30歳からジャズに熱中したらどうなるのか実験室

いい大人になってからジャズギターを本気で愛してしまった痛い男のブログ


標題の件、観て参りました。

インプロヴィゼーションの要素の濃い、最高に素晴らしいステージでした。詳細はあまり書きませんが、井上銘さんの曲、小沼さんの懐かしい曲、メジャーなジャズスタンダードからちょっとマニアックなジャズの名曲まで聴けてとても楽しかったです。
 


ところで、二人の偉大なギタリストを観ながらふと思わされたことがありました。

「あ、僕も今からセッション楽しんじゃおう」

ということです。
 

僕は、ステージ上でほぼフリーハンドと言っていい感じで、その瞬間瞬間で粋な芸術を創り上げて、観客の心をこれでもかと揺さぶる2人のアーティストに強烈な嫉妬の感情を覚えました。(メジャーリーガーに嫉妬する少年野球生みたいですが...)
 

その瞬間芸術をライブで目撃して自分自身楽しみながらも、一方で「こういうことめっちゃやりたいけど、今世では無理だな。でも来世も人間に生まれてくるかな?」と絶望的な気分になったのですが、「本当に無理かな?........いや、てか、ユーも今のレベルであっても別に楽しんじゃえばいいんじゃないの?」と思ったのです。




Keyは2つあります。


1つめ。

小沼さん、銘さん、両名が本当に楽しそうだったこと。


僕は未だにキーネーシス的な考え方をしてしまっていると気づきました。このブログでも何回もキーネーシス/エネルゲイアの事は書いていることを覚えているのですが。つまり、今の自分は未熟で、不完全であると。よく例えられるのは登山ですが、キーネーシス的な考えとは、山頂にたどり着くことが目的だからそれまでの道中は単なる過程で、エネルゲイア的な考えとは、道中の風景、食事、出会い、全ての過程が登山であるという考え方です。きっと僕はまだキーネーシス的な考えが抜けないから、セッションに行くのもビビるし、人とセッションする時も自分のミスやできないことばかり気になるし、縮こまるし、という感じなのでしょう。


誰かとセッションする時、特に上級者とやる時は、たぶん無意識に「うまいことやらなきゃ」と思ってるんです、僕。何か「正解」「模範回答」を探している自分がいる。そう、学校のテストのように。「ジャズとはこうでなくてはならない」「コーダルにソロをとらねばならない」「バッキングはこうでなくてはならない」などなど。自分の演奏を善し悪しで評価してるんです。


もちろんそういうのも大事だとは思います。そうでないと成長しませんからね。


でもそれと同じくらい重要なのは、自分が一人のミュージシャンとして、一人の人間として、その瞬間を本気で楽しんでいるかどうかな気がしました。


偉大なギタリスト2人はたぶん上手く見せようとか、ここはこうでなくてはならないとか、そういうことから一切リリースされている気がしました。それよりも2人及びお客さんを含めた会場全体で楽しいことをしよう、美しいものを創ろう、というピュアなモチベーションな気がします。2人は呼吸をしているし、お互いの呼吸を感じていたように見えました。




2つめ。

井上銘さんは独自の音を持ってる。

当然と言えば当然なのですが、同じジャズギタリストだけど、小沼さんとは全く違うんです。銘さんがギターで創る美しくてピュアな世界に自分も感化された気がします。本当に綺麗でした。とてエモに揺さぶられました。

そこで、ミュージシャンにとって最も大事な事は、自分の音を持っていることかもしれないと思いました。普段練習しているときは、リズムが合ってるか、音が合っているかなど、いかに正しく弾くかということを目指してしまいますが、その先にあるのは、先生か誰かに丸をもらうことではなくて、自分の音を追求することであるということを忘れたくないなと思いました。


そして自分の音を追求するには、まず自分の「好き」を集めることかなと思います。いい演奏を聴く、グッと来たらそれがどうなっているのか分析して、再現性を高める。

あとは自分の演奏を分析すべきっていうおもしろい意見をツイートで見たのを思い出しました。これも自分の音を確立していくために重要なことかもしれません。



以上です。


この気づきがあったからと言って普段の練習のやる項目としては変わりませんが、内なる意識が変わるといいなと思います




今自分がジャズを演奏する上で、一番ストレスに感じていることは「自分が自分で何を弾いているかわかっていない」という状態です。

我らが小沼ようすけさんも「わかっている事を弾きたい」と我々修行僧に語っておられます。

で、「わかっている」ためには、演奏中に「今コードが何であるか、次は何か」を把握しているということは超重要であり、コードに沿ってアドリブ演奏するということは、自分が弾いていることをわかっている状態であると思います。それが元々のジャズ、ビバップの発想であると理解しています。しかし、僕にはまだ難しくて思うようにできないというのが正直なところです。

どうしてもスケール一発のポジションに頼ってしまったりとか(スケール一発で歌うのとはまた別)、やり慣れた曲は、流れていくコードを把握している瞬間もあるっちゃぁあるのですが、フレーズが細切れになって続いていかないという状態です。

リズム感だとかレパートリーの数とかタッチとか、課題は星の数ほどあるのは承知ですが、何としてもとにかくコーダルに演奏できるようになりたい!!「自分が自分で何を弾いているかわからない」 状態、スケール一発に頼ってしまうという状態から早く抜け出したいと思っております。もちろんスケール一発で弾くのが悪いという意味では毛頭ありません。しかし自分としては、一人前のジャズマンになるために、スケール一発でも弾けるし、コードでも弾けるというようになりたいのです。


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では、コーダルに演奏するにはどんなスキルが必要なのか考えてみました。
  1. 曲のコード進行を常に把握できている
  2. 各コードの音がギターの指板でどのように配置されているか把握できている
  3. 1つのコード、もしくは複数のコード(コード進行)を聴くとフレーズが聞こえてくるもしくは弾きたくなるフレーズがある
大きくはシンプルにこの3つではないかと考えました。
では、それぞれどのように練習すればそのスキルを伸ばせるのでしょうか?


(1)曲のコード進行を常に把握できている
  • コード進行を把握しているかどうか自分でペーパーテストする
  • いろんなヴォイシングでバッキングをする
  • 音源を聴きながら、"Eb"..."Eb"..."Dm7b5"..."G7"..."Cm7"...と呟く
  • アルペジオで曲を弾き進めてみる(機械的でOK)。ルートから、3度から、5度から、様々なポジションで弾いてみる。
  • アルペジオを繋げて弾く(←苦手.....)。コードが変わったら5弦とか6弦とかに戻るのではなく、終わったところから次のコードで一番近い音に繋げて弾く。(機械的でOK) 
  • アルペジオで弾く練習に途中でコードをジャッ!て入れたりする。
  • アルペジオの途中にオルタードなどのジャズフレーズとか入れてみる
  • フレーズをベース音かコードを鳴らしながら、つまりソロギターのように弾く

僕はアルペジオ練習苦手意識があって最近やっていないのですが、それはアルペジオがすぐにフレーズになる感じがしなかったからと思われます。そういえばそんな事以前にもブログで書きました。これはフレーズの練習ではなく、違う目的があると捉えればやりたい気持ちになってきました。


(2)各コードの音がギターの指板でどのように配置されているか把握できている
  • (1)で挙げたアルペジオ練習がメインでしょうか。
これくらいしか浮かびませんでした。てことは1と2の解決策は同時にできるってことでしょうかね?


(3)1つのコード、もしくは複数のコード(コード進行)を聴くとフレーズが聞こえてくるもしくは弾きたくなるフレーズがある
  • 主婦たちが料理でクックパッドを見るように、先人たちがどういう風に料理しているのか研究する(=コピーする)。どんな具材(音)をどんなタイミング(リズム)で入れているのかをよく観察する。そしてそれを自分の歌心に取り込む努力をする。
  • 書きソロをして、過去にコピーしたフレーズや自分なりの歌心をアウトプットしてみる
  • マイナスワンを聴きながら歌って通勤する



対策案として真新しい項目はありませんが、それぞれがコーダルにソロを取れるようになるためにどのように重要であるということが個人的に整理できたような気がします。アルペジオ練習を再開せねばならないな〜


日常の自分の高いパフォーマンスを維持するためには健康が必須だと考えておりまして、そのための食事、睡眠、運動はだいぶ良い感じになってきたかなと思っているのですが、1つ決定的に欠けているなということがありました。

それは自然に触れることです。

高い集中力を発揮するためにも、体調を維持するにも、自然と戯れること、緑の中で散歩などの軽い運動をすること(=グリーンエクササイズ)が大事と、メンタリストDaiGoさん、パレオな男さんから学びました。

微生物と上手くやっていこう「パレオダイエットってなに?2015年版 #5


最強ストレス解消法「グリーンエクササイズ」はどれぐらいで効果が出るのか?



しかしコンクリートに覆われてしまった都心で、しかも忙しい日常の中では、時間をわざわざ取って行くことをしないとなかなかできません。僕の家の周りにも公園はありますが、大抵ブランコと砂場があるくらいで、緑に溢れた良い感じの公園がないのです。


そんな折、友人らから公園でヨガをするというパークヨガに誘われました。僕は基本的に団体行動が苦手なので、お誘いと名のつくものはだいたいお断りするのですが、グリーンエクササイズのいい機会だと思って混じらせていただくことにしました。


というわけで、パークヨガ@新宿御苑です。

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なんと入園に200円かかります。。。
ちなみに運営者は区や都ではなく、なんと環境省らしい。



うおー!これこれ。
ゲートをくぐった瞬間から、森のお出迎えです。
自然の匂いが心地いい。
 
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自然の中に浮遊する微生物を取り込むのがいいらしいので、それを意識して積極的に呼吸します笑。いわば200円の微生物食べ放題ですから、元を取らねばなりません。

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曇天でポツポツ雨が落ちる瞬間もありましたが、最高に気持ちよい。

池もあったり。
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バラの咲き誇るフランス式庭園があったり。
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で、ヨガです。
朝9:30から始まりました。
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ヨガで磨かれたしなやかな体の動きをされる女性インストラクターの元、60分間いい心地で久しぶりにヨガやりました。

瞑想を少し勉強しているので、自分の体を観察する(安定しているところ、きつく感じるところなど)、一つ一つの気づきに対して良し悪しの判断をしない、といった考え方が興味深かったなぁと感じています。

終わってからは、「運動としては大してきつい事をしていないなー」という感じで、ストレッチをしたくらいな印象だったのですが、その後にトレーニングをしたら、いつもよりキツかったので体には割とこたえていたんだなーと知りました。

その後、朝買ったバケットでサンドイッチを作って食べるというエモな日曜の午前でした。


本当に気持ちよかったので、これは定期的に参加したいなと思いました。


こうして木々や土からの微生物を体内に取り込み、自然に触れてストレスを解消したので、酒、タバコ、女、麻薬に溺れた偉大なジャズマン、チャーリーパーカーのコピーに励みます。

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