30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2017年06月


先月に引き続き、ギタリスト露木さんホストの藤沢sound marketセッションに参加してきた。

今回もスタート時間20:00ジャストに到着。前回は会場が、到着時には既にマダムで溢れていたが、今回はまだちらほら程度だった。夕方までの大雨の影響でしょうか。


Billie's bounce 
なんか。なんかよくわかんなかったけど楽しかった。完全にこれは露木さんのおかげなのだなぁ。このセッションで感じたのは、
  • バッキングの手数をもっと増やしたい
  • 頭にフレーズはある気がするんだけど指板でそれがどこなのかわからない(ギターで再現できない)
  • 空ピッキングしちゃうからそれを直したい 
演奏後、かっこいいーってマダムの小さい声が聞こえたのだけど、あ、そっか、露木さんに対してか。勘違いしたぞ笑 あ、そういえば最近あんま弾いてないオルタードフレーズが急に出てきたな、そういや。そんなこともあるんだなあ。


The days of wine and roses
この日に向けて、この曲たくさん練習しました。苦手意識があったのですが、コードトーンのアルペジオを特にやりました。5、6弦ルートから下がったり、1弦ルートから上がったり。2度を混ぜてみたり。この練習のおかげでコード進行がバッチリ体に入った気がします。なるほど。

そしてセッションでは、同志のギタリストNさんも含めギターオンリートリオ。ぶっちゃけ、この日のソロは、前のブログに書いた通り、事前に書いて臨みました。→ でも、訳もわからず溺れてるだけよりも、こうした方がずっと身になるとやっぱり思う。そういう段階があってもイイと思っている。これを続けて量をこなせば慣れてきてアドリブできるようになるはず。それでも途中飛んだりして、用意していた通りに完璧には弾けなかった。でもこれも「本番で100は出せない。60出せれば御の字」という意識があったから、変な後悔はなし。練習不足ではあるかもしれないけど。


その他、達也さんの優しさで他にも知らない曲などに参加させていただいて、ソロとかを任された。ありがとうございます!

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ボーカルの人とかもホント聞き惚れるくらい上手な人もいて、このセッション結構楽しい♫


ところで、このsound marketってお店、なんか落ち着くんですよね。セッション自体は緊張するのですが、居心地が良いというか。店の雰囲気がよくて、集まる人も感じよくて、食事も美味しいし。と、お店の方に伝えてみたところ、なんと内装は全てお店の方の手作りらしい...すごい。
https://soundmarket.jimdo.com


あと、そういえば、この日、「わー、上手なピアニストの方がいるなぁ。優しい素敵な音色だなー」と思っていたら、なんとその方、以前自分が勤めていた会社の先輩だったという笑 しかもそこそこ大きい会社なのに、部署も近めだったという。。。こんなことあるんだなぁ。



弟が失踪したかのように見えるという事件があり(実際には何の事件性もなく弟のただのドジだったわけですが)、心が急に家族を感じたいと思ったようで、半年ぶりに実家に顔出しに行くことに。

正直、未熟な僕は、実家に帰っても特にやることないし、生産性もないので、ここ数年、実家に帰ることにあまり意味を感じていませんでした。しかし、今回はなんか違った。


<緑>
約2時間電車に揺られて実家の最寄駅に到着し歩いていると、まずたくさんの緑に目を奪われました。普段都内のコンクリートジャングルに住んでいて、やはり緑や自然が不足しがちですね。GO WILD、何とかせねば...。


<祖母のヒント>
そして自分の祖父母で唯一まだ元気に存命の祖母のマシンガントークも、ヒントがたくさんあって面白い。祖母は習字の師範代で、高齢になってから講談も始めて今でも舞台に上がったり、脚本を書くまでになっているというから驚きです。政治的な思想は自分とは一切相容れないのですがw、そんな祖母の言葉で今回心に残ったのが、こちらです。

プロはミスしてもミスに見えないようにするのがうまい。
これは本当に最近自分も痛感することで、うまい人と未熟な人の決定的な差の一つはこういうところだと思う。未熟な人は失敗すると、照れ隠しなのか顔に出しちゃいますよね。それと同じメンタルの話として、未熟な人は自信ない的な卑下的な発言をして自分を守ろうとする。上達すればミスの照れ隠しも、卑下的発言も無くなるのかもしれませんが、逆にこういうメンタルが上達を妨げているということはないでしょうか。この考えから、どっちもすごく気持ちはわかるのですが、僕は最近こういったことを一切しないように心がけています。

どんなに強そうな人に見えても、心の中を見ていけば皆に共通している弱い部分がある。人は誰でも愛されたい。
なんかグッときました。音楽という芸術にはまっている人間として、また、人間関係にまだ日々悩まされてしまう一個人として。


そして、こういう芸達者な祖母の血を継いでいるなら、僕にもきっとジャズギターできるはずだと都合いい勘違い材料を得ることにも成功しました。


 <家族の温かさ>
そして、半日実家で過ごし、カレークリームフジッリをランチで作り、久々に良質なお肉で焼肉をし、父親と長男あるあるなのでしょうか直接的なコミュニケーションがぎこちない父との絶妙な距離感、天然気味の母、気のおけない兄弟姉妹とのやりとり、かわいくて仕方ないチワワちゃん。このなんともいえない、何にも変えがたい家族のありがたみを久々に実感しました。


↑久々に会ったら、僕から逃げたり吠えたりしてツンツンしてきたかと思えば、急に盛りがついて必死にマウンティングの対象として追いかけてきたりするツンデレなチワワ。



僕は割と打算的なので、こういった体験も全て音楽の肥やしにしたいと考えてしまいます。この日はあまりギターを触る時間がありませんでしたが、いい肥やしを手に入れました。


All for music, Music for all.


最近の自分のFavorite wordです。



あの曲もやらなきゃ、この曲もやりたい。あれもコピーしたい、この覚えたフレーズも復習したい。この曲はアルペジオもやらなきゃ、3度、5度、7度を追いかける練習。それから書きソロもやりたいし、ベースとメロディーを弾く練習もしたい....,,,

僕にとって、練習は迷いと選択の連続だ。

次何やろうかな...で数分取られることもある。で、選択した後も、他のことが気になったりする。これでは集中力が半減してしまう気がする。いかん!

では、どうすれば良いのだろう。

考えた。

(1)それぞれの課題に対して、期限と達成レベルを決めるのはどうだろうか。

この曲はいついつセッションでやる。イントロ、テーマ、アドリブソロ、コンピング、エンディング...全てを完璧にしたいけど、それは難しいから、せめて○○○だけできるようになろう。そうすれば前回のセッションより一歩前進できる。100点満点を目指さず、小さいけど確実な前進をできるように心がける。しかしながら、お勉強のテストとかも必ずしも毎回点数が上がるわけではない。下がる時もある。でもきっと成功している人は、それでも長いスパンで見れば、きっと右肩上がりのはずだ。だから僕も、一喜一憂することなく長い目で見てみることにしよう。
 

(2)完璧主義ではなく完了主義を心がける。

時間で区切り、その時間内でクリアできなくても諦めて、次のことをやる。ダラダラしてしまいそうだから。1日でマスターできることもあれば、苦手なことは数日かかることもあるだろう。そう思うことにしよう。


(3)取捨選択を意識する。

ゴールまでいろんなプロセスがある、いろんなアプローチがある。練習方法も練習態度も、ミュージシャンによって千差万別。ただ共通していることは、(1)みな圧倒的な量の努力をしていること、(2)基礎を大事にしていること、(3)誰かの指示ではなく、悩みながらも自分の頭で考えてやっているということ、だろうか。それを大事にしつつ、今何を選択し何を捨てるか自分の頭で考えたい。
 

(4)1日の中でやる練習は、単種類×多時間であるべきか、多種類×少時間であるべきか。バランスかな?

例えば、1つのフレーズだけを覚えこもうと1日ずっと練習するのは、集中力続かなそうだし、逆に、あまりに多くの曲と課題を課せば、学習効果は薄れる気がする。ここはつまらない答えだけど、バランスな気がする。でも1つ言えるであろうことは、脳が飽きているのに、無理に続けない方が良さそうだということ。



こんな感じで、迷っても地道に続けていこう。

 


ジュリアンラージ(Julian Lage)のレッスン動画が大変興味深かったので、メモしておきたい。


 
日本語字幕をつけてくださった方に、大感謝だ。

最初から最後までおもしろかったが、今特に参考になったなという点を挙げておきたい。
あえて今は、自分の学習効果を最大限にするために、綺麗にまとめられないことを覚悟の上、動画を見返さず、記憶だけを頼りに、自分なりの解釈も交えてメモします。(印象に残っている順)

全く正確なメモではないのでご注意ください!


聴こえて来る音を弾きなさいという教えがあるが、あまり賛成ではない。
ギタリスト的なフレージングや、ギターという楽器の制約の中でどうしても弾いてしまう音を嫌う意見もあり、パットメセニーからもそういうような教えを受けたことがあるが、ジュリアンはそれにあまり賛成ではない。聴こえて来るものを弾きましょうというけど、そもそもそんな具体的にフレーズは聴こえてこない、まだ弾かれてもないのに。
自分のことをギタリスト的だと感じている。
最初に出た音に導かれて弾く。
スケールを順不同で弾く練習とかいいよ。

練習と実際の演奏の垣根をなるべく無くしたいと努めている
情熱をかけてやったことが使えないと悲しいですよね。 

ヴォイシングとは何か?
まずその定義が重要。
3度とか7度とかあんまり考えていない。
ジュリアンは絶対音感はない。
まずは、ベースとメロディだけ弾く練習。何の曲でもいいから。形を決めないで、毎回即興で弾くとおもしろいよ。
まずクローズドヴォイシングでコードを色々押さえてみる。そのあとオープンヴォイシングを。(クローズドヴォイシングの定義付けもしていたけど上手く説明できない...)

同世代のギタリストはホーンライクに演奏することを目指す傾向にあるが、ジュリアンはギター1本でのオーケストレーションに興味がある

リズムという観点を忘れていることが多い
例えばジャズブルースのバッキングを1音だけでできますか?
それができれば、2音、3音と増やしていけば良い。

外枠(最初と最後の音)を決めて、間を少しずつ埋めていく練習
最初は外側のみ。その間に1音足す。で、もう1音足す。徐々に音を足していく。ぶっちゃけ1つのフレーズ中身まで聴衆が細かく聴き分けられるとは思えない。でも雰囲気は伝わる。外枠の音というのは、その雰囲気を形成するのに特に重要な音。


○○○の練習は毎日10分でもいいからやるといいですよね
なんの練習のことを言っていたか忘れたけど、僕はひとつの練習を何分くらいやろうかと迷うことがある。10分とか1回やるなら意味ないかなと思って、練習メニューに迷うことがある。その観点でこの発言は興味深かった。

ニュアンスを出すピッキングのコツ
ピックと弦を対峙させ、弦をコントロールしてやろうと意気込むのではなく、ピックを弦に置いて弾力を感じて、弦がピックをすり抜けるような感覚を持つこと。




ジュリアンラージの人柄が伝わって来るのもおもしろかった。「こんなこと考えている僕って変ですよね。わかってます。」みたいな感じもいいなと思った。

またそのうち見返して、もっときちんと理解できるようにしようっと。







この夜は、

ああ僕はこういう音楽をやりたいんだ。
このためにこそ音楽をやりたいんだ。
これこそ音楽の素晴らしさだ。


と再認識した夜だった。

それはそれは素敵な夜だった。


僕がジャズギターを始めた頃に教えてくださっていた先生で、ギタリスト/作曲家/編曲家の田村雄太さんのライブ。


初めて来た蓮沼。
住宅街な感じだけど、そこに寄り添うかのように佇む佳い感じのお店、ATTIC。


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てか、最初に書いておくけど、ここのピザ(この日はビスマルク)結構美味しかった!
あと、デザートのシャーベットも薔薇と生姜フレーヴァーだったかな?
フードも手を抜かないジャズバーって最高


で、ライブの話。

田村雄太さん Gt
にっしーさんこと、西島健司さん Ba

お客さんは、最初、田村さんの現役生徒Tさんと僕のみ。
途中から2名いらっしゃる。
後述するが、このうちの1名が.....

前情報で、Tさんがギターを持って来てくださいと言われているとのことで、自分もオンステージする心の準備を密かに...


<1st>
All blues
こんな貸切みたいな状態で、こんな素敵な演奏聴けるなんて贅沢だなぁ。
やっている方からしたら物足りないかもしれないけど... 
田村さんのギタープレイもさることながら、にっしーさんのベースも本当に楽しい&心地よい。グルーヴィーでユーモアがあって。ギターとベースのデュオでこんなに楽しい演奏ができるなんて..... 
 
Blue in green
 
Can we still be friends ?
トッドラングレン(Todd Rungren) の曲で、小沼ようすけさんも、リチャードボナを迎えてのアルバム「The Three Primary Colors」で演奏されている曲。すごいいい曲だな〜。ここで聴いて好きになって、原曲にも当たることにして、小沼さんの演奏も最近よく聴くようになった。
 
Spanish joint (D'angelo)
この曲知らなくて、原曲聴いてみたけど、なんか僕には掴み所のないというか、難しい曲だなぁ。こんなのこの日どうやって演奏してたんだっけ?? 
 
Wave(feat Tさん)
ついにTさん。オンステージ。
 
Autumn leaves(feat Tさん、僕w)
ついに僕もオンステージ。 なんてありがたいのだろう。しかも田村さんがES335を貸してくださるという。やんごとないわー。にっしーさんは、田村さん主催のセッション会などでもお世話になっているのですが、本当に優しくフォローしてくれて超やりやすい。おかげさまでなんか楽しかった。
 
Feel like makin love
なんとこのFeel Like、ソロが終わって、テーマに戻ると、急に観客席から一人の男性がスマホ片手に歌い出し、ステージに向かうではないか!なんだなんだと思ってたら、何、超絶うまい!やば。誰これ!?英語もモノホンだし、めっちゃ気持ちいい♫ 田村さんもこんなことにも慣れっこなのか、ごくナチュラルに歌伴のポジションに。すげえ。こういう音楽いいなぁ。すごい善い。
この急に歌い始めたお客さん、ジェイさんというプロのヴォーカリストらしい。
ちゃんと覚えてないけど、大物歌手のバックでも歌ってこられた方らしい...

あ、この人だ!
http://www.admars.co.jp/tgs/JAY.htm


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<2nd> 
Chicken

Sunny

優しさに包まれたなら

ベースでテーマを取るスタイル。 

In a sentimental mood(feat Tさん)

Tさん再びオンステージ。

Days of wine and roses 
(feat Tさん、僕)
僕も再びオンステージ...。恐縮です。田村さんはベースを!なんかこれも楽しかったなー。酒バラってイマイチ歌えなくて悩んでいたけど、なんか割と歌えた感がある。ようやく少し掴みかけているのだろうか。
後から教えていただいた話だと、ソロ終わってテーマに戻った時、1小節ずれていたらしい...。で、結局田村さんがこちらに合わせてくださっていたとのこと。全く気づかなかったw 次から気をつけよう〜。

Summertime(feat Tさん、僕)
先日の関内セッションで 楽しかったファンクぽいアレンジを早速やっちゃう。

Misty

JAYさん参加。いやぁ、Mistyってやっぱすごいいい曲だな。僕もやりたい。
 
Spain
JAYさん参加。 てかSpainて歌詞あったんだ笑
田村さんのギターソロもなに。すごくカッコよくて超盛り上がった!


MistyがYouTubeに上がっている!てか僕映ってしまっていた。やばい。



いやぁー、楽しかった!
また田村さんとにっしーさんのステージ見に来たいなぁ。


JAYさんも、田村さんもにっしーさんも、すごいオープンマインドな人たちで、僕らにも話しかけてくれたりして、みんなで談笑していた。
ライブなのに、僕らも参加させてくださるという寛大さ。
音楽的にも本当に楽しくて、もっと聴きたかった。
酒も飲まないのに、終電まで居てしまった。
音楽って本当に楽しい。

そんな大好きな音楽という世界の中で、もっと自由になりたい。



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