30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2017年11月

ジャズギターを始めた時、テーマ(曲のメロディー)は先生がくれるTAB譜で覚えていました。そして、一旦覚えたらもう手の形で記憶を維持して...。これ手っ取り早くていいのですが、すぐ忘れてしまうし、いつもそこでばっかり弾いてしまうしで、自分の記憶力の悪さやワンパターン感を嘆きがちでした。ダイアトニック以外の音が出て来た時に、あれここフラットだっけ?ナチュラルだっけ?というのを迷ったりして。


そこで自分なりに覚え方を変えてみました。

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1. 音名で歌って覚える
CDEFG...ではなく、ドレミファソ...で覚えます(単に僕はアルファベット名で歌うことに慣れてないので)。これ結構役立つと思います。ギターを持っている必要がなく、いつでもどこでもできるエクササイズでもあります。ただ、ギターの指板の音を把握している必要があります。いや、むしろギターの指板の音名も一緒に覚えられると捉えることもできるかもしれません。
でも転調する時どうなるんだろうというのはあります...。でもこの疑問を呈すると、ピアノとかサックスとか、音名と手の動きや視覚がもっと密接に関わってる楽器ってそもそもどうなっちゃうんだろうと思ったりします。

2. その曲のkeyのメジャースケールのポジションの中で覚える。
例えばOleoのkeyがBbだったら、Bbの6限から始まるBbメジャースケールのアルペジオの上でテーマを覚えるということです。そうすると、あ、最初の音はルートから始まってるんだなぁとか、要所要所のメロディーの音の位置付けを覚えやすくなります。こうすると、ダイアトニックから外れる音も把握しやすくなります。あ、ここはkey=Bbのm3の音なんだなとか。これはアドリブ時にも参考になる情報かもしれません。

3. 自分でソロギターを作って、コードと照らし合わせながら覚える
2から発展して、今度はコード進行とメロディーをセットで覚えられるのでかなり良い気がします。そうか、この怪しい音はここがセカンダリードミナントコードだからか!とか、9thのメロディーなんだなとか把握しやすくなります。でもコードを押さえられるポジションで覚えるという制約が出てくるので、単音で弾くときに必ずしも弾きやすい動きになるかは別です。

あとは、バリエーションを増やすために、
  • ダブルストップで弾く(3度、6度)
  • オクターブ奏法で弾く(あれ、これもダブルストップか??)
というのもおもしろいですよね。


このように、単にテーマを弾けるようするといった課題でも様々なアプローチがありますね。一つの事象でも色々な角度から捉えてみることこそジャズの精神の一つでもあると思うので、これからも試行錯誤しながら練習を楽しみたいと思います。

てな感じで僕自身の頭を整理するために書いてみました...!!


Arnaud Dolmen(アーノウ=ドルメン)とは小沼ようすけさんのJam Kaバンドのグアドループ出身のドラマー&パーカッショニストです。

「arnaud dolmen」の画像検索結果


そのアーノウから出たアルバムTonbé lévé(トンベ レベと読むのでしょうね。)がとっても素敵です!
 
これからすごい普通のこと書きますね。都会でモダンな洗練された音楽と土着の音楽が混じっていてスゴイカッコいい!やっぱありきたりな感想ですね笑 でも本当にそんな感じでカッコいい。なるほど、これがクレオールジャズかぁ。

アルバムや曲のタイトル、また歌詞などのwordsはフランス語ぽいけどフランス語でないものが多い。これは、グアドループ語をフレンチアルファベットで書いているのか、グアドループフレンチなのか、、、と疑問に思ってググってみたら、どうやらクレオール語らしい。ところどころフランス語に似てるところがあるので、類推はできそう。

こちらのサイトの説明が参考になる。

おそらく小沼ようすけさんのJam Ka DeuxのSongé Mwenの歌詞もこのクレオール語なのだろう。

僕はコンテンポラリー系は普段あまり聴かないのですが、このアルバムはすぐ好きになりました。新しいですが、キャッチーさがあり、洗練されたシティーな感じがカッコいいです。

拙いですが、頑張って自分の感想を言葉にしてみました笑

ぜひ生で観てみたい。
日本公演を切に希望する!!

Arnaudは髪型も独特だ。こんなアシンメトリーの謎な髪型が似合う人が他にいるだろうか。とってもチャーミング!



 

2回目のInspired guitar duo(以下IGD)ライブ鑑賞。

小沼ようすけさんと藤本一馬さん。
一回8月に既に観に行ったしなぁ、僕が現時点で自分でやりたい音楽ってIGD方面ではあまりないからなぁ、それ行くならもっと他のミュージシャンを観に行って自分の音楽の感性を広げたいなぁ、ということで、見送るつもりだったけど、各SNS方面から流れてくるIGD宣伝にやられ、行かなくてはならぬ、行かねば損する!というような気がしてきて、公演3日前にチケット購入。

間違えて開場1時間前に会場到着してしまったが、そこは流石の渋谷。1時間で時間を潰すなど、なんとたやすいことか。そして、開場時間に会場に戻ってくると、扉の前になんとすごい人の数!しかも若め!え、まじ?(写真左側)


とやや焦ってたら、なんか隣の別の会場だったみたい。

僕の会場は写真右側。安定のいつもの年齢層と人の数。 なんでこのジャズ系の世界はこうなるかなーと考えながら(大して思考はしてない)、自分の順番を待つ。 整理番号はおそらく先行発売チケットと思われるA+数字順からまず呼ばれ、その後ただの数字順に呼ばれる。僕は54番で、割と待ったにも関わらず最前列ゲッツ。神々のお手元がよく見えそうだぜ。



中でなぜかフルーツが販売されていて、それが僕の知り合いの知り合いの知り合いの方らしく、ノリでカットフルーツを買った。小沼さんのMCによると、フルーツ屋さんでありながらイベントを企画しているとのこと。

そういえば、お客さんに1人有名人を見たな。モデル系のカッコいい人。名前がわからない。あとすんごい美人な集団がいて、関係者だろうなぁと思ってたら、1人アナウンサーぽい人がいたような?これまた名前はわからないけど。 




19:10照明が落ちて、お二人が登場。

藤本さんは、白いロングシャツの上に、エスニックな柄のジャケットを羽織り、下は緩めのデニムパンツ、靴はライトブラウンの革靴。

小沼さんは、初めて生で見た黒のニット帽(patagonia?)を。YouTubeに上がってる古い動画ではニット帽を被っているところを拝見したことがあるけど、それも渋谷だったような。それから、襟なしの青いロングシャツ(カッコいい!)の袖をまくり、下は同系色のパンツに、白のスニーカー。

二人ともドラムの椅子に腰を下ろす。

Earth and ocean
小沼さんはEchizen、藤本さんは本日テレキャスターの唯一の出番。
 
Photosynthesis
小沼さんは、見たことのないTaylorのエレキ!ミントグリーン色。

Mirror moon
小沼さんはNishigakiギターを。

Rain forest
藤本さんは「暑い...」と呟きながら、ジャケットを脱ぐ。小沼さんは再びEchizen。2人ともガットギター。

Dryades
小沼さんはフレットレスギター。これ、なんでこんなエスニックな音がするんだろう。。。


ここでスペシャルゲスト。
佐藤竹善さん(vo)
Believe in life

The more I try 
この曲の竹善さんの高音の歌い方がすごくきれいだった。
ギター2本で歌の伴奏ってあまり見たことなかったけど、かっこよかったなぁ。よく見てると、片方が5,6弦を含めてバッキングしている時は、もう片方は1-4弦で弾くという感じで音域の棲み分けや、リズムやオブリなどの役割分担がされているように思えた。事前にある程度決まっているのであろうか?(そうであって欲しい笑)。でも竹善さんは、「2人がリハと全然違うことをする」と仰っていた...。

The river of memories


For the beats
難しそうなテーマを当然ながら難なく弾く小沼さん。

Tough road

小沼さんはTony Monacoとのコットンクラブでもメインで使っていたと記憶するWestvilleのギター。この曲に関しては、前回のライブでも書いた記憶があるが、歪んだギターの音が全く耳に痛くなく、むしろ心地よいという、、、すごいよ小沼さん! 

<encore>

Paint it black
佐藤竹善さん再び。Rolling stonesの曲。

Coyote 
この曲最高ですわ。藤本一馬さんのイントロが始まった瞬間、胸がぎゅっと締め付けられるような(いい意味で)。

約2時間弱のステージ。

一曲ずつ鮮明には覚えてないないけど、ギター2本だけでいろんな風景を観させてくれて楽しかった。森林、海辺、空、、、あたかもいろんなところを旅している映像を見ているような気分。音楽でここまで聴き手の想像力を掻き立てることがてきるなんて...。

どちらかというナチュラルとかオーガニックという表現が似合うステージだったように思うが、終演後会場を出るとそこは渋谷の裏側。ラブホも密集し、水商売のお姉さん、お兄さんが客引きをするコンクリートジャングル...。こんなにギャップを感じたライブも珍しい。


2人は同じギタリスト、同じフィンガーピッカーだけど、全然違う。

2017-11-08-21-05-08
小沼さんのギターたち。今日は気分で5本も持ってきたという!!

2017-11-08-21-05-12
藤本さんのギターたち。
 
 

たぶん小沼さんは佐藤竹善さんの楽曲では、譜面台は使わず足元に置かれた譜面をチラ見していた模様。もしそうなら僕は小沼さんが演奏中に譜面見てるところ初めて拝見しました。でも他の曲はいつも通り全く見てなかった。 一方、藤本さんは譜面台をよく見ておられた。 


同じガットでも音色が全然違う。小沼さんの音色はいつもの感じで柔らかい音だったり、心地よいパキパキの音がしたり。あの力強いタッチはすごくオリジナルに思うし、気持ち良い。藤本さんの方はもっと柔らかい音という印象。ある方曰く、そもそもピックアップも違うとのこと。藤本さんはサドルに埋め込んでいるピックアップだから、立ち上がりがより速いらしい。ちなみに、藤本さんのアンプはRolandぽい_φ(・_・

もちろん比較して優劣をつけるつもりなどさらさらないけど、生演奏中の小沼さんの手数や七変化っぷりは圧倒的だと思った。ギターをパーカッションにしたり、ミュートをふんだんに活用したブルーヴィーなバッキングを繰り出したり、オクターバーでベースになったり、ルーパーで分身の術を使ったり、エフェクトをかけて幻想的な音を場内に響かせたり、シタールみたいな演奏したり、鳥やらなんやら自然界そっくりの音を発したり.....。他にも僕が気づいていないことを実はやっていそうだ。

いつも思うんだけど、小沼さんの高フレットから低フレットへ瞬間的に移動するあのフレージングかっこいいんだよなぁ、特にビジュアルが笑。真似してみよう。


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