30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2017年10月


10/21土曜、大田区が主催する大田区芸術フェスティバルに参加しました。

地域のお祭りとは言え、まさかのブルーノート東京より大きい700席のホールでのギターデュオw。ライブ経験の豊富とは言えない自分にはプレッシャー!!



でも当日、案外、セッションに行く時ほど、緊張しまくることはありませんでした。それは、リハで感触が掴めていたこと、ジャズなのに邪道ながら前回の金沢ライブ同様ある程度弾く内容を決めていたこと(早くここを脱したい)、そして、おそらく自分なりにできるだけの準備はしたという、いい意味での諦念、つまり自信があったからだと思います。もちろん不安な部分、もっと練習したかった箇所はありました。しかし自分に与えられた準備期間の中では最善を尽くしたという自負があったように思います。


持ち時間20分で、演奏した曲は
Jungle (Yosuke Onuma)
Fly me to the moon
Over the rainbow
です。

一曲目のJungleではやはり緊張して、速くて難しいテーマが最初ボロボロな演奏でした笑 でも「落ち着けー落ち着けー、あんなに練習した。絶対にできる」と僕の「中の人」が落ち着かせてくれたため、途中から持ち直しました。

Jungleを終え、客席に目を向けると、今年閉館予定の大田区民センターは空席が結構目立っていましたが。時間は17:00、台風が接近し天候が悪かった影響もあったのでしょう。

そこから最後までいい緊張感を保ちつつ、楽しく演奏することができました。

演奏後、嬉しかったことがたくさんありました。多くの人にポジティブな感想を頂けたからです。
「カッコよかった」
「プロですか?(←すみません...)」
「え、緊張してただって?またまた〜」
「over the rainbow、あの曲大好きなんですよ。感動して泣きました(←真偽不明w)。」
と握手を求めてくださったお兄さんもいたり、僕らと写真を撮ってくださいと言う貴婦人もいらっしゃって。。。

これらのことを自慢したいわけではありません。ただ、コンサート前に、「人前で演奏する以上、アマチュアであっても、お客さんを感動させたい、お客さんの心にシンクロしたい」とノートに書いていたので、それが少しだけ叶ったかなと思い嬉しかったのであります。いつも演奏する時、「ええかっこしよう病」に冒され、演奏後に後悔することが多かったので。。


そして、このイベントについて強く感じたことがありました。


まずはじめに、想像してたよりずっと楽しいイベントであり、素敵な取り組みだということ。正直他の団体さんの発表だとか、他の方々とのコミュニーケーションにはそんなに期待していませんでした。なぜなら世代は僕らとは違う人たちがマジョリティだし、みんなサークル的なノリでやってそうな感じだったからです。でも普通の主婦みたいな女性がストラトとフェンダーアンプ+カールコードで、素敵なシングルコイルの音でバンドを引っ張るステージがあったり、幼稚園児らしき女の子2人が音楽に合わせてキュートに踊るダンスチームにキュン死させられそうになったり、フルートの四十奏なんてのも初めて観て、心から楽しみました。そしてエンディングは、客席はだいぶ少なくはなっちゃったけど、みんなで名曲「上を向いて歩こう」を歌いました。文字面だけ見たら大したことなさそうに思われるかもしれませんが、意外と楽しいんです、これが笑 スタッフのみなさんも裏方ですごくサポートしてくださって。優しくて。

心の温まる一日でした。

音楽の力、芸術の力、趣味の力、地域活動の魅力を感じたフェスティバルでした。こんな素晴らしいイベントならば、もっと集客や運営を考えればもっと良いものになる気がしました。来年も出られればそのあたりの協力もしてみたいです。



今週10/21土曜に大田区芸術フェスティバルにギターデュオで出演します。

こちらがそのイベントのブログ。
https://ameblo.jp/geijyutsu-festival/

僕らは、tsuu guitarsと名乗って出演させていただきますが、その紹介記事もあります。
https://ameblo.jp/geijyutsu-festival/entry-12310987687.html


tsuuとは僕らが出会い、小沼ようすけファンにとっては馴染み深い鎌倉のカフェtsuuから頂き(重ね重ねありがとうございます)、twoにもかけています。


全20団体くらいが出演します。
1団体の持ち時間は20分ですので、僕らは3曲演奏します。

こんなことをやります...








てか、会場がとにかくデカすぎて最初焦りました。。。
大田区民センター全700席!
BLUE NOTE TOKYO 400席.....。
こんなとこで、ギターデュオっていけるの?笑

image

会場下見の時、焦って、こりゃギターデュオじゃなくて、サポートメンバー入れるか?とか考えましたが、めんどくさいのでやめましたw


でもでも、リハをやってみたら、なんか落ち着きました。
意外に普通にできそうだなと。
なんとかなるでしょう!
本番まで一生懸命準備に励みます!




いろんなジャズギタリストのインタビューなどを読んでいると、みんなだいたい一時期に相当に長い時間練習していたと語っています。「あの頃はギターしか触っていなかった」というような、ある種の「リック」とともに、8時間、10時間、それ以上の時間を1日でギターに費やしていたということがよく語られているように思います。

僕が覚えている範囲でこちらの方々。
小沼ようすけ
八堀孝一
Pat Martino
宇田大志

なるほど、やっぱ神々はこれだけ圧倒的な努力をしていたんだなぁ、これが正義かと思っていたところに、なんと、これを覆すような考え方に出会ってしまいました。つまり、短時間での集中した練習こそが効果的で、長々とやるのは意味がないどころか、むしろ下手になると...。

どっちなん?

短時間という理論はメンタリストDaiGoさんの紹介で知りました。人間が1日に集中できる時間はそんなに多くなく、トレーニングされている人で3,4時間と。

え、たったの3〜4時間!?

一流のバイオリニストとそうでないバイオリニストの練習時間を比較すると、一流は3〜4時間、「うだつの上がらない」プレイヤーはもっと多くの時間をかけているとのこと。。一流はその3〜4時間を午前と午後に1.5〜2.0時間に分けて練習する方が多いらしいです。


一流は先天的な才能が優れているから少ない時間でも足りるのか、それとも効率的な練習の仕方を追求するという後天的な努力の結果なのか、そのあたりはわかりません。

練習時間を短くして上手くいった例が一つ思い当たります。早稲田大学ラグビー部です。名門であったにも関わらず一時期低迷していた早稲田ラグビー。清宮克幸さんが監督になって様々な改革を断行したことで、早稲田ラグビーは一気に復活し、社会人トップリーグの強豪を破るまでになりました。その改革の一つに、全体練習時間を短くしたというのがあったそうです。


これらは、ジャズギタリスト達の証言と相反するように見えます。一体何故なのでしょうか?


バイオリンとギターといつ楽器の差はあるのでしょうか?バイオリンは基本的に単音楽器。コンピングをすることはない。単純にギターの方がやれること、やるべきことが多い気がしています。


もしくは、ジャンルの差?ジャズは譜面がないために、追求すべきことがたくさんありすぎるために、実はジャズバイオリニストはもっと多大な時間をかけているのだろうか?(これは僕が無知なだけな気が...)


答えはハッキリとはわかっていませんが、僕の現時点での仮説はこうです。

1日8時間練習というのは、短い集中練習時間とそれ以外のある種遊びのギターの時間で構成されているのではないかという仮説。つまり、1日8時間ずっと高い集中状態を保って毎日練習しているのではないということ。

例えば、DaiGoさんは、読むべき本を集中的時間で終えて、他の時間は小説などそれ以外の本を読むと語っていました。

だから、プロジャズギタリストのみなさんもひょっとしたらガーッと集中してアルペジオとか課題曲とかに取り組む時間がまずあって、適当に弾いたり全然違うことをリラックスして遊ぶ時間があるのかな?と推察。

宇田大志さんは、自分のモチベーションや調子によって高度に集中力が必要な練習メニューとそうでないものを分けていたと語っておられました。

確か早稲田大学ラグビー部も、全体練習を短くして、個人の自主練が増えたとかだったような。。。(記憶曖昧)

なので今は、集中時間と決めた時間だけ短時間で練習して、それを終えたらあとは好きにギターを弾いたりしようと思ってますが、なんかあんまり軌道に乗ってる気はしません...むしろ前のようにがむしゃらにやっていた時の方が「やってるぜー」という充足感、達成感があったような...

というわけで、結局、暗中模索な日々を送っています。。。


必要に迫られてアンプを新調しました。

優柔不断さを遺憾なく発揮したこの購入記をメモしておきたいと思います。
「こいつ何もわかってねーな!」という態度でお読みいただければ!
(記事の一番最後にアンプの比較表を貼ってあります)


先のブログにも書きました通り、大田区の700人ホールで演奏することが決まりました。音楽だけのイベントではありませんので、ギターアンプは自分らで持ち込まなくてはなりません。


でも若干のミニマリスト的思考傾向のある僕は、

「そもそも買わなきゃいけないのか?」

と考えるところから始まりました。
 
 
まず、レンタルを検討。
ある業者で、Fender 
Vibroloux Reverbで見積もってもらったところ、0.5日のレンタル×2回(リハと本番)で、45,000円!半分は輸送費。結構するんだ...。引き取りとかの調整もめんどうくさいし、普段手元にないと、音作りの試行錯誤とかも難しいし、これはナシ。
 

次に、「YAMAHA THR-10でもよくない?」と考えました。
そんな不満ないし、モノ増えるの嫌だし、今後ライブやったりセッション参加したりするとしても、会場にはだいたいギターアンプあるし、なければどうせ小さい会場なんだから、THR-10でいいじゃんと。こいつアホだなぁと思われましたでしょうか?笑 長岡亮介さんがミニライブで使っているという情報もあり。で、ギターの先生に相談したところ、仮に音量が出たとしても音圧などが充分かはビミョー、ジャズのライブ会場はアンプないとこも多いので買っては?とのこと。と背中を押して頂き、ようやく購入に踏み切りました。


アンプ探しのためだけに、渋谷の楽器屋街に3回通いました...。もちろん自分のギターとシールドを担いで行って、うち一度はES275とエレガット2本持って行きました!
行ったお店は、
Walkin
イケベAmp station
イケベHeartman Guitars
 

そして、候補とそれぞれの感想をメモしていきます。というか、僕あまりよくわかってないと思います...。もう、なんとなくの世界。レンジがなんとかとか、そういう会話、全然無理。なんか弾いてて気持ちよかったかどうかとかそれだけ。しかも弾く環境によってだいぶ変わると思うので、あんまフェアじゃないと思うんですよね。


まず、こやつ。
 
Lunch Box
これギタリストの露木達也さんがセッションなんかで使っておられたと記憶していて、その時の音が好きで、自分でも試奏したのですが、なんか全然ピンと来ませんでした。露木さんこれであんな良い音出してたってすごいなー、と思わされた試奏体験でした。ちなみに今回見たアンプの中では、これのみリバーブが付いていません。



AER Compact60/3 (写真一番右、上から2番目)
これ後述するACUS(写真左)の弾き比べとして試したんだですが、割と好きでした!でも今のデュオの相方が使っているし、お値段がお高いんですよね...。故に決勝進出ならず。




DV Mark Little Jazz
僕はギターをアンプから音出して一番気になるのは高音なんです。特に1弦。これが細かったりパキパキしてると感じるとダメで、太く甘くあってほしいという。これはその高音がパキパキしてるなと感じてしまいました。ジャズ向けに太い音を作ってると思うのですがおかしいな...
てか、僕未だにWalkinで試奏するのすごい緊張するんです。。。 
 


DV Mark Jazz 12 (写真左)
先ほどのLittleくんが12 inchスピーカーになり筐体が大きくなったバージョンです。僕はこっちの方がピンと来ました!やっぱ箱がでかいことはメリットみたいですね。でもこちらも高音はあまり満足できず。



DVC Guitar Friend 12
ジャズ用で、なるべくコンパクトなアンプ探しててーと店員さんに聞いたら勧めてくださったアンプ。これが予想に反してよかったんですよね。DV MARK JAZZ 12に似てますが、これは弾いてて気持ちよかったです。店員さんの言う通り、これは音にトゲがなくて丸くて、Trebleをどんなに回してもトレブリーにならないというなんか謎なアンプ。なんか順当に行ったら、Jazzの名前を冠した白モデルを気に入りそうなもんですが、なぜか僕はこの黒い方が気に入りました。これは決勝進出。


ACUS 5T
イタリア製のアンプで、アコースと読むらしいです。デュオの相方のすすめで見てきました。これは他と圧倒的な違いを感じました。別物って感じ、生音純度100%みたいな印象です。エレガットだけで考えるならこれを選んでいたと思います。でもES275では、なんか硬さを感じたというか。。。同じお店でAERと弾き比べていて、ES275ではAERな感じがした。でもこれも決勝進出。



決勝戦。
DVC Guitar Friend 12 vs ACUS 5T
すっごい悩みました。
もうリハまで時間がないので、今ポチらなくてはならないというラストミニッツまで。
試奏した時のことを思い出して、ネットで調べて、YouTubeで観て聴いて.....
激しく悩みすぎて、禿げそうでした。

得意と思っていた直感が働かない......

かなりDVC Guitar Frien 12に傾いていましたが、なぜか踏み切れず。あの筐体のデカさが嫌だなと。パンフとか見てるとジャズ向けに開発されている感じは全くしなくて、むしろオールラウンド的だし、本当に大丈夫かな?と。その辺で決断できなかったのでしょう。


そこで、自分がこのアンプ購入に何を重視するのか、整理しました。
 1、値段:たぶんそんな使う機会多くないから、なるべく高くないやつがいい。
 2、使い勝手:部屋を圧迫されたり、持ち運びだるいの嫌だから、小さめのやつがいい。
 3、愛着:ルックスがかわいいやつがいい。はい、私は面食いです。
 4、音:それなりならいいや。
呆れたという声が聴こえて来そうなランキングですが、僕はこう位置づけました。


で、そんなとき、、、、


Wakinを去る時に一時は「いや、いらないです」と言いかけたけど、どうぞ!と言われたので頂いて持って帰っていたMark Bassのパンフを見て、「ん?」となりました。

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MarkAcoustic AC801P?
我らがヒーロー、小沼ようすけさんも使用されているMarkAcousticのちっちゃいモデルだ。もちろん、小沼さん使用のAC601も調べたけど、すでに生産終了。写真右にチラッと見えるAC101Hはオーバースペック。
AC801Pこれいいじゃん!値段も、大きさも見た目も!
しかしデジマートで見ても、東京で実店舗で置いていそうなお店が見つからない。
ま、でもさ、AC601をとあるところで使ったことあって悪くは思わなかったし、小沼さんの使用アンプの系列ならたぶんいけるっしょということで、こいつに決定!試奏ゼロでポチるwww
というわけで、思わぬ形で急浮上したAC801Pが優勝を手にしました。

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ワクワク。


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かわいい!!


その直後、なんと小沼さんオフィシャルアカウントで、超珍しくMarkAcousticアンプに関するツイートがあって、シンクロニシティを感じて、この決断でよかったのだと思った単純な人間なのでした。

長くなってしまったので、使ってみての感想などは別のブログに残しておきたいと思います!幸運なことに、使ってみてからも満足しています!


最後に、この購入にあたって整理していた比較表を貼っておきたいと思います。何かのご参考になれば幸いです。

アンプ比較表


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