30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2018年03月


個人的に、iRealProはすごい便利だとは思うのですが、好きなツールかと言われればそうでもありません。

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理由は一つだけで、あの無機質な伴奏は心地よい音楽とは感じられないからです。
練習後にその音が脳内に流れてきたりして、「あまりインプットしたくない音だな」と感じます。 

マイナスワンで練習したいのであれば、
  1. 自分でバッキングトラックを作る
  2. メトロノームだけ鳴らしてコードは頭の中で流す(難しい。。。)
  3. リズムもコードも頭の中で流す(もっと難しい。。。)
という方法もありますよね!

1は当然ながらバッキングの練習にもなりますよね。
2はコードや曲の進行を把握するいいトレーニングになります。

しかしながら、ギタリストやピアニストにとっては1は比較的簡単ですが、管楽器やドラム、ベースの人たちにはやや難しいでしょうか。。

ま、でももちろんiRealProが便利であることには変わりはないので、頼りすぎずに本当に必要な時だけ使っていきたいなという感じですね!

 


このエントリは

読書感想文「使える脳の鍛え方 成功する学習の科学」(1)基本概念のまとめ

の続きです。

先のエントリ(1)では、科学的に証明されている効果的な学習方法の基本、

想起練習
省察
間隔練習
交互練習
多様練習
生成練習

について書きましたが、その他にも参考になる話がたくさんあったので、ここには13個厳選してメモしておきたいと思います。(13ってすごい中途半端w 厳選ではないですね。もはやただの選です。)


1)創造力と知識は対立しない。知識という土台の上に創造力が活かされる。
音楽理論は邪魔にならないですね!


2)大切なことは学習のスピードではなく、必要な時に思い出して使えること
早く上達したいがために早く覚えなきゃ早く次に行かなきゃ!と焦りがちですが、焦る必要はないということですね。


3)睡眠は記憶の統合に大切 
寝る時間もったいないな、ギター触りたいとか思っちゃいますが、寝ることも練習と捉えますか。


4)完全のコツをつかむ前に次に行く
2)と矛盾するように見えるかもしれませんが、その代わり間隔練習で何度も繰り返して時間をかけて定着させるということなので、矛盾しません!気持ち的には1つのことを100%仕上げてから次に行きたいところですが、科学的にはそれは効率的ではないようです。


4)集中練習よりも間隔練習、交互練習が大切なのは、コンテクストを判断し、問題を見分け、数ある可能性のなかから正しい解決策を選び、応用する方法が学べるから。種類を見分けるというプロセス、判別力が重要。
これはジャズにまんま当てはまる感じですよね。例えばですが、「コンテクスト」とはジャズで言えば、リズム、曲の調、テーマのメロディー、「問題」とはコード進行、「解決策」とはアドリブと捉えられるでしょうか(だいぶ大雑把ですが...)ということは同じ曲ばかりに取り組むよりも、いろんな曲を練習した方がよさそうですよね。
 

5)繰り返し想起練習することは長期記憶に不可欠
以前やったことを忘れるのは普通であるということですよね。でも、、、プロってスタンダードの曲とかどんな曲でも、あたかも今でも常にやってますっていう感じで演奏しますよね....。


6)トマスエジソン「失敗はしていない。うまくいかない方法を、一万通り見つけただけだ 」
励みになる良い言葉😂


7)多くの場合、個人の判断や学習は、より経験豊富な同僚と仕事をすることで、改善される。

一人でこもって練習するだけじゃなくて、切磋琢磨する仲間がいた方が成長が早いということでしょう。


8)
医学、科学、音楽、チェス、スポーツなどの専門的な活動は、長く信じられてきたような生来固有の能力ではなく、何千時間もの熱心な練習で少しずつ蓄積された技術の成果であることが証明されている。
才能ではなく、決意、好奇心、自制心。
「お前言ったな!?本当だな!?」という感じですよね。音楽の才能は遺伝の要素が大きいという記事を見て蓋をしたことがありますが、、、。あった、これです。

音楽の才能は遺伝が9割。スポーツの8割を上回る結果に 


9)知能は生まれつき決まるものではなく、努力次第で向上するし、そう信じた方がより成長する
自分はだめだーと嘆く行為は愚かだということですね。


10)習慣になった行動は、大脳基底核という脳の深い部分から指示が出る。長期にわたる訓練や反復学習を行うと、目の動きなどの無意識な行動の制御と同じく、その深い部分に記憶されると考えられる。 
この大脳基底核というところに音感、リズム感、歌心、フレーズ、ハーモニー、全てをぶち込めばいいわけですね!


11)成果を目標にするか、学ぶことを目標にするか。成果主義は自分の潜在能力を制限する。見せびらかすのが目的なので、同じできることを繰り返す。学ぶのが目的な人は、あえて難しい課題を選び、そこから学びを得ようとする。
これは胸に刺さりました。僕はたぶん成果を目標にしていました。この話は「嫌われる勇気」で言うと、エネルゲイア的な生き方(目標到達までの過程の一つ一つが目的)とキーネーシス的な生き方(目標到達以前の未熟な状態は不完全である)の話に似ているでしょうか?


12)手を止めては今何を読んだか?何を意味してるか?を考える。 
これは2)に通じるところがあるかもですね。僕は読書という作業を早く終えたいというスピード重視の言わば焦りと、単純に振り返ったり要約したりするのめんどくさいという怠慢によって、先を読み急ぐ傾向にありましたが、定着があんまよくないと思っていました。ケースバイケースとは思いますが、しっかり読みたい本は時に手を止めて想起練習したり、人に話したり、ブログに書いたりしたいと思います。


13)初稿はひどいおしゃべり。実際に書いてるのは1日2、3時間だが、頭は24時間考えてる。ただし下書きが必要。 (作家の例)
最近、ギターを持っていない時間に、課題曲のフレーズのアイディアが浮かぶなどということを経験しているので、このように実は脳は知らないところで処理してくれている、考え続けてくれているというのは、なるほど!という感じ。だから、徒にギターを触る時間を増やせばいいというのではなく、ギターを触ってない時間をいかにギターのために有効活用するか、いかに脳が音楽を考える環境を整えるかというのが大切な気がしています。




とても内容の濃い本です。
実践しながら、時々また読み返して、着実に自分の音楽力を上げていきたいと思います!



 



長年の疑問が解消された!
勇気づけられた!
あとは実践あるのみ!

という、ありがたい本を読み終えました。

「使える脳の鍛え方」です。
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効率的な学習方法について科学的に解説してくれています。
日々、効果的な音楽の練習に悩む僕の疑問に対してたくさんのアドバイスをくれました


僕がこの本から学んだことは下記です。
あえて、本を開かずにメモも見ずにまず書いてみます!



(1)一つのことを習得するためにそれを集中して何度も何度も同じことを繰り返す練習方法(集中練習)など、人が直感的に正しいと思っている学習方法は多くが正しくない


(2)科学的に証明されている正しい学習方法

  想起練習:一度学んだ教科書をただ再読するのはあまり効果がなく、何が書いてあったかを教科書を開かずに思い出したり、小テストするなど、自分の頭でまず思い出そうと努力することが効果的。この小テストというのは本の中で何度も激推しされている!

  間隔練習:覚えたいこと、習得したいことは一度では身につかない。忘れかけた頃にまたそれを思い出してトレーニングすることで記憶は定着する。ある知識や技術を必要なときに反射的に実戦で使えるようになるためには、瞬時に長期記憶の貯蔵庫から取り出してくる必要があり、その回路を脳内に作ることこそ学習の本質。

  多様練習:一度に同じ種類のことばかりを連続して学習するのではなく、いろんなことを混ぜながら取り組むのが良い。例えば、野球でバッターはストレート、カーブ、チェンジアップを球種ごとに練習するよりもランダムで練習した方が、実戦で成績を残すことができるらしい。違う課題の中に共通点や規則性を見出してより強固なメンタルモデル(実戦で課題に対応するためのノウハウの集合体?)を作ることができるのだとか。また例としておもしろかったのは、子供の玉入れの実験で、あるグループはずっと90cm離れたところから、もう一つのグループは60cmと120cm離れたところから練習をして、両グループに90cm離れたところから投げさせると、なんと後者の方が成績が良かったのだとか!

  生成練習:知らない問題でもいきなり答えや教えを求めるのではなく、まず自分なりに模索し、それから正解に当たった方が学習効率が良い。


(3)その他

  成功するのに大切なのは才能ではなく正しい努力:ミケランジェロもシスティーナ礼拝堂の壁画を描いた後「私がこれを成し遂げるためにどれだけの努力をしたかを皆が知れば、大したことではないとわかるだろう」と言ったらしい。また、人は才能を褒められるよりも、頑張ったことを褒められた方が伸びるということも実験で証明されているそう。

  記憶の宮殿:記憶を助けてくれるものは、まず一つは海外でも語呂合わせというのが一般的らしい。また、何かストーリーを覚えたければ、行きつけのカフェや家など馴染みのあるところで、そこに置いてある物とリンクさせて覚えるといい。



ここまで、敢えて何も見ずに自力で書いたのも、想起練習の一環!
そして、ここからは他に印象に残ったことをメモを見ながら補足などを。

.......ああ、いくつか重要な概念が抜けていた💦


まず、交互練習。一つの課題を延々と集中して取り組むのではなくて、いろんな課題や方法を混ぜた方が良いということですね。多様練習とほぼ同じなような気がしますが。。。

そして、省察!この概念は想起練習とごっちゃになっていましたが、要はイメージトレーニングだと理解しています。例えば、ライブやセッションなどを振り返ってみて、もっと良い方法はなかったか、次に活かせることはあるかなどを考えるということですね。学習記録をすることも良いとのこと。



........そして、メモには他にも興味深い内容が多すぎて、どれをここに書いたらいいかまとまらないので、それは別エントリで書きます。今回はまず基礎概念をまとめたということで、この辺で。。。






ギターの先生から、リズムと音感はやっておいて損はない!と常に言われています。

でも最近、音感についてはすっかりおざなりしていたと感じているので、今日は音感について考えてみたいと思います。

本当は、、、音感の不足している人は、それに特化した音感トレーニングに時間と労力を割いた方がいいんですよね、きっと。でもそのためだけのレッスンに通うのも時間もお金もかかるし、正直なんだかあまり楽しくなさそうですよね。。。一時期テキストでトレーニングしていたことがあるのですが、あんまり楽しくなかったです。


そんな僕に先生は、まずは簡単に始められて日常でできる3つのトレーニングを教えてくださいました。それは、「チューニング」、「歌うこと」、「耳コピ」です。


まずはチューニング。これはチューナーを使わずに自分の耳を頼りにギターをチューニングするということです。完全に自分の耳に頼ることはかなり難しいですが、5弦のA音を音叉的なもので合わせて基準さえできれば、だいぶハードルは下がりますよね。で、音叉を普段から持ち歩くのは面倒ですが、最近はスマホのアプリでも音叉と同等の機能が付いてたりしますよね。下の写真は、メトロノームアプリ「SmartMetro」のセッティング画面ですが、ここに音叉みたいな機能が付いています!しかもA音だけではなく、12音階あって、A=390-465まであるみたいです!!誰がA=390とか465を使うのかはわかりませんが、すごい高機能ですね。(中島美嘉さんはA=430だという噂があるみたいですね!)

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そして歌うこと。
これはカラオケに限らず、フレーズ練習やコードトーン練習など、ギターで音を出すときに一緒に歌うというやり方も効果ありそうですよね。でもこれ最近サボってました。。。というかこの練習はギター持ってない時でもできますよね。練習したフレーズやスケールを思い出して歌ってみるというトレーニングなんか効きそうですね!!そして、究極はGeorge Bensonや巷のプロのように、ギターソロを歌声とユニゾンして披露するというあの境地ですな...


最後に耳コピ。
耳コピがイヤートレーニングだという認識はありませんでしたが、そう捉えるとやる意義が倍増して善いですね!


他に思いつくのは、音楽を聞くときに一緒に歌う、カラオケに行って思いっきり歌う、街中で聴こえた知らない曲もその場でシャドーイングする、耳コピアプリを使う、でしょうか。



まずはすぐに始められるところから意識して取り入れて耳トレを習慣化していきたいと思います!



弦交換の作業っていまだにスムーズにできた記憶がなくて、時間も取られるし(45〜70分くらい...)、あまり好きじゃないのですが、Antonio Sanchezの弦交換をすることにしました。


一体いつぶりだろう?
ひょっとしたらだけど、去年の7月以来かもです。。。
ということは9ヶ月間近く同じ弦を使って弾きまくっていたのかもしれません。。。


弦交換をしようかと思ったきっかけは、最近彼女を弾いてて(ギターはフランス語では女性名詞ですw)、なんか気持ちよくない、音が前に出ていかない、と漠然と感じていたからです。ネックの反りなのか、弦高なのか、原因がよくわかりませんでしたが、錆も目立つこの弦を変えれば何か変わるかもしれないと思ってまだ切れてもない弦を交換することに。ちなみにこのギターは毎日触ってます。
 
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特に3、4弦の3-9fあたりが特に錆びてる!
 
でも、
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裏は錆びてない!
てことは、錆の原因は指先とかフレットなど何か別の物体に接地することなのでしょうかね?


僕のお気に入りの弦はこれです。1-3弦がブラックナイロンでカッコいいし、丈夫で結構長く持つし!
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ガットを手にした当初はオーガスチンを張っていましたが、すぐに巻き弦がフレットとの接地部が禿げてダメになって耐久性に難がありました。

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さて、弦交換です。
今回もまあストレスなく作業完了することはありませんでした...。


まず、弦をはずし終わる頃に、ナットやサドルがポロっと転がり落ちるんですよね。で、後で向きが合ってるか不安になるという。一度ES275で、ブリッジを6弦側と1弦側を逆に取り付けてしまって、なんかおかしいなーと感じてクロサワ楽器に持っていって指摘されるという恥ずかしい思いもしました。


今回の最大のストレスはこいつ。
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弦を全てはずし終わった後、サドルがポロッと取れるまではいつもの話。その後パッと見たら、見覚えのないヒモが!!まるでチンアナゴのように顔を出しているではありませんか。

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こんなヒモあったっけ?
果たしてこいつはサドルの下に敷かれていたものなのか、ボディーに引っ込んでいるべきものなのか?現状を見るにきっと、サドルの下にいたのであろう長さで表に出てるけど、とにかくすごいNice to meet you感。しかもボディーの中から引っ張れるし、ストッパーとかもないから、上に出ていなくてもいい感もある。いや、でもボディーの中にこんなヒモがあったとして、A quoi ça sert? (何の役に立つの?というフランス語)。とかなんとか考えながらいじってたら、最悪の事態。ヒモがストッパーないもんだから、完全にボディー側に引っ込んでしまった。やべ!!手探りで中の穴からヒモをまた通し、なんとか現状回復。で、そのヒモを横たえさせてサドルを上から置くが、まぁサドルをはじいて安定して置かせてくれない!イライラ。これは弦を張ることで抑えるしかないと、6弦を急ぎ張る。




で、巻きつけ方を思い出すのにも少し苦労します。アレこうだっけ?みたいな。今だにYouTube観たりします...。でもここはやり方わかってればちょっと気持ちいいですよね♫ ギブソンのギターよりここは好き。案の定やり方覚えてなくて最初ちょっと思い出すのに時間かかったけど、5-1弦は割とスムーズに!

サドルもその下のチンアナゴも大人しくなった!


で、このままその日のレッスンに珍しく持っていこうと思ったんですが、チューニングが安定しない!笑 最初安定しないのは織り込み済みだったけど、レッスンの最初に弦を安定させる時間などないしということで見送り。。。レッスンご帰宅してからずっと触っていましたが、チューニングが安定しませんでした。特に2、3弦がすぐに緩む。。。ガットの弦交換は少なくとも使う日の前日までに済ませたいですね!




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