30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2018年01月


最近、僕はなんでも五線譜やTAB譜に書くことがマイブームになってきました。


コピーしたフレーズ
思いついたフレーズ
見つけたアルペジオ
イントロのアイディア
作ったアドリブソロ(いわゆる書きソロ)

などなど


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理由は3つあります。

1)分析しやすい
これは特にコピーしたフレーズや思い付いたフレーズについてですが、僕の場合、指板と指だけではいまいちフレーズを紐解くことが難しいです。紙に書き出した方が、このフレーズはこういうコード進行の時でこう弾いているのか!ということを理解しやすいです。そして落ち着いてきちんと分析して整理したものの方が他への応用が効きやすいとも思います。どういう場面で使えるか

2)記憶に残りやすい気がする
記憶というのは位置情報と関連づけられると残りやすいようです。メンタリストDaiGoさんは、そのために、メモを取るときはルーズリーフではなくノートを勧めていたことを思い出します。音を耳だけで覚えられる人には笑われるかもしれませんし、僕でも特に書いてないフレーズとかを急に思い出したりすることもありますが、もっともっと思い出せる量を増やしたいので、この手法を利用しようと考えています。

3)新たなことを発見しやすい
楽譜に書くということは、リズムを正確に把握しなくてはなりません。すると、「あ!このフレーズはこの小節の一拍半休んでから入るのか!」とか「あー、ここは三連符なのね!」とか発見できるというか整理できます。なので弾く時にもそれを意識することができます。リズムが超大事であることは、特にプロの方々から常に指摘されますが、リズムよく弾けるようになるには、まずそのフレーズのリズムを正確に把握していることがとても有効だと思います。そのためにも書いて整理するというのは大きな助けになると思います。



次に方法論です。

まず、五線で音符として書くか、TAB譜で書くかという選択肢がありますが、僕は基本的に音符で書いて、めんどくさくなった時や、指板でメモしていた方がいいなと思う時はTAB譜で書いています。音符で書いておくと、あとで忘れた時に指板をもう一度探すことになりますが、これこそが音符で書くメリットです。以前と違うポジションを見つけられるし、これは逆説的に聞こえるかもしれませんが、効率的な勉強という観点から、復習時にはノートはわかりづらい方がいいらしいのです。例えばノートの字は汚い字で書かれたものを復習した方が記憶を強化するらしいです。思い出そうと脳がより頑張るからというのが理由です。

そして、各小節にはコードネームを振って、音符の上か下にそのコードに対するディグリーを書きます。

で、そのフレーズに関する情報を日本語でメモしておきます。出典(曲、アーティスト)、自分がいつ思いついたか、どういう時に使えるかetc。

ディグリーや日本語メモなど、普通の楽譜には無い情報は青ペンで書いてわかりやすようにしてます。

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譜面に書くという行為、めんどうくさいように見えるかもしれませんが、僕は結構楽しめるタイプみたいです。時間がかかってしまうのが難点だなーと思いつつもその分の見返りはあるのではないかと思って取り組んでいます。



さて、この譜面にメモしておくという行為、一流のミュージシャン達はどうなのでしょうか。
(敬称略)

道下和彦:道下さんの教則本、無窮動トレーニング、僕は買ってほぼやらなかったのですが、コラムで書きソロについて書かれていました。僕はこの本で初めて書きソロという概念に出会いました。

小沼ようすけ:イシバシ楽器のコラムで、コピーしたフレーズを自分なりにノートに書き留めていた、と書いています。

宇田大志:ジャズ始めたばかりの時、先生とのレッスンで、先生が弾いたソロを全て録音してトランスクライブしていたとYouTubeチャンネルで語っていました。ノートも見せてくれて、一音一音ディグリーが振られ、分析されていました。

Pat Martino:YouTubeで上がっている、インタビュー動画で"Did you transcribe ?"と「(子供の頃コピーしていた時に)トランスクライブしたか?(譜面に書き起こしていたか?)」と問われ、"NO!"と答えていました。

ちなみに前のギターの先生は、トランスクライブは必要ない派でした。

というわけで、書いてもいいし、書かなくてもいいし。
人それぞれ、ミュージシャンそれぞれです。
学道に王道なし、音楽にも王道なし!
僕もそのうち書かなくてもできる派になりたいと思っています!



最後に、オススメの道具です。

五線譜は、僕は五線譜とギターTAB譜が一体になっているものが好きです。

https://www.aki-f.com/dl/item.php?id=g_5sen_tab
オススメです。
書きやすいです。難点は縦線が入ってないので、毎回書き加えなくてはなりません。。。
縦線入れてから印刷すれば良いのでしょうね。

http://uda335.com/?p=1322 
これもいいです。最初から縦線入っていますし。
1ページに7段もありますし。上のと比べると線と線の感覚が狭いですが、特に問題ありません。

でも上でも書きましたが、ルーズリーフよりも閉じられているノートの方が記憶に残りやすい、、、というDaiGo師匠の言葉に影響され、こちらのノートを買ってみました!今度レビューします。

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ペンは、ボールペンだけど、消すことのできるフリクションの3色ボールペンが重宝しています!
鉛筆だと汚くなってしまうし、ボールペンで消せないのは不便なので、フリクション最高です!

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では!





1/27土曜、池袋Somethinの初心者ジャズセッションクラスに参加してきました。

僕はSomethinの"超"初心者クラスや、上級者の来るセッションには何度か参加したことがあったのですが、初心者クラスは初めてです。このクラスは3曲扱うのですが、毎月1曲が入れ替わっていくので、レパートリー増やしたいのと、僕は人前で弾くのがまだ慣れていないので、ガチのセッション場に通う前に経験を積んで場慣れをしたいという目論見で、今年は毎月通おうと決めたのが昨年末。


1月の課題曲は
Fly me to the moon
All the things you are
There will never be another you


こんなことを書きたくはないですが、個人的には自分の出来に関して期待値を下げて臨んだのですが、それは遥かに下回る最低の出来でした。

自分を楽にさせるために、経験でわかっているように。家でできることの60%くらいできればいいんだとExpressive writing(紙に感情などを書き出すメソッド)もして臨んだのに、周りの音を聴く余裕もなく、準備しておいたソロを弾こうとするのですが、緊張で指が思い通りに動かず、音は途切れ、また外し、、、これじゃ30%くらいしかできていないではないかと感じ、恥ずかしいのと、全然自分が成長していないことを突きつけられた気がして、堪らない気分でした。帰りは電車の中でもぼーっとしていて、何をする気も起きず、音楽すら聴きたくなく、お腹は鳴るけど食事をする気にもならず。。。結局、弁当とAcecookわかめとしじみカップラーメンを食べましたが、味がわからないほど疲れきっていました。翌朝起きてもあのセッションの光景やが強迫観念的に浮かんできて、起きたくなくなるほど。まるでトラウマのようでした。

2017年、ライブに出演したり、いろんな所でセッションして少しは経験を積んだつもりなのに....

平静を装ってはいましたが、内心絶望感。やっぱ向いてないんだ。ギターなんてやめた方がいいんじゃないかと自分に問いかけました。ここで損切りをして、違う生き方をする。たぶんそれも1つの選択肢なんでしょう。

でも、これが僕のバカなところなんでしょうが、もはや僕には音楽に入れ込むことをやめるということはできないのです。意志が強いとか逆境に強いとかそういうことではなくて、なぜかそういう感じなのです。とても大切な方々が応援してくださっているという事実も1つの要素です(家族や彼女ではありません。てか彼女いませんw)。その方々にもうやめると言いたくありません。でも、外発的な要因だけではなく、自分の内なる心もまだ折れてはいません。

そこで、ただ「ダメだった」「自分なんて...」「散々だ!」とイメージだけでこのセッションを片付けてネガティブマインドに身を任せて凹みっぱなしになるのは簡単なのですが、そういうのにも飽きたので笑、そうではなくて冷静に客観的に分析しようと思いました。何がダメだったのか。どうしてダメだったのか。本当に100%全てがダメだったのか。


今回のセッションにどう臨んだのか整理

Fly meは昔からやっている曲、All the things you areは一年前に少しかじってる、another youはほぼ初めてという状態。

<時系列>
  • 1/11木 All the things you areを練習し始める。でも1日の練習時間のマジョリティはポップスに割いている状態。
  • 1/16火 ポップスから離れセッション課題曲対策本格化。
  • 1/18木 another youを触り始める
  • 1/24火 All the thingsとanother youの書きソロを始める
  • 1/27土 セッション当日
(日誌をつけていたからこそ具体的にわかります!メリット発見!)


<曲への取り組み方の流れ>
  • コード進行の分析
  • ソロギター(コードを押さえながら、テーマを弾く)
  • 3度を把握する
  • 大きく捉えてアドリブを弾いてみる(keyのメジャースケールやナチュラルマイナースケール)
  • ドミナントモーションの箇所に知っているフレーズを当て込んでみる
  • 書きソロをする(Another you, All the things2コーラスずつ)

ここでわかること。
まず、この3曲に対して、たったの16日、つまり2週間ちょっとしか費やせていません。本腰を入れたのがセッションの11日前。こんなんでうまくいくなら誰も苦労はしないでしょう。たったこれだけの準備期間でいい演奏ができるのはプロレベルなのではないでしょうか。2週間では長期記憶が形成できるのに不十分。短期記憶だけでセッションで戦えるほど、僕の中にジャズの土台はまだありません。まだ途上なのです。

逆に、たったこれだけの期間でこれほどの準備ができた自分に成長を感じます。曲に対する準備の仕方についてアイディアがどんどん出てきて、書きソロではフレーズアイディアもどんどん出てきたのです。Another youは1時間28分で1コーラスめを、次の2時間8分で2コーラスめを書いて、合計3時間36分を要しました。1日で書き上げられたのです。笑われるかもしれませんが、自分にとっては早くなったと思います。そして結構お気に入りのソロができました。(書きソロはめっちゃいいと思い始めています。長くなるので改めて書きます)


自分は何も成長できてない、向いてないんだということに対する反論
  • このセッションの翌日レッスンがあって、先生とAnother youをセッションさせて頂きました。そこでは割と冷静に楽しく演奏できました。
  • 家では頭を悩ませつつも、今までにないくらいアイディアが湧いてきて、あれも!これも!となっていて、超楽しくなっていました。音楽的にも間違いなく成長していると思います。
  • 超怖くてセッションの録音を敬遠していたのですが、思い切ってやっとの事で翌々日(つまりこれを書いている今日)聴きました。それが、現場で感じていたよりも弾けていたのです。前後のソリストと比べても遜色ないというか。。。

では今後どうすべきか?
継続するしかないw
問題は、いかに本番緊張しながらも、震えないで演奏できるかです。「緊張」に関しても勉強していますが、緊張はしていいものみたいなのです。逆に緊張しているからこそいい演奏ができるという説も。だから緊張の中でいかに多くでも自分の力を出せるか。緊張しながらでも、いかに周りの音を聴けるか。具体的な対策は以下。
  1. 音楽能力の100%の絶対値を上げる。All the thingsやAnother youも、いちいち頭で考える必要のないくらい、コード進行、リハモ、フレーズなどが頭に入っていないとセッションで楽しむことなどできないと思います。僕はまだ頭で考えている状態。もっともっと習熟せねば。時間はかかるだろうけど。
  2. セッション経験をもっと積む。昨年2017年はなるべく人と演奏すること、人前で演奏する機会を作ったつもりでしたが、もっともっと経験を積まなくてはいけないのかもしれません。
  3. 瞑想。瞑想は脳の前頭葉のトレーニング。緊張して実力を発揮できないというのは、前頭葉のメモリが不安や緊張に食われてしまっていてパフォーマンスに集中できないことが原因のようです。その前頭葉を鍛えるのが瞑想!やるしかない!

このセッションは自分にとって失敗だったか?
今は「全然失敗ではない」と断言できます。
  • このセッションというプレッシャーがあったおかげで、必死に準備したので、特に何もなく練習していたより圧倒的に成長度がアップしたと思います。インプットもアウトプットも量が倍増したように感じます。
  • ギター仲間が1人増えました!すごくいい方で、連絡先も交換してくださいました。これからも一緒に切磋琢磨していけそうです。
  • このブログにも書いた通り、またいろんなことに気づくことができましたし、メンタルも強くなっている気がします。

というわけで、ジャズに本気で打ち込んでから、七転び八起きどころの騒ぎではないですが、また僕は起き上がるようです。
 
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とまぁ、自分に関する長ったらしい考察はこれで終了ですが、最後に余談(と言っても自分には重要なこと)。

この日のSomethin B1Fは超満員。大人気の先生、中野さんのラスト土曜日もいうこともあるみたいです。バンドは2つ作られましたが、それぞれにドラムが1.5人、ベースが1人に、フロント(管楽器、バイオリンetc)が4-5名、ピアノ、ギターが2,3名ずつ。。。多すぎて正直つまらなかったです。入った瞬間「うわっ」ってなって、帰ろうかと思いましたw。ソロもワンコーラスで、バッキングもほぼできなくて。

で、自分のことを完全に棚に上げて書きますが、大変失礼ながら、思ったよりレベルが高くないんです。もちろん上手い人もいたのですが、全体的にすごく単調で、リズムはバラバラ、ピッチも不安定、綺麗なトーンを出す人も少ない。ソロのフレージングも、インサイドにはいそうだけど、何を言いたいのかわからないというか。。。とりあえず合ってます、みたいな。数年前の自分はこのクラスを見学していて、わぁ上手いなーみんなと思っていたのですが、僕の耳も肥えてきたのでしょうか。ギターの先生が指摘してくださる通り、上手い人たちの中でやったほうがいいですよ、と。それって本当に申し訳ない気持ちになるし、恥ずかしいし、緊張もっとするし、嫌なんですけど、本当に自分の成長を考えたら、そういうセッションを選択した方が良いと僕の直感が無責任に言っています。

もう一度言いますが、僕は偉そうなこと言えるレベルではないと自覚しています。気を悪くされた方、万が一いたらごめんなさい。

僕に残された時間は少ない。
自分にももっとドSにならなくては。。。




学問に王道なしとはいうものの、効率的な勉強、非効率的な勉強、というのは確実にあると考えているため、このブログでもしばしばそんなことをメモしていますが、脳科学者 茂木健一郎さんの書籍を読み漁っていたことがありました。

ずっと下書きに入りっぱなしだったので、ここで整理しておきたいと思います。
今改めてそのメモを読むと、やっぱりミュージシャンにとっても興味深い情報が沢山あります。

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「芸術の神様が降りてくる瞬間」

この本は、茂木さんが各界の一流の方と対談するという形式。そのお相手の一人が、ジャズピアニスト山下洋輔さん!茂木さんは、脳科学的に即興演奏というものに強い興味を持っておられたようです。
 茂木 われわれ脳の研究をやっている人間にとって、即興って、まさに人間の創造性の本質なんです。(中略)最も研ぎ澄まされた考え方においては、記憶が変形して出てくるだろうと思ってるんですよ。ゼロからできるっていうよりも、過去の体験のアーカイブが側頭葉にあって、そこからいろいろ引き出されてくるんだろうと思っていうんですね。前頭葉がいろいろリクエストを出して、側頭葉からそれに合ったものを出してくる。だから、想像とは前頭葉と側頭葉の掛け算みたいなものだろうと思ってるんですよ。
 山下(大輔)さんの経験からいうと、過去に自分が学んできて知っている音楽と、即興で弾くものとの関係ってどんなイメージですか?

 山下 はっきりとはわかりませんけど、でも全然知らないものが出てくるっていうふうには思いませんね。 
これはジャズをそれなりにやってきている方なら、なんとなく理解できる内容ではないでしょうか。即興演奏ゼロから生まれているわけではないと。それをこう脳科学的に説明してもらうとまたおもしろいですね。
茂木 即興演奏ができるためには過去のアーカイブのほうも充実してないといけないんだけど、それだけではない。こういうのを引き出したいっていう欲望もかなり充実していないと、いいものができないとわれわれは思っているんです。山下さん、欲望は強そうですよね。

山下  そう言われると、なんとなくわかります。もう何かをそこに表したい、伝えたいって思うと抑えられない。
こういうことをしたい!という欲望も大事だと。
アウェーでの戦いは、プレイヤーを鍛える。厳しい試合を経験した数だけ、強靭な心身を持つことができるのである。
家でばっか練習してても上手くはならないってことですね。。。改めて自戒!


「芸術脳」

佐藤 趣味ってまだ自分をわすれてないんですよ。無我夢中じゃない。もっとこう、むしゃぶりつくように接するものなんです。そのためならお金も地位も人間関係まで捨てる!ぐらいな気持ちのもの。
 佐藤さんって誰だっけな??すみません!
これだけの定義から行くと、僕にとって音楽はもはや趣味ではありませんw


「あるとき脳は羽ばたく」
いま、吹いている風をつかまえること。
私の無意識は、いま何に関心を抱いているのか。そのような無意識との対話を通して、次第に脳が解きほぐされ、全体としてのバランスが向上して行くように感じる。
これは、「今何を練習するか?」という日々の選択にもヒントとなるでしょうか。これは小沼ようすけさんも本能的に実践させているようなことのように思います。小沼さんも、その時々の自分の「旬」というものを大切にしていると語っていたからです。

論文を読む際にどれくらい内容を把握できたかを判断する目安にしていることがある。「面白さの閾値」を超えたかどうかということ。自分にとって、その論文のここがおもしろいと思えるような瞬間が来たら、その論文が自分のものになったと考えることにしている。
 これなんでメモしていたんだっけな?ミュージシャンにとっては「論文」は「曲」に言いかえられると思ったのかな。


「アウェー脳を磨け!」

つらいと感じるとき、脳は成長している
 これは注意したいのは、「同じことを何万回も連続で繰り返していてツラたん」という状態は、ここで言う「つらいと感じるとき」には当てはまらないのではないかと思っています。それよりも、フレーズが浮かんでこないけど、なんか搾り出そうとしている時とか、一度覚えたのにい思い出せないことを思い出そうと努力すること、そういうことだと思います。

大事なのは他の人よりも上手にできるかよりも、心底それが好きかどうか
 励みになります。涙

あまり興味のない分野でも聴いてみる。偶然の邂逅がホームの何倍も用意されている。
 好きなアーテイスト、ジャンルばかり聴くよりも、いろんなものに触れることが重要なんですね。

1日20%は課題以外のことをやる
 グーグルもこれを採用していますよね。だから最近僕がポップスに取り組んでいるのも決して無駄ではないと信じています。

本業以外のことは上手に手を抜く。脳の回路は奪い合いだから。
 思い当たる人がいますw あ、そういえばイチローも「妥協しないのは野球くらいですよ」と語っていたことを思い出しました。

失敗は一回目こそすごいインパクトだが、だんだん刺激が弱まってくる。
 だからどんどん外に出て演奏せい!ってことですね。


というわけで、明日は久々にセッションに出かけてまいります。
あー、がんばろ.....!恥かいてきます!

曲の練習で、各コードの3度を把握するという練習があります。ジャズの練習がある程度進んだ方の中では、出会ったことがある方が割と多い方法論だと思います。

僕が初めてそれに出会ったのは、笹島明夫さんのオンラインレッスンビデオ。当時、コードトーンをルートから追いかける練習に終始していた僕にとっては、目から鱗でした。

でも、飽きてしばらく放っておいてたのですが、久々にこれを思い出してやってみたら、これはすっげーいい練習だ!って再認識しました。取り組み方も以前よりアイディアが湧いてきます。なので、メモをしておきたいと思います。


なにがいいかというと
  • 各コードの重要な音=3度を把握することができる。
    3度はm3とM3があって、そのコードの長短、明るい暗いを決める大きな役割がある。テーマのメロディーも3度がよく使われていますよね。
  • その曲のテーマのメロディーとは違うメロディーラインの元が聴こえてきて、アドリブ時に参考になる。
    上に、テーマのメロディーは3度がよく使われてるとは書きましたが、まさか全て3度なわけではないですからね。で、その3度を繋げていくだけで、ごくシンプルだけどメロディーができる!
  • コード進行を把握する練習になる。
    ギター始めたばかりの頃とかは、コード進行を把握する練習しよう!と思うと、5,6弦ルートのコードを四つ切りとかでやるという方法くらいしか思いつかなくて、ストイックの見た目をした工夫ゼロ練習で、飽きると思うのですが、コード進行を把握する練習っていろんなバリエーションがあると最近気づきました。この3度練習は、次々に移り変わるコードを把握してないとできないです。ペンタ一発ソロからステップアップして、コーダル(コードを感じさせるような)にアドリブソロをするための第一歩になるでしょう。

次に僕の練習方法です。
  • その曲のリズムを感じながら、各コード内で、ルート音と3度音を鳴らして進む。
  • 一つのルートポジションでも2,3つは手の届く3度ポジションがあるので、それを探してバリエーションを増やす。
  • 違うルートポジションでやる。例えば、Dm7を5弦5フレットでやっていたのなら、6弦10フレットでやる。
  • 次にルート音は弾かずに、3度音のシングルノートで弾く。
  • 全音符から始めて、いろんなリズムで弾く。
  • 半音下からアプローチしたり、9th、5度など違う音を混ぜてみる。
  • 所々に、途中、そこから離れて、自分の持ってるフレーズを当て込んでみる。そして戻る。




これね、結構楽しいんですよね。でも!長時間延々と繰り返す必要はないと思います。それよりも、定期的に続けていくこと、いろんな曲でやってみること、これを発展させて3度以外にも9th、5度、7度などでもやること、にこそ意味があると思います。こう言うのにも根拠があるのですが、それはまた別のエントリで書きたいと思います!(その本を読了次第!)


なんか、これこそアドリブ演奏の原型な気がします。これがどんどん発展していけば、いつか僕も.....!!



昨日、セッションの準備として、家でFly me to the moonに取り組んでいたら、Bm7b5-E7-Am7の箇所で急に明確にフレーズアイディアが浮かんできました!

ジャズミュージシャン達からしたら、「そんなの当たり前だろ?」って感じでしょうが、僕としては現時点ではあまりない感覚だったので、すごい嬉しかったのです。

で、そのフレーズアイディアをすぐに弾けたかというと、残念ながら答えはNoです
一旦iRealProを止めて、頭で鳴っているそのフレーズをギターで探して見つけました。


でも、いいんです。
尊敬するあるミュージシャンがこう言っていました。
 
「すぐに弾けなかったとしても、思いつくことってすごく大事。思いつかないと、できないわけだから。でも思いついたら、あとは練習すればできるわけだからね」 


このフレーズ、きちんと覚えてないんですが、きっと結構前にいつかどこかで練習していたフレーズなんです。何かを参考にしてできたフレーズなんでしょうが、そのオリジンは思い出せません。そんなに思い入れがあるわけでも、毎日練習していたわけでも、どこかにメモしてあったわけでもありません。でも急に降りてきました。
 

NYで活躍するピアニスト海野さんは、ある記事でこんなことを語っていました。

すぐに結果を求めるのもよくないんじゃないかな。今日の練習は10年後に花開くかもしれない、そのくらい長いスパンで構えれば、練習したことを披露しようっていう気にもならないと思います。


習得しようとしたフレーズが出てくるようになるのは時間がかかるという証言は他のミュージシャンからも聞いたことがあります。誰だったか覚えてませんが...。


フレーズをストックするという行為に対する否定論は置いておいて先に進めますが、フレーズはコピーしたり、作ったりするだけではなく、それをアウトプットする練習をしないと実戦で使うことはできないですよね。そのためには、あるフレーズを色んなkeyでやるようにする練習、つまり色んな曲の色んなコード進行に応用するというトレーニングがいいと思います。

やや脇道に逸れますが、よく「12key全てで...」というアドバイスがありますが、では一つのフレーズをkeyを半音ずつ上げて弾きこもうというような練習は僕は苦手です。機械的になってしまってつまらないし、特にギターは手の形が一緒でポジションをずらしていくだけでいいのであまり効果的な練習には思えません。

で、それをセッションで試そうと思ったのに出てこなかったり、そのうち完全に忘れてしまったりします。でもそれで嘆く必要はないのかもしれません。この僕の経験のように、続けていれば、いつか出てくるなのかもしれません。もしく、やった中の中から、いつか出てくるものもできるというか。 そして、それを待つだけでなく、自分から仕掛けるための練習として、数日前に書いたこのブログの練習方法も効果的な予感がしています↓↓

 
このようにフレーズが浮かんでくるという経験がもっと増えて、浮かんでくるだけでなく、すぐにギターで再現できて、それらが有機的に繋がっていけば、僕ももっとセッションを楽しめるようになるのではないか、ようやく小さな小さな光が見えてきたのではないかと少しだけウキウキしています。

気長にやっていきましょう。


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