30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ

2017年05月

またまたイオンスタイルの無料ジャズライブを見て来ました。

今回は、ギタリスト小暮哲也さんがお目当て。

http://tetsuyakogure.com/index.html

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YouTubeで小暮さんの動画を拝見したことあるのと、プロフィール欄に、「サラリーマンとして働く傍らギターをひたすら練習し千葉県、都内、横浜のジャズクラブやライブハウスを中心に修行。」という言葉にもグググッと惹かれ、これは拝ませて頂かなくては!と。

今日のオーディエンスも、安定のおじちゃんおばちゃん、そしてキッズを連れたお母さんたち。

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ライブは、小暮さんのギターソロで幕開け。
その後はこんな流れ↓
Smoke gets in your eyes
But Beautiful
Corcovado(Antonio Carlos Jobim)
But not for me
はじめてのチュウ
アンコール

2017-05-26-18-23-23

正直に書きます。

感じたことを正直に。

まず、もちろん小暮さんは素晴らしいギタリストだと思います。安定感、フレージングのバラエティ。ギターソロも、ルーパーを使わずに弾きこなしちゃうし、お手本にしたい方です。

しかし僕個人的には、自分の音楽リテラシーが未熟だからか、この日の演奏にはあまりグッと来ませんでした。

ひょっとしたら、「音量」と「タッチのダイナミクス」の問題なのかな?と思っています。

音量は、おそらくボーカルを邪魔しないようにというご意図で、調整した結果の音量であり、しかもスーパーの店内という難しい空間でしょうから、音響的にも色々考えてのことだと思うのですが、それにしても僕にはギターの音が小さすぎるなと感じました。

そして、もっとタッチに強弱がついていて、通常時は控えめでも、時に強いピッキングでグワーって来たら、おお!ってなったような気がするのですが。

でも良く考えたら、聴衆の平均年齢は高め。そういう配慮かもしれません。
いきなりグワーって来たら、おじいちゃんたち、ビックリしちゃうかもしれませんからね笑


木更津が外国だというギャグも僕にはよくわからなかったけど、おじいちゃんおばあちゃんにはウケていましたしねw


一方、ボーカルの三善香里さん。
曲の聴かせどころで、グワーーって歌い上げておられて、随所でグッと来ました。
どっかの世界に連れて行かれそうに。

ということはやはりボーカルが際立っていた、ボーカルが存分に歌えていたということですから、バッキングをしていたギターが良かったのだろう、それを狙ってあえて控えめに演奏されていたのだろうという見方もできます。


ちなみに、他の聴衆はかなり満足げでした。アンコールの要求もレアみたいなので。聴衆マジョリティを掴んだというのはさすがです。


僕としては、今日のステージングを拝見した上で、一音一音のタッチ、アーティキュレーション、ダイナミクスを、もっともっと研究していこうと思いました。





 


僕は毎日のギター練習を当然ながら、家で行なっています。

下手をすると、一日中家に閉じ籠ったままです。でもそれだと頭がおかしくなりそうになります。

「じゃ、外で練習しよう!」

よくトランペッターとかサクソフォニストとかも河川敷とかで練習してますしね。


直感的に浮かんだ場所の候補が、代々木公園と湘南海岸。
4月末、寒い冬が過ぎ、暑すぎもしないこの時期。
且つGW前で人もまだ少ない。
これは湘南でギターを弾くベストタイミングだろう。


でも、海岸でギターを弾くって絵になりそうだけど、
  • そもそも迷惑じゃないのか
  • ギターは潮風に当てても大丈夫なのか
そんな疑問が生じてきました。
特に機材への影響は心配。
知恵袋などでは、この手の質問に対して、

「ギターを潮風に当てるなんて、考えられない!」
「安い捨てギターならいいんじゃない?」

というような声が多数派な印象がありましたが、我らが小沼ようすけさんは、堂々とメインギターを海に持って行っているではないか!!しかも海岸で牛に向かってギターを構えるお姿はもはや神のよう。

迷わず行こう、湘南海岸へ。
エレガットAntonio Sanchezを担いで家を出る。


昼前くらいに片瀬江ノ島駅に到着。


まずは、駅近くの「江ノ島小屋」というお店で腹ごしらえ。
http://enoshima-koya.com
生しらす丼はとっくに完売しており、まかない丼という魚のたたき丼と大アサリのフライを注文。
店内の雰囲気もいいし、料理もおいしくて佳い!

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でもこんな大きいアサリ初めて見た...これハマグリじゃなくって?



そして、海岸公園へ向かってギターを弾く場所を探す。

眺めが良くて、人が少ない場所がいい...。

でも、GW前なのに結構な人の数とサーファー。

結構良さそうな場所があっても近くでおっさんが上半身裸で寝ていたり、、、

裏が水族館のイルカのショースペースの裏で、アナウンスの声に遮られそうだったり、、、


15分ほど安息の地を求めて歩いて腰を落ち着ける。

よく考えたら路上ライブもやったことない僕は、こんなパブリックな場所でギターを構えるなんて初体験。やや気恥ずかしさを感じつつ、もうここまで来たらやるしかないので、ギターを取り出す。

いろんな人たちが前を通っていったけど、変な目では見られなかったかな。

砂浜でゴミ拾いや遊びをしていた、おそらく学校行事で来ていた、小学生の団体にはジロジロ見られたけど。。。

結局誰からも怒られることもなく、変な目で見られることもなく(たぶん)、ギターへの潮風の影響もほぼなく(2−3時間くらいたいしたことないか)、無事に海岸でギターを楽しめました。


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暖かくなって来たとはいえ、まだ長袖の時期でした。そういえば。


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どうしても砂浜に素足で踏み入れたくなって、さらに、タオルも持っていないのに海水にも触れたくなって.....



帰りは、江ノ電で。

この駅のこじんまり感、街との境目の希薄さ、レトロ感、なんて情緒的なんだ。

まず、この駅、電車よりもホームが短いために、1両目がホームから飛び出しており、1両目には直接乗り込めないというエモさ。

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湘南海岸を見せつつ、

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小道をトコトコ走って行く。


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なんかのアトラクションに乗ったみたいだ。

久しぶりに江ノ電乗ったけど、こんなにエモがほとばしっているとは!!

いいなー、湘南。
こっちの方に住みたいという人たちの気持ちがわかる。


で、この流れで、なぜかよくわからないですが、帰ってから体調崩しました。鼻水が止まらなくなる病にかかるという。半日潮風と日光に当たって披露が蓄積したのか、潮風に乗った花粉か砂埃が悪さしたのか。
 

でも、この日以来、天気のよい日は本能的に、自宅の中庭でポロポロ弾くことも増えました。
太陽の直下でギターを弾くことも気持ちが良いですね。


今度は代々木公園デビューもしてみたい。




僕はiPhoneユーザーです。
iPhoneは音楽の練習にも相当に役立ちますよね。というより今や必須デバイス。

例えば、

メトロノームとして、
マイナスワン(iRealPro)プレイヤーとして、
アドリブ練習用のルーパーとして
耳コピ用再生速度変更アプリとして、
録音デバイスとして、
ビデオカメラとして、
etc

きっと他にもたくさん使い道があるでしょう。


がしかし、もう1台スマホがあればなーということが多かったです。例えば、フォームのチェック用にビデオ撮影するときや録音するとき。もう1台あってマイナスワンとか音源を流したいなぁと思うことがしばしば。もっともiRealProなら、マイナスワン流しながら録音はできちゃいますけどね。あと、iPhone1台だと充電が1日持たないのもストレスでした。 


そこで、iPhoneとほぼ同じ機能を持つデバイスを買い増しました。Amazonでポチッと。
iPod Touch 第6世代(ゴールド32GB)です。


iPod touch 6


買うときに一つ懸念がありました。
果たして、高額アプリiReal Proは複数iOSで共有して使えるのか?ということ。

ググってもよくわからなくて、Apple Storeのお兄さんに聞いても明確な解答が得られなかったのですが、実際に使ってみて、これは可能だということがわかりました!アプリ内の保存した内容などは同期されませんが、アプリ自体のダウンロードは、一度何かのiOSで購入済みであれば、iPadでもiPod Touchでも可能です。


iPod touch購入にあたって、一人脳内会議では、手元に一昔前のiPadもあり、MacBook Proもあるから、それでいいじゃないかと、反対意見が出ましたが、iPod Touchのこの携帯性/機動性が、見事に反対派を黙らせました。


練習中に高い集中力を保つためと、iPod touchの容量をなるべく空けておくために、iPodは音楽練習に関係のあるアプリしか入れてません。特に1ページ目はそれに特化しています。2ページ目にウェブブラウザーとか、メールアプリとかこれまた最低限のものだけ残してあります。

ipod touch


実際にiOSデバイス2台持ちにしてみて、上記のストレスがなくなり利便性がかなり増しました。

2台使い分けているという話は聞いたことがありませんが、みなさんはどうしているんでしょうかね〜。




ある知り合いの伝手で、ギタリスト露木達也さんがホストをしてくれるセッションに参加してきました。

藤沢Sound market 

ギタリスト露木達也さん
http://tatsuya-tsuyuki.com


最近、人を呼んだりして家で合同練習はしていましたが、外のセッションに行くのは久しぶり。

当日、毎度お馴染みの「やべー、行きたくねー」病発症。こういう時の自分なりの対処は、自分が完璧主義に陥っているからだと分析し、「今回はこれを達成しようよ!」という小さい目標/目的を明示してあげる。今宵は超簡単な目標→→「露木達也さんというギタリストに会いに行く。
そして、弱気でガクブルな自分をぶん殴って、ES275を背負い家を出る。

20:00スタート。
ほぼこの時間に着いたと記憶していますが、会場はたくさんの人!

否、たくさんのマダム!!

果たしてこのマダムは、オーディエンスなのかプレイヤーなのか...。
とにかくこんなセッション会場は初めてだ...。

そしてセッション開始。

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セッションは、露木さんのご専門がラテン系だからなのでしょう、参加プレイヤーもボサノヴァが中心。

そして、セッションが進んで行くたびにつれ確信に変わって行ったことがあるのだが、マダムたちはほぼ皆ボサノヴァ系Vo&Gt。

てか露木さんめっちゃかっこいい。ギターも出で立ちも。


そして、マダム達。意外や意外(失礼)みーんな上手! 
安定したギターバッキングと、聴けるブラジリアンポルトガル語(たぶん)のボーカル。
コードチェンジがスムーズ、難しそうなコードも難なく押さえて、ミスタッチもあまりない、手も震えたりしてない。なんだこの腕前と舞台度胸と!!

あぁ、ボッサっていいな〜。
特に、Insensatez (How Insensitive)という曲が印象に残った。
Antônio Carlos Jobimの曲らしい。憂いのある美しい世界。



で、僕の出番。

今宵のセッションでは、3曲やらせていただいた。
F Blues
Autumn Leaves
Summertime




そうそう、この夜のために準備していて気づいたことが一つ。
今年入ってから、様々な曲に挑戦して来たが、セッションでまぁイケるかという曲、つまりコード進行が体に染み付いていて、割と歌える曲は、なんとまだ上記3曲のみ...去年から何も変わってない.....

なんか少し悲しくなったが。まぁこれからこれから!!........きっと...。泣
今まで新しい曲に取り組んで種を蒔いていたのだ。これから復習することで芽が出てくるに違いない...。否、そうしなくてはならない!分散学習を欠いているだけだ!(「分散学習」についてはこちらに書いています→



で、今宵は緊張したし、ミスもいっぱいあったけど、なんかスッゴイ楽しかった。

露木さんのリード、藤沢Sound marketのカジュアルで心地よい雰囲気、こんな僕の演奏でも拍手してくださったマダム達が、きっと楽しませてくださった。感謝、感謝。


個人的な反省。

  • なんか歌ったという印象がある。特にAutumn Leavesは、コードトーンとかスケールとかあまり追えなかったけど、こういうメロディを弾きたいというが頭にあって、それを指板上で「ここか?こうか?やべ、違う!ええい隣にスライドして逃げよう!」と、やっていた感じ。頭にイメージがあったのは嬉しい。あとはそれをギターでスムーズに再現できるようトレーニングしていけばいいのかな。
  • 「なるべく露木さんの音を聴こう」「アンサンブルを意識しよう」と、臨んだのだが、やっぱりまだ自分の出す音で精一杯な瞬間があるなという印象。ソロもバッキングも。ま、でも少しずつ改善されてきているような気もする。
  • あと、なんか緊張のせいか、マダムたちのギタープレイでは見られなかった、フィンガーピッキングの空振りが何回かあった。そういう時は、一旦休んでひと呼吸置いてからまた戻るようにした。
  • 録音するの忘れてた...。で、恥ずかしいけど、次からは動画を撮っておきたい。

露木さんからアドバイスもいただけたし、また来てねと仰っていただけた...。


演奏の反省点は星の数ほどあるけれど、何はともあれ、今回の目標である露木さんを知る!は達成できたし、大満足!
もっともっと楽しくセッションできるように練習していくぞ!!



AEON STYLEという大型スーパーで定期的に、無料のジャズライブが開催されている。

(ちなみに、書きながら「あれ?」って思ったけど、英会話のイーオンと、スーパーのイオンは、同じAEONらしい。グループ会社とかでもないらしい。)

このイオン。
平日昼間から、じいさん/ばあさん/主婦しかいない店内で、Miles DavisのBye Bye Blackbirdを流しちゃう、なかなかエモいスーパーだ。


実は、数ヶ月前にもここにジャズライブを、観に来たことがあった。 キーボードとウッドベースのデュオだった。完全に主観だが、若い男性ベーシストは素晴らしかったのだが、キーボードのおっさんは、斜に構えている感があり、聴衆を見下している感があって(音楽をここまで極めている方に、そんな方本当は多分いないのだろうが、そんな印象を受けてしまった...)、上手ではあるはずなのに、全く僕の心には響いて来ず残念だった。不器用な方だったのだろうか。でも、僕はそれ以来、イオンスタイルの提供する無料ジャズライブから遠ざかっていた。


しかし、久々にライブスケジュールを見たら、ギタリストとフルートのデュオライブのお知らせ。
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ギターと単音楽器のデュオって、ギタリストはどうこなすんだろう、特にソロとか...ということに興味があり、見に行くことに。

で、今回はチョーよかった! 
特に、フルートのお姉さんが眩しすぎて... 

<パーソネル>
フルート 酒井麻生代 (マキヨと読むらしい)
ギター 皆川太一


イオンの中にあるカフェ/バーでこんな感じ↓のライブ。
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中にちらほら若めの人も聴きに来ていたが、客の年齢層は高め。
でもお二人の演奏で、素敵な時間が流れていた。


30分くらいの演奏で、セットリストはこんな感じ。 

  • Nostalgia ルイス・サリナス(Luis Salinas。アルゼンチンのギタリストの曲と仰っていました)
  • No more (皆川さんのオリジナル)
  • フランスの作曲家のクラシック音楽を酒井さんがジャズアレンジしたやつ
  • 酒井さんオリジナル曲
  • Close to you (カーペンターズの名曲。パーカッシブにリズムがアレンジされていた) 

こちらがそのルイス・サリナスの原曲でしょうか。
ラテンのすごくいい曲です。



ギターの皆川さんは、本職がボッサとかのラテンなのだろうか。ガットギターで巧みに音色を奏でていた。すごくいい感じ!ビラを見たら、なんとバークリーご出身らしい。わお。

ギターソロに入るって時、「さて、こういう時ギタリストはどうするのかな〜」って注目していたら、ご自分のバッキングをルーパーに覚えさせてソロを演奏されていた。たぶんそう。なるほど〜。 

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で、演奏にも引き込まれたけど、フルートの酒井さんの美しさにも引き込まれた。気を抜くと酒井さんを見てしまった。いかんいかん!ギタリストの皆川さんと指板を見るんだ、オレ!!


こんなライブが無料見られるなんて!
イオン、素晴らしい!


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