハーグローヴを知った。


その曲が収録されている「Earfood」ってアルバムを聴いてはいたものの、僕がちゃんと覚えているのはその一曲だけなのですが、このブルーノート公演を知って、行きたい衝動に駆られました。それだけあのStrasbourgを好きなのでしょう。


でも近頃忙しいので、そんな贅沢な時間を許していいのだろうか...と迷って、予約は結局当日の午前。予約番号は80番台。いつもの優柔不断。


ま、とにもかくにもやっぱりロイハーグローヴを生で聴いてみたいと思ったし、それに、ピアノはなんとあの海野さん!実際は、「なんとあの海野さん」と言うほど知らなくて、NewsPicksかなんかで、ニューヨークで活躍する日本人ピアニストというインタビューを読んで知っていたというだけなのですが、このロイ・ハーグローヴのグループに日本人がいるってシビれるわー。 


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開演時間21:00を少し過ぎた頃、プレイヤー達がステージへ。


これが、ロイ・ハーグローヴか!

なんか思ったより歳行ってる感がある。。。特に歩き方がじいさんぽい。でもまだ48歳じゃん!この歩き方をしているのは、足が悪いとか??それとも...


でも、ファッショニスタと呼ばれるだけあって、めちゃオシャレ。ベロアぽい生地で薄水色の上下セットアップに蝶ネクタイを付け、かわいいサングラスをかけている。


メンバー全員シャツにジャケット着用。ドレスコードでもあるのだろうか。


曲はほぼわからなかった笑

Strasbourg St.Denisはやらず!だからセットリストもよくわからず。アンコールでやった、Bring it on home to meはキャッチーだから直前の予習で覚えていたけど。


でも、Rhythm Change(循環)を聴けたのは嬉しかった!この曲だけ、Tシャツでおもしろメガネをかけた黒人のお兄ちゃんがステージに急に上がってきて、海野さんに代わってピアノを弾いた。この人誰?笑


MCはほぼなし、本編とアンコールの間もほぼステージを降りず、22:30頃まで一気に演奏は続いた。


最後の曲は、ロイとサックスが吹きながら客席を回ってそのまま楽屋に去り、続いてドラマーが去り、ベースが去り、そして最後に残されたピアニスト海野さんがソロを繰り広げて終わった。で、そのまま公演終了!!この最後の海野さんのソロ演奏がかなりグッときた。



ロイハーグローヴは、トランペットだけでなく、フリューゲルホルンに、ボーカルもやってた。よくわからないけど、あまり音を並び立てて、吹き倒す人ではないのかな?どちらかというと少ない音で歌う人という印象。対照的にサックスの人が吹き倒す人だったから、そのコントラストがおもしろかった。テンポのめっちゃ速い曲もあったのですが、確かロイハーグローヴはソロを取らなかったような?その速い曲で、ベースが涼しい顔で弾いてたのは印象的だったなぁ........



個人的な感想としては、まぁまぁ楽しめたという感じ。他のジャズライブとかと比べると感動度合いはマックスではなかった。なんでだろう?

席?

曲をあまり知らないから?いや、でもドノヴァンとかも知らなかったけど強烈に楽しかったしなぁ。

ジャズ的なリテラシーの不足?

それとも単純に好み?



とは言ってもロイハーグローヴ・クインテットかっこよかったです!

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余談ですが、ブルーノートのこのジャズレジェンドたちのパネル、めっちゃカッコいいですよね!やっぱギタリストに目が行ってしまうので、ジョーパス、ジムホームが特に印象に残ったけど、これを見るのがブルーノートへ行く楽しみの1つになりそう!

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